世界的に活躍する「振付家 ダミアン・ジャレ×彫刻家 名和晃平」 によるコラボレーション最新作を、海外公演に先駆け、福岡•博多にて“世界初公開”

儚くかたちを変える物質を通じて、生命と世界の本質を探る“パフォーマンスアート”《Mirage [transitory]》(ミラージュ [トランジトリー])

株式会社Zero-Tenのプレスリリース

Photo: Yoshikazu Inoue

イマーシブシアター“THEATER 010”にて、2024 年 9 月 27 日(金)より開催!

 多様なものづくり機能を併せ持ち、映像・イベント・ホームページなどの総合的なプロデュースを 行う株式会社 Zero-Ten(本社:福岡県福岡市、代表取締役:榎本二郎)は、2024 年 9 月 27 日(金)~ 10 月 6 日(日)、世界的に活躍するベルギー/フランスの振付家・ダンサー「ダミアン・ジャレ」と彫 刻家「名和晃平」のコラボレーションによる新作パフォーマンスアート《Mirage [transitory](ミラ ージュ [トランジトリー])》 を 、 世 界 ト ッ プ レ ベ ル の 食 と エ ン タ メ が 融 合 し た 福 岡 ・ 博 多 の 複 合 施 設「010 BUILDING(ゼロテン ビルディング)」併設のイマーシブシアター「TEATER 010(シアター ゼロ テン)にて開催することを決定いたしました。本日より、公演チケットの販売を開始いたします。

【開催概要】

名称      :Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])

期間      :2024 年 9 月 27 日(金)~2024 年 10 月 6 日(日) 計 12 回公演

会場      :THEATER 010(福岡県福岡市博多区住吉 1-4-17)

公演時間:約 70 分(間奏あり)

振付      :ダミアン・ジャレ

セノグラフィ・セットデザイン:名和晃平

音楽      :Thomas Bangalter

衣装      :ANREALAGE

出演      :Aimilios Arapoglou、湯浅永麻(Ema Yuasa)、笹本龍史(Ryoji Sasamoto)、

             Vinson Fraley、三東瑠璃(Ruri Mito)、牧野李砂(Risa Makino)、

             Li Kehua (Lico)、福士宙夢(Surimu Fukushi)

チケット:https://eplus.jp/sf/detail/4143000001-P0030001

               前売り 1 階席 8,000 円/学生4,000 円

                         2 階席 5,500 円/学生 3,000 円

                         立ち見 5,500 円/学生 3,000 円

                当日   1 階席 9,000 円/学生 5,000 円

                         2 階席 6,500 円/学生 4,000 円

                         立ち見 6,500 円/学生 4,000 円

主 催      :株式会社 Zero-Ten

企画制作 :Sandwich Inc. / 株式会社- Zero 1 –  -Ten / Super Massive Global 株式会社

公式サイト:https://supermassiveglobal.co.jp/art/mirage

 ジャンルや形式に捉われず、様々なクリエイターとコラボレーションしながら世界的に活躍するダ ミアン・ジャレと名和晃平。もともと日本文化に深い関心を寄せていたダミアン・ジャレが、2013 年 の「あいちトリエンナーレ」で名和晃平のインスタレーション作品《Foam》に共鳴したことから、そ の関係は始まりました。二人が 10 年にわたって続けてきたコラボレーションは、科学と神話、彫刻と ダンスの境界を超えた表現を生み出しています。

 最新作となる《Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])》は、これまでのコラボレ ーション三部作 ——死と再生がテーマの《VESSEL(ヴェッセル)》、霧を用いた《Mist(ミスト)》、 彷徨うものたちを描く《Planet [wanderer](プラネット[ワンダラー])》—— に続く作品として、新 たな展開を目指します。出演には、ギリシャ・アメリカ・オランダ・中国・日本など世界中で活躍す るダンサーたちを招聘。さらに、音楽を元ダフト・パンクの Thomas Bangalter が、衣装をテクノロジ ーと身体の関係性を追求する ANREALAGE が制作します。また本プロジェクトは、今回の福岡公演が海 外公演に先駆けての“世界初公開”であり、今後、スイス・ジュネーヴ大劇場でスケールアップしたバ ージョンへの展開と、ヨーロッパ公演の巡回を予定しています。本公演は、そうした継続的な発展へ のプロローグとしても位置付けられます。

 過去三部作はゆるやかなコンセプトの連続性を持っており、近作の《Planet [wanderer]》では、砂漠 や別の惑星といった、荒涼とした環境において彷徨う人々の姿が描かれています。《Mirage [transitory]》では、そんな環境の中で限界を感じた人々が見る幻覚や蜃気楼に焦点が当てられます。 ゆらめく幻が実在するかどうか確かめられないまま、そこに希望を見出すものたち。ダンサーが近づい ては離れ、離れては近づきを繰り返しながら、めまぐるしく姿を変容させていく様は、生命の儚さと永 遠性を同時に表現しています。圧倒的な没入感を体験できるイマーシブシアター「THEATER 010(シアタ ー ゼロテン)」ならではの、観客とダンサーの距離が近い環境を活用した、ダイナミックな舞台構成に も注目です。臨場感溢れる空間×アート×ダンスの融合を、ぜひお楽しみください!

