京都 建仁寺夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」来場者数1万人を突破

大好評につき”脳がととのう”ニューロミュージックプレイリストをVIE Tunesにて配信決定

VIE株式会社のプレスリリース

京都 建仁寺夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」来場者数1万人を突破

 次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社(神奈川県鎌倉市、代表取締役:今村 泰彦、以下VIE(ヴィー))が、日本経済新聞社(以下日経)と共催するサウンドアートナイトイベント「ZEN NIGHT WALK KYOTO」の来場者数が開催からわずか16日で1万人を突破しました。

 夏の涼を感じる演出や、”脳がととのう”ニューロミュージック※が話題となり、建仁寺関係者も「今回は『ニューロミュージック』を流すということで普段の拝観では体験出来ない『聞く』ということを取り入れた特別な拝観です。厳しい残暑に相応しい涼やかな空間と景色も体感していただけるということで、国内外の新旧様々に沢山の方々がお越しいただいているのだと感じております。」とコメントしています。

 また8月末よりニューロミュージックアプリ「VIE Tunes」にて、本イベントにて使用されている楽曲の全曲配信が決定いたしました。

 尚、本イベントは2024年 9⽉22⽇まで開催を予定しております。(※⼀部⽇程を除く)

<イベント公式HP:https://zen.vie.style/

※ニューロミュージックとは、「脳波のある帯域を増強・減衰するためにデザインされた音楽」であり、聴取することで、脳波への影響が科学的に実証された音楽です。人間の精神・身体に影響することを目的に作曲され、「集中」「リラックス」などの効用があります。

大