結成25周年を迎えるHYがサポーターに就任!白化サンゴ×漆芸による世界に一台の三線制作プロジェクト

「そこにあるべきではない三線」作りに挑戦するため、クラウドファンディングをスタート

株式会社クロステック・マネジメントのプレスリリース

 京都で美術商を営むKANEGAE(Gallery:京都府京都市)と、IoTクリエ―ターの育成やスタートアップ事業を支援する株式会社クロステック・マネジメント(本社:京都府京都市/代表取締役:北村誠)が推進する“KOGEI Next”から生まれた、日本文化や伝統工芸の魅力を再発見し国内外に幅広く届けるプロジェクト”和の響き”は、<白化サンゴ(注1)>を塗料・装飾の一部に使用した世界に一台の三線(注2)を制作するプロジェクトを7月15日の「海の日」にスタートしました。これに伴い、プロジェクトのスペシャルサポーターとして今年結成25周年を迎える、沖縄を代表するバンド「HY」の参加が決定しました。

 

 本プロジェクトは、「沖縄の海」と「沖縄の伝統楽器」が危機的状況にあること、そして伝統工芸とサンゴ礁保護活動の融合を通じて日本の文化と自然の重要性を広く伝えることを目的としています。現在も沖縄を拠点に活動し、沖縄の自然を守る活動を広く行うHYにスペシャルサポーターとして参加頂くことで、本プロジェクトの意義を世界に向けて発信したいと考えています。

本プロジェクトを成功させるため、「READYFOR」にてクラウドファンディングをスタートします。

 完成した三線は、2025年3月に開催するHY主催の音楽フェス『HY SKY Fes 2025 & 前夜祭』の前夜祭にて初お披露目いたします。

<プロジェクトテーマソング「そこにあるべきではないもの」>

プロジェクトタイトルにもある「そこにあるべきではない三線」の由来は、HYが2004年にリリースした3rd ALBUM『TRUNK』に収録されている、沖縄のゴミ問題に触れ、自然の大切さを歌ったHYの楽曲『そこにあるべきではないもの』からきています。「沖縄の美しい自然を守りたい」という想いが込められたこの楽曲をプロジェクトのテーマソングに起用し、未来の沖縄の自然や文化を考えていくプロジェクトを目指します。

<世界に一台の「そこにあるべきではない三線」制作>

沖縄の海にとって、本来「そこにあるべきではない」白化サンゴを、能登半島の漆芸職人が漆芸の塗料に使用できるか挑戦し、そこにあってはならないという想いを込めて、世界に一台の「そこにあるべきではない三線」を制作します。

<2025年開催予定のHY主催音楽フェス「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」にて完成三線を世界初公開>

世界一クリーンなFesをめざし、アートとクリーン活動を絡めたさまざまな取組みを行うHY主催の音楽フェス、「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」 (2025年3月開催予定) の前夜祭にて、本プロジェクトで制作する世界に一台の三線を世界初公開予定です。

<8月1日(木)よりクラウドファンディング開始>

本プロジェクトを通じて一人でも多くの方々と一緒に考え、そして課題解決に向けて行動する仲間を募るために、8月1日(木)よりクラウドファンディングをスタートします。本プロジェクトの成功に向けて、ぜひご協力をお願いいたします。詳細は和の響き公式Xでも随時発信いたします。

・和の響き公式X

https://x.com/wanohibiki2024?s=21

・クラウドファンディングページ

https://readyfor.jp/projects/wanohibiki-sanshin

※実施期間:2024年8月1日(木)10:00~2024年9月30日(月)23:00

■HYプロフィール

HY(エイチワイ)。2000 年結成。沖縄県うるま市出身4人組。グループ名の「HY」は、彼らの地元・東屋慶名(Higashi Yakena) の地名が由来。 現在も沖縄に在住し、“More Local , More Global”(もっと地域にもっと世界に)をテーマに全国・世界へと音楽を発信している。2024年、4月クールのフジテレビ系月9ドラマ『366日』では、楽曲発売から16年たった今「366日」がモチーフとなるドラマが展開され、バンド結成25周年を記念してベストアルバムをリリース。9月22日からは沖縄を皮切りに25周年全国ツアーが始まる。またHY主催の「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」は2025年3月、6回目の開催決定!!

HY Official Web Site 「HY ROAD」: https://hy-road.net/

HY Official YouTube: http://www.youtube.com/user/hyofficial922

仲宗根泉 YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC9AudnUv9qNEuT4ivOopuYg

HY Instagram:https://www.instagram.com/hy_road_922/

HY Official Facebook:http://www.facebook.com/hyroad.hy

HY Official Twitter:https://twitter.com/hy_road

<HYからのコメント>

世界に一つだけの三線プロジェクト。

この三線にはこれからの素敵な未来への願いが詰まっています。

このような形で表現し、形にして皆様に伝える事が出来て嬉しいです。

スペシャルサポーターとして発信していきます!―HY―

<HY SKY Fes 2025 & 前夜祭について>

今を生きる子供たちに何かステキなきっかけを作ることはできないだろうか?

子供たちの大きな夢・語り継いていきたいステキなもの・家族みんなで繋がっていく大切な時間を

沖縄の広がる大きな海と、どこまでも繋がる青い空の下で、みんなで創り上げる参加型Fes。

・URL : https://skyfes.net/

注1) 本リリース内では、サンゴ植付けの種苗育成のために陸上養殖している過程で白化し、回復が見込めなくなったサンゴ骨格のことを<白化サンゴ>と記載しています。

注2) 全国邦楽器組合連合会・沖縄県三線製作事業協同組合調べ

■和の響きプロジェクトについて

”和“の響き。それは、日本人が受け継いできた技術と、その時代を生きた人々の流行、そして日本の気候・風土の結合によって生まれた、日本独自の響きといえます。

和楽器だけではなく、「和」と名の付く様々な日本の文化が生み出す”響き”を入口に、日本文化や伝統工芸の魅力を再発見し、それを日本だけでなく海外にも、幅広く届けるプロジェクトです。

・X(Twitter) :https://x.com/wanohibiki2024?s=21

■和の響き@KOGEI Next第一弾プロジェクトについて

三味線文化の次世代への普及と新しい在り方を提案するため、詩吟と和楽器を融合させた人気ロックバンド「和楽器バンド」のメンバーで津軽三味線担当である蜷川べに専用津軽三味線を制作しました。

この世界で1つだけのエレキ三味線「Lycoris」をきっかけに津軽三味線のインストゥルメンタル楽曲その名も同じく「Lycoris」が生まれました。

・Lycoris Music Video : https://www.youtube.com/watch?v=hlkCZPtnOwU


■KOGEI Nextについて  

100 年後、現代の工芸が古美術品となった時、令和の空気を伝えられる作品とはどのような作品でしょうか?

KOGEI Next は、工芸作家とこれまで関わりの薄かった現代社会が重なることで生まれる作品や活動、

自然環境や社会課題との関わりを通じて、モノとしてだけではない新たな価値を持った工芸の次のすがたを実現させる運動です。

主  催 : KANEGAE、株式会社クロステック・マネジメント

協  賛 : 株式会社ゴールドウイン

パートナー :  京都芸術大学、京都女子大学、一般社団法人アートハブ・アソシエーション、ArtSticker、

ONBEAT、画箋堂、計数技研、Think & Craft、startbahn、DESIGNART TOKYO、和の響き

アドバイザー :  山下裕二(美術史家、美術評論家)

            広瀬麻美(浅野研究所・代表取締役)

前﨑信也(京都女子大学・教授、工芸史家)

・URL      : https://kogei-next.jp/

・YOUTUBE  : https://www.youtube.com/@kogeinext8128/videos

・Instagram   : https://www.instagram.com/kogeinext/


■沖縄県三線製作事業協同組合について

沖縄の芸能文化の中心的存在として今日まで脈々と受け継がれてきた三線。しかし、三線製作界は職人の高齢化や後継者不足、原材料の枯渇などが問題になっています。当組合は、これらの問題を解決するために三線の展示、演奏体験を通した情報発信や、後継者育成事業などに取り組んでいます。

URL : https://okinawa34.jp/

■漆芸集団「彦十蒔絵」について

若宮隆志が主宰する漆芸の職人集団。古典的な技術を研究するとともに新しい技術の開発にも積極的に取り組んでいます。かざり、あそび、ユーモアなどを踏まえた古くて新しい意匠の作品により、伝統的な漆芸の世界を復興するための活動を行っています。

URL : https://hikoju-makie.com/

■日本サンゴ礁学会について

サンゴ礁研究の発展と学際的知識の進歩およびその普及を図ることを目的に1997年に設立され、サンゴやサンゴ礁に関心のある異分野の人々が参加することのできる数少ない学会です。大学、研究機関の研究者だけでなく、民間企業、官庁、財団、NGO、ダイバーなど、サンゴやサンゴの棲んでいる環境に関心のあるすべての方々に開かれた学会を目指しています。

URL : https://www.jcrs.jp/

■沖電開発株式会社について

陸上にある養殖場でサンゴを養殖し、海へ植付ける活動を2009年から行っています。

きっかけは、一年を通して温度が一定で、清浄性の高い”地下浸透海水”を発見したことでした。

本プロジェクトでは、サンゴの植付と半年後、一年後のモニタリングを実施いたします。

皆様とともにサンゴについて知り、ともに成長を見守ることを楽しみにしています!

URL      :https://www.okikai.co.jp/environmental.php

Instagram :https://www.instagram.com/sango_yosyoku_okikai/

■全国邦楽器組合連合会

一般社団法人全国邦楽器組合連合会は、全国の邦楽器にかかわる製造業、卸業、小売業で構成する全国18の組合からなる連合組織。邦楽器関連企業及び邦楽の健全たる発展を支援し、社会的地位向上に貢献し、豊かな社会作りに寄与することを目的としております。 業界唯一の全国組織としてのネットワークを活かした活動をすると共に、行政に対しても提言を行い邦楽器の普及拡大推進に努めています。

URL :https://zenhouren.jp/

京都女子大学 生活造形学科 前崎ゼミ

京都女子大学生活造形学科では多彩なデザイン活動を行っています。本プロジェクトでは、KOGEI Nextのアドバイザーであり、工芸文化史が専門の京都女子大学生活造形学科教授 前崎信也と、前崎ゼミでデザインとアートマネジメントを学ぶ大学生がクラウドファンディングの運営、SNSでの広報等をサポートします。

■KANEGAEについて

京都大徳寺総門(京都市北区)正面でギャラリーを運営。

時代屏風、近代美術工芸品、彫刻などを中心に現代美術まで多岐の分野を取り扱っています。

現代の工芸家たちと100年、200年先に古美術作品となった時に、真に誇れる作品を作ろうというプロジェクト

『Japanese Sculpture Next 100 years project』にも取り組んでいます。

URL  : https://japanese-sculpture.com/

■株式会社クロステック・マネジメントについて

デザイン×テクノロジーにより様々なビジネスプロタイピングを推進。

住 所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山2番地116号(京都芸術大学内)

出資社:学校法人瓜生山学園/株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ/株式会社ABBALab/株式会社電通

URL  : http://xtech-m.co.jp/

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