『オーメン：ザ・ファースト』ブルーレイ＋DVDセット 2024年10月30日（水）発売！

【STORY】

6月6日午前6時──、“悪魔の子”の誕生が迫っていた。そんな中、ローマの教会にやってきた一人の修道女見習いのマーガレットの周囲で巻き起こる不可解な連続死。一方、カトリック教会から破門されたブレナン神父は、教会の陰謀を暴露するためマーガレットに近づく。恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の邪悪な目論見を知ったマーガレットは、全てを明らかにしようとする。しかし、彼女を待っていたのはさらなる＜戦慄の真実＞だった…。

【STAFF】

監督：アルカシャ・スティーブンソン

脚本：ティム・スミス、アルカシャ・スティーブンソン、キース・トーマス

製作：デビッド・S・ゴイヤー、キース・レヴィン

製作総指揮：ティム・スミス、ホイットニー・ブラウン、グレイシー・ウィーラン

キャラクター原案：デヴィッド・セルツァー

【CAST】

マーガレット：ネル・タイガー・フリー

ローレンス：ビル・ナイ

ブレナン：ラルフ・アイネソン

カルリータ：ニコール・ソラス

シルヴァ：ソニア・ブラガ

【PRODUCTION NOTE】

■「オーメン」シリーズの軌跡から、前日譚となる『オーメン：ザ・ファースト』の誕生まで

リチャード・ドナーが『オーメン』の第1章を監督し、あの幼い悪魔の子ダミアンが初登場したのは1976年だった。この映画は興行的に大成功をおさめ、その後間もなく公開された2本の続編、『オーメン2/ダミアン』（78）と『オーメン／最後の闘争』（81）では、ティーンエイジャーそして大人へと成長してゆくダミアンが丹念に描かれている。また、1991年の『オーメン4』では、少女が新たな反キリストとなり、2006年にはジョン・ムーアが監督し、劇場公開された『オーメン666』が興行的に成功を収めた。そして今、この多産なホラー・フランチャイズに前日譚となる『オーメン：ザ・ファースト』が加わった。アルカシャ・スティーブンソンが長編映画監督デビューを飾り、鮮烈でスタイリッシュな恐ろしさをともなう新たなビジョンを吹き込んでいる。

「『オーメン：ザ・ファースト』ではまず、どこを見ても、どの片隅も、まったく信頼できないような恐ろしい感覚を作り出すことから始めました。それはたとえば「パララックス・ビュー」（74）や「反撥」（65）といった映画の特徴でもありますね。それをものにするには、この映画のアンカーにマーガレットの主観を置き、亀裂が生じて最終的に解けてしまう彼女の心理を追う必要がありました。何よりも、ダミアンのオリジンをしっかりと描くと同時に、現代人の心に響く、今この時代の混乱を強く反映したホラーを探求したかったのです」と、脚本／製作総指揮のティム・スミスは語っている。

■キャスト・スタッフが大絶賛！マーガレット役の若手女優ネル・タイガー・フリーの魅力とは

この24歳の女優は、経験豊富なプロから成るキャストやスタッフを一様に感心させた。「72歳の私が、実のところ、彼女からたくさん学んでいるのよ」とソニア・ブラガは笑う。「ネルはとにかく素晴らしいわね。映画に出るために生まれたような人で、カメラの存在とか自らの動きとか、あらゆることを常に意識しているわ。そういうところだけでなく、とてもミニマリスト的な演技がうまいところにも私は強い感銘を受けたわ」。「この物語はマーガレットの旅路を追ったものだから、観客は彼女の本当に恐ろしい経験を共にすることになるの」とブラガは続ける、「安全なところだと思っていた場所に来てみると、実はそうではなかったと判明すること。それがいかに恐ろしいことなのか、観客も皆さんにも感じてもらえたら嬉しいわね」。

「この役柄にネル・タイガー・フリー以上の人材は考えられません。ネルのマジカルなところは、カメラの前で徹底的に脆くなってみせるだけの心の強さを持ち合わせているところです」とスティーブンソンは言う、「彼女はまた、デリケートなぎこちなさを吹き込むことができます。そのぎこちなさがマーガレットの大きな魅力で、人々は彼女を一目で好きになる。しかも、その一方で、ネルは一見いとも簡単に凶暴さをにじみ出すこともできます。彼女は本当に恐れを知りませんね」。