【公演内容】

Mirage [transitory](ミラージュ [トランジトリー])

本作においてダンサーたちは、明滅する光やうつろう気象、あるいはその中で進化や変態を繰り返す 動植物たちのように、刻一刻と姿を変えていきます。それら異なる姿形のもの同士が触れ合うことを 通じて、生と死、太古と未来、調和と混沌といった、一見対立する概念の境界が手探られます。やが て、情報と物質の境界すらもあいまいになった舞台は、ひとつの「変容の場」と化していきます。 ダミアン・ジャレと名和晃平は、その先に広がる未知の風景を描き出そうとしているのです。

【会場情報】

THEATER 010(シアター ゼロテン)

イマーシブシアターと呼ばれる、今話題の体験型エンターテインメント施設。デザインされた空間、迫 力の音響照明演出、DJ による音楽、世界トップレベルのパフォーマーによる歌、ダンス、アクロバット など、一足踏み入れた瞬間から非日常的な空間が広がります。エネルギッシュでスリル溢れる芸術体験 をお楽しみいただけます。

010 BLUDING  (c)GION

THEATER 010がある「010 BUILDING(ゼロテン ビルディング)」は、世界で活躍するアート、エンターテインメント、フード、カクテル、建築家など、各ジャンルの世界的に著名な人々の融合を通じて、福岡に新しいカルチャーを創り出し、これまでにない体験を生み出す複合施設として2022年12月1日にオープンいたしました。https://010bld.com/

【プロフィール】

ダミアン・ジャレ

ダミアン・ジャレ Damien Jalet

振付家/ダンサー/ダンス教師

1976年ベルギー生まれ。フランス系ベルギー人。ダンスをはじめ、彫刻家のアントニー・ゴ-ムリ-やミュージシャン、振付師、映画監督、デザイナーらと作品の合同制作をするほか、オペラや音楽ビデオの振付を手がけるなど、その活動は多岐にわたる。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命されている。

名和晃平

名和晃平 Kohei Nawa

彫刻家/Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授

1975 年大阪府生まれ。京都を拠点に活動。

2003 年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。 独自の「セル(細胞・粒)」の概念のもと、彫刻の「表皮」に焦点を当て、 立体・平面・インスタレーション・建築・パフォーマンスアートなど、ジ ャンルを横断した数々の作品を発表。彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者 に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。

トーマ・バンガルテル Thomas Bangalter

アーティスト、ミュージシャン、作曲家

ダフト・パンク(1993-2021)の共同創設者かつメンバーであり、30 年にわたって、人間とテクノロジ ーの関係について探究している。

ダフト・パンク/個人として、松本零士、ダミアン・ジャレ、JR、ホフェッシュ・シェクター、アン ジュラン・プレルジョカージュ、カンタン・デュピュー、スパイク・ジョーンズ、ジョルジオ・モロ ダー、ミシェル・ゴンドリー、スティーヴィー・ワンダー、ピーター・リンドバーグ、リチャード・ フィリップス、カニエ・ウェスト、ナイル・ロジャース、ジュリアン・カサブランカス、ポール・ウ ィリアムズ、ファレル・ウィリアムス、チリー・ゴンザレス、アーケイド・ファイア、マチュー・シ ェディッド、ザ・ウィークエンド、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ギャスパー・ノエらと主にコ ラボレーションをしている。

2014 年、ダフト・パンクのスタジオアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』が、グラミー賞最 優秀アルバム賞を受賞。撮影監督としても活動。パリ在住。

森永邦彦 Kunihiko Morinaga

デザイナー

1980 年、東京都国立市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。 大学在学中にバンタンデザイン研究所に 通い服づくりをはじめる。2003 年「アンリアレイジ」として活動を開始。2005 年東京タワーを会場に 東京コレクションデビュー。東京コレクションで 10 年活動を続け、2014 年よりパリコレクションへ進 出。2019 年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出、同年第 37 回毎日ファッション大賞受 賞。2020 年伊・FENDI との協業をミラノコレクションにて発表。2021 年ドバイ万博日本館の公式ユニ フォームを担当、2023 年ビヨンセのワールドツアー衣装をデザイン。

【ダミアン・ジャレと名和晃平によるコラボレーション作品】

VESSEL

VESSEL(ヴェッセル)

2016 年に京都で初演。生と死、大地と生命の循環、その全ての背景をなす“vessel(器)”を基本概念 とした初のコラボレーション作品。「ヘッドレス」と呼ばれる、頭部を見せない特徴的な姿勢をとったダ ンサーたちが、彫刻的な身体表現を通じて世界観を描き出す。

Mist

Mist(ミスト)

2021 年 5 月にオランダで予定されていた舞台公演が中止となり、映像作家ラヒ・レズヴァニの撮影によ る映像作品として、2022 年 1 月にオンライン配信。霧と身体の関係が神話的なイメージを織り成す幻想 的な映像作品。

Planet [wanderer]

Planet [wanderer] (プラネット[ワンダラー])

2021 年 9 月にパリで初演。光を反射する黒い砂のランドスケープを背景に、地を這う霧や降り注ぐ粘度 の高い液体が気象現象のように舞台を包み込む。その中で、植物のように⾵に揺れるダンサーたちの身 体表現が印象的。

主催者情報

Dare To Create Culture, We Are Different.

アートやカルチャーで福岡をもっと面白い街に

会社名:株式会社Zero-Ten

本社所在地:〒812-0000 福岡県福岡市博多区祇園町8-13 第一プリンスビル1F

代表者:榎本 二郎

設立:2011年9月9日

事業内容:映像制作、アートキュレーション、イベント企画・運営、空間演出・デザインなど

https://zeroten.jp/

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