KDDI、松竹CVCとショート動画支援プロジェクト「AS CREATION PROJECT(アスクリエイションプロジェクト)」を開始

第一弾は「ごっこ倶楽部」、小島藤子・宇垣美里出演の長編作品を 8月9日から配信開始、主題歌はPenthouse新曲「一難」を使用

KDDI株式会社のプレスリリース

KDDI×松竹CVC「AS CREATION PROJECT(アスクリエイションプロジェクト)」

KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋誠、以下 KDDI)は2024年8月6日、松竹グループのコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)である松竹ベンチャーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上貴弘、以下 松竹ベンチャーズ)とともに、ショート動画製作を支援するプロジェクト「AS CREATION PROJECT(アスクリエイションプロジェクト)」を開始したことをお知らせします。

 第一弾として、ショートドラマを製作するスタートアップ企業で、日本一(注)のショートドラマクリエイター集団『ごっこ倶楽部』を運営する株式会社GOKKO(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:田中聡、以下 ごっこ倶楽部)とパートナーシップを締結し、作品製作を行いました。

本プロジェクトで製作され、小島藤子さんや宇垣美里さんら豪華キャストが出演する全72話の作品「トリッパーズ」は、2024年8月9日からTikTokなどの各プラットフォームにて順次公開されます。また本作品にはPenthouseの新曲「一難」を主題歌にストーリーが展開されます。

「AS CREATION PROJECT」について

昨今、TikTokなどSNSを中心にデジタルコンテンツとの接触が増えたことにより、縦型ショート動画市場が急拡大しています。また、視聴者がさまざまなコンテンツに触れる機会が増えたことから、作品としてのクオリティに加え、視聴者自身にとって魅力的に感じられる多様なコンテンツが求められるようになっています。

縦型ショート動画は、TikTokやYouTubeのような無料プラットフォームが主な配信場所となっており、作品公開後に再生回数や評価によって収益額が確定する不安定な収益モデル構造です。世界では有料VODサービスなどから資本のサポートを受け、コンテンツ製作がより加速していますが、日本国内においては、クリエイターが十分な制作費を担保できず、自由な作品づくりに挑戦しづらい環境となっています。これらの課題解決に向け、KDDIは松竹ベンチャーズと「AS CREATION PROJECT」を立ち上げ、ショート動画製作を支援していきます。

KDDIは、スマートフォンでの動画視聴が普及した時代の変化に対応し、パートナー連携によるコンテンツ視聴の促進や新技術によるコンテンツの魅力化により、エンターテインメント領域の事業拡大に取り組んでいます。明治時代からエンターテインメント業界でビジネスを展開してきた松竹グループと連携し、両社の強みやアセットを活かしながら、お客さまがよりエンターテインメントを楽しんでいただけることを目指していきます。

「AS CREATION PROJECT」第一弾:「ごっこ倶楽部」

『ごっこ倶楽部』は、縦型ショートドラマコンテンツ市場をけん引しているスタートアップ企業です。本プロジェクトの目指す“自由な作品作りをサポートし、高クオリティな作品をスマートフォンでより多くの人に視聴いただく”というコンセプトを実現する意味で、課題感や目指す方向性が近いという理由から、「AS CREATION PROJECT」の対象の第一弾として選定されました。KDDIおよび松竹ベンチャーズと長編ショートドラマ製作のパートナーシップを締結し、ショートドラマ作品「トリッパーズ」を製作しています。

<主な内容>

KDDI

・ショートドラマ製作に関する金銭面での協力

 ・プロモーション活動のサポート など

松竹ベンチャーズ

・松竹グループが持つアセットの提供支援 など

ショートドラマ作品「トリッパーズ」について

ショートドラマ作品「トリッパーズ」

<あらすじ>

モラハラでクズな夫・マサトシと暮らす無職の朝美は、とある飲み会で出会ったパパ活女子・リコに馬鹿にされ、酔った勢いで怪しい求人サイトに登録してしまう。翌日、夫に無職であることをいびられて仕事を探していた朝美のもとに突然、謎の女・小夜から電話が。満たされないながらも普通だった朝美の日常が変わっていく……。規制の厳しい地上波では放送できない、現代社会にあるグレーな要素も散りばめた大人の青春ストーリーです。

