犬と飼い主の幸せを願う出張トリマーの“夢のカタチ”！

京都を拠点にする「THE DOG Salonトリミングワゴン京都本店」は、トリミング専用のワゴンカーでトリマーの松尾麻未さんが依頼主のもとへ向かう移動型トリミングサロン。
どんな犬にも懐かれるトリマー歴１３年目の松尾さん。ワンちゃんへのあふれる愛の原点は、亡き父が可愛がっていた愛犬の優しさにありました。
能登半島地震の被災地に足を運び、トリミングのボランティア活動を行う松尾さん。犬と飼い主の幸せを願う松尾さんの日々に密着します。

（内　容）
　「THE DOG Salonトリミングワゴン京都本店」は、トリミング専用のワゴンカーでトリマーの松尾麻未さんが依頼主のもとへ向かう移動型トリミングサロン。京都を拠点にトリマー歴１３年目の松尾さんが自らハンドルを握り、足を運んでいます。

　トリマーとは、シャンプーやドライヤー、カット、爪切り、歯磨きなど犬の容姿を整えるスペシャリスト。松尾さんの作業場となるワゴンカーには水が入るタンクと排水タンク、発電機、シャワーの温度を上げるボイラーを装備しており、シャンプーからドライヤーまですべての作業が車内でできるようになっています。窓の外から飼い主がトリミングの様子を見ることができるのも好評です。

　１頭に１時間半から２時間はかかるトリミング。技術の高さもさることながら、松尾さんの魅力はどんな犬にも懐かれること。ワンちゃんをリラックスさせるために優しく語り掛け続けます。これもまた松尾さんに依頼が来る理由のひとつなのです。

　ワンちゃんへの愛があふれる松尾さん。その原点は高校時代に亡くなった父との別れにありました。突然の父の死に悲嘆にくれる松尾さんに寄り添ってくれたのが、父が可愛がっていた愛犬のレオくんだったのです。益々犬のことが好きになった松尾さんは「ワンちゃんに携わる仕事がしたい」と専門学校を卒業し、動物病院などでトリマーとして働き、１年前、トリミングワゴンと出会いました。

　松尾さんは、１月１日に発生した能登半島地震の被災地に足を運び、トリミングのボランティア活動も行っています。いまだ復旧の目途が立たない珠洲市に今年３度目の来訪。公民館の前にワゴンを止め、テキパキとトリミングを進めていると、トラブルが発生して…！？
　保護犬の施設でも活動する松尾さん。犬と飼い主の幸せを願う彼女の日々に密着します。