<開催レポート>現役工科高校生との交流イベント 「都立工科高校ドリーム・フェスタ 2024」

「都立工科高校ドリーム・フェスタ2024」PR事務局のプレスリリース

スペシャルサポーターのみやぞんが工科高校生に
“日本の未来を支えてほしい”と熱いエール!
小中学生や保護者など約3,810人が参加!

東京都教育委員会は、7月28日(日)に新宿住友ビル三角広場で「都立工科高校ドリーム・フェスタ2024」を開催しました。

メイン画像1

メイン画像2

東京都教育委員会は、7月28日(日)に新宿住友ビル三角広場で「都立工科高校ドリーム・フェスタ2024」を開催しました。本イベントは、ものづくりが迎える新たな局面に向き合い、社会からの期待に応える工科高校を目指すため、 東京都が2022年に策定した「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト Next Kogyo START Project」を背景に、創造的な活動により、新しい価値の創出や都市課題の解決に貢献できる人材を輩出する工科高校の魅力を伝える施策の一環です。当日は都立の工科高校21校が各校の特色を紹介するブース出展や工科高校の生徒が自校の魅力を発信するPRタイム、ものづくりやデジタル技術の体験機会の提供といった様々なコンテンツを実施しました。現役の工科高校生と来場者が活発に交流する様子が見受けられ、小中学生を中心とした子どもたちやその保護者など、約3,810人が来場しました。その他、スペシャルサポーターのみやぞんさんや工業高校出身の声優・久保田未夢さんら豪華ゲストが登壇するステージイベントも実施し、会場は大いに盛り上がりました。

イベントビジュアル

イベントビジュアル(イラスト制作 都立八王子桑志高校 港 真綾さん)

イベントロゴ

イベントロゴ(イラスト制作 都立工芸高校 古賀 ひなたさん)

■工科高校PRタイム

工科高校PRタイム1

工科高校PRタイム2

工科高校PRタイム3

計21校の工科高校の在校生たちが、それぞれの高校の魅力を伝えるプレゼンテーションを行いました。ゲストにはスペシャルサポーターのみやぞんさんが登場しました。1校4分間という短い持ち時間の中、工科高校生たちは、工科高校でしか得られない技能やものづくりの楽しさを精一杯伝えていました。みやぞんさんは工科高校生たちのプレゼンテーションに対して、「堂々としていて素晴らしいプレゼンだった。学生の皆さんの“これからの日本をよくしたい”という熱い気持ちが伝わってきて感動した。日本の未来を支えてほしい」とエールを送っていました。

■スペシャル対談

スペシャル対談1

スペシャル対談2

スペシャル対談3

「ワクワクするものづくりの未来」をテーマに、宮坂 学東京都副知事と株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩さんのスペシャル対談が行われました。MCはフリーアナウンサーの宇賀なつみさん。福澤さんは、現在「空飛ぶクルマ」の開発に力を入れており、ものづくりに興味を持ったきっかけは、「幼いころから家電を分解するのが好きで、気づいたらものづくりにのめり込んでいた」と、幼少期のエピソードを語りました。そして、「好き」を仕事にするためには、「最初は自分が少しでも興味のあることに色々と取り組んでみることが大切。そうすると自然と夢中になれるものが見つかる」と学生たちにアドバイスを送りました。
宮坂副知事は学生たちに対し、「普段とは違う体験、新しい経験を積み重ねていくことで、自分にフィットするものが見つかるはず。“好き”を見つけることを諦めないでほしい」と語りました。また、工科高校生に対しては「今の世の中にないものをたくさん生み出してほしい」と期待を寄せていました。

■卒業生講演

卒業生講演1

卒業生講演2

卒業生講演3

平成26年に都立総合工科高校を卒業した高橋 元さんによる講演を行いました。高橋さんは現在、I-PEX株式会社で活躍しており、工科高校に入学してよかったことや工科高校で得たスキルが今の仕事にどう活かされているかなどの話をしていただきました。高橋さんは工科高校を目指す学生たちに対し、「工科高校に入学してよかったことは、好きなことを共有できる仲間ができたこと。工科高校は3年間で専門性に特化した知識や技術を学ぶことができる貴重な場所なので、そのチャンスをぜひ掴んでほしい」とメッセージを送りました。
※高橋 元さんの「高」は、はしご高(はしごたか)が正式表記。

■Waku Waku!スクールライフトーク

スクールライフトーク1

スクールライフトーク2

スクールライフトーク3

工業高校を卒業した声優の久保田未夢さんと現役工科高校生6名が、工科高校ならではの魅力と楽しさを語るスクールライフトークを行いました。MCはフリーアナウンサーの宇賀なつみさん。高校では主にプログラミングを学んでいたという久保田さんは自身の高校生活を振り返り、「普通科の高校と比べて実習が多いので、実践的な学びがあった。女子生徒は少なかったが、好きなことが共通している仲間なので、友達に困ることはなかった」とコメント。また、現役の工科高校生たちは、実習で目標が達成できた時や将来に活かせる資格が取得できた時、自分の研究成果を発表する時にワクワクや達成感を味わえると話しました。

■その他フロアイベント

フロアイベント1

フロアイベント2

フロアイベント3

各高校の特色を紹介するブース出展や工科高校生が製作した作品が展示され、工科高校生と来場者が交流する様子が見られました。また、来場者は、オリジナルストラップの製作体験やドローンの操作など、ものづくりやデジタル技術の体験を楽しんでいました。

■開催概要
日時 : 2024年7月28日(日)10:00~17:00
会場 : 新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6-1)
公式HP: https://www.r6koka-festa.metro.tokyo.lg.jp/

<内容>
【ステージイベント】
・宮坂 学東京都副知事と福澤知浩さん(株式会社SkyDrive 代表取締役CEO)による「ワクワクするものづくりの未来」をテーマにした対談
・久保田未夢さん(工業高校出身声優)と現役工科高校生による「工科高校」トーク
・スペシャルサポーターのみやぞんさん(お笑い芸人)と工科高校生による各学校の魅力紹介

【フロアイベント】
体験・実演コーナー:ものづくり・デジタル技術の体験や在校生による実演
工科高校ブース  :工科高校がブース出展し、在校生が各校の特色を紹介
作品展示コーナー :工科高校生が製作した作品の展示
先端技術コーナー :ホームラン競争やクレー射撃などのスポーツをVRで体験

今、あなたにオススメ