<作品概要>

タイトル : トリッパーズ

配信日  : 2024年8月9日から順次公開(全72話)

配信先  : TikTok、YouTube、Instagram、BUMP

出演者  : 小島藤子(朝美役)、宇垣美里(小夜役)、渡辺大貴(伊月役)、白河芹(リコ役)、谷沢龍馬(長坂役)、田嶋壮志(ケン役)、鎌田あゆ(アイ役)、宮地真緒(ミホコママ役)、金子昇(関根役)

スタッフリスト : 製作:田中聡、志村優、海江田宗 監督:多田智 原作・脚本:海江田宗 

演出/アクション・コーディネーター:石橋寛仁 助監督:小池匠 制作主任:中林昇汰 

制作:工藤萌美 撮影:中山裕規、大久保勇輝、上村優斗 照明:高木英樹 美術:松木翔矢 

録音:森田樹 ヘアメイク:駒水友紀、磯﨑智香 衣装:津野真吾、木下雅、山田夏歩 

 編集:多田智、早坂架威 MA:竹内勝一郎 キャスティング:渡辺有美、宮澤祐輝

<主題歌>

Penthouse新曲の「一難」が主題歌に!

ショートドラマならではの過激で小気味いいストーリー展開に、ラテン系アッパーサウンドとソウルフルな男女ヴォーカルが妖艶に光る、棘×棘の絶妙なコラボレーションが実現します。

2024年8月7日リリース

Digital Single「一難」

※ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信

Penthouseからのコメント

「一難」は軽快なリズムに加わったスリリングな演奏と、そこに絡むツインボーカルの力強さが魅力の楽曲です。サビの「一難去ってまた一難」というフレーズは、まさにドラマ「トリッパーズ」にピッタリ。切羽詰まった状況をアドレナリンだけで乗り切っていくような、そんな誰にでも一度は訪れるギリギリの状況でも、あえて楽しめるようなメッセージを込めています。コーヒーやエナジードリンク代わりに是非聴いてみてください。(Penthouse 浪岡真太郎(Vo,Gt))

■出演者インタビューコメント

小島藤子さん

朝美役:小島藤子さん

作品に対する意気込みや演技のこだわりポイントを教えて下さい。

SNSで見たことはありましたが、ショートドラマ、縦型ドラマ両方とも初の出演だったので、自分が参加できることにワクワクしながら臨んでいます。(ショートドラマは)横幅が狭く移り方も横型と全く感覚が違っていたので不思議な感覚でしたが、どれだけわかりやすくネガティブな感情があるか、それでいて観ている人が嫌な気持ちにならないような見せ方を模索しました。

宇垣さんとは初共演でしたが、印象に残ったエピソードを教えてください。

居心地がよく、とりとめのない話をしながら楽な形でカメラ前にいることができたので、毎回の現場がとても楽しかったです。

視聴者の皆さんに向けてメッセージ

なかなかぶっとんだ作品だと思っていましたが、みんなで頑張って撮影したので、どんな展開になるのか予想しながら楽しんでもらえればと思います。

小夜役:宇垣美里さん

演技のこだわりポイントを教えて下さい。

カットの切り替えも多い中で、同じテンションで演じつつけることに気を付けていました。また、演技自体のテンポの良さが重要だと思っていたので、特に朝見ちゃんとのやりとりについては「なんだかんだ息があっている!」と思ってもらえるようなスピード感のある掛け合いを意識していました。

小島さんとの初共演はいかがでしたか。

小島さんと一緒にいると本当に居心地が良くて、木漏れ日のような温かさがある方という印象です。お互い、撮影が始まるギリギリまで何気ない会話をしながらフラットに開始をまっているので、カメラが回る直前にバタバタすることもありました(笑)。

視聴者の皆さんに向けてメッセージ

物語が深まっていくにつれて、登場人物のそれぞれの関係性も変わり、一人一人が成長を遂げていくところが見どころになっています。また、アクティブな作品でもあるのでぜひその点も楽しんでいただければと思います。

宇垣美里さん

関根役:金子昇さん

今回の作品出演に対する意気込み、演技でこだわったポイントを教えてください。

縦型ドラマは今回で2作目ですが、とてもエッジのきいたぶっ飛んだ脚本や演出の中で演じるのも楽しかったし、完成した作品を観るのも楽しみで仕方ありません。縦型なので、従来のドラマよりも動ける範囲が決まっている中、今回演じた関根のエロスや狂気、バカっぽさをどのように演じたらよいか考え、監督に相談しながら撮影を進めていました。

視聴者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

今時のありそうで無さそうで、いやあるな!みたいなエッジの効いたストーリーに役者達の個性と演出陣のアイデアが重なり、一度見始めたら離れられない作品です。楽しんでください!

白河芹さん

リコ役:白河芹さん

演技のこだわりポイントを教えてください。

気が強く遊んでいるような一面もありながら、弟のために頑張る姉の役を演じたので、人物としてのキャラをわかりやすくつけることを特にこだわりました。特に情緒の変化の幅が大きいキャラクターなので、注目いただければと思います。

今回の作品を経て、ご自身の活動で今後取り組みたいことを教えてください。

出演するだけではなく、自分でエピソードやシチュエーションを考えて作品を作ってみたいと思いました。泣き芝居にも、挑戦したいと考えています。

視聴者の皆さんに向けてメッセージ

素敵な役者陣、スタッフさんとみんなで作り上げました。特に、登場人物については関係性やそれぞれの人間としての変化に注目いただき、楽しんでご覧いただければと思います。

伊月役:渡辺大貴さん

渡辺さんが感じる、ショートドラマの魅力とは?

自分の限られた時間の中で充実したストーリーで感動できる刺激を得ることができることが一番の魅力だと思っています。今回は、SNSで活動している我々として「SNSで活動しているだけの人達」ではなく「面白い作品を作る人たち」という見られ方を目指して作品づくりをしました。

視聴者の皆さんに向けてメッセージ

普段からショートドラマを通じて、短い時間の中で愛を伝えるために作品作りをしています。

今回、多くの方と長編作品を作っていくということで、今まで以上に面白い作品を届けるために頑張りました。ぜひ楽しんでご覧いただければと思います。

渡辺大貴さん

(参考)ごっこ倶楽部について

ごっこ倶楽部は2021年5月に結成した『日常で忘れがちな小さな愛』をテーマにWEBREEN*を作り続けているクリエイター集団です。分業が主流の日本のドラマ制作に対し、スタジオドラゴンが行う世界基準の制作スタイル(脚本、撮影、編集、投稿、マーケティングまでをワンチームで行う)を取り入れ、さらには視聴データの分析から改善までも全て自社内で行っています。これまで制作・投稿した動画は1200本、累計再生数は40億回(2024年6月時点)を突破しました。

再生数、フォロー数、イイネ数においてショートドラマカテゴリーの中で日本No.1です。2022年のTikTok Award Shortfilm Creator of the Yearを受賞。テレビを”みんな”で見る時代から、スマホを通して”ひとり”でコンテンツを消費する時代において「色んな繋がりの中で生きている」と感じてもらえるドラマを世の中に送り出せる、そんな最先端のクリエイター集団です。

・ごっこ倶楽部公式TikTokアカウント:@gokko5club

(注)再生数、フォロー数において日本一(2024年6月 株式会社GOKKO調べ)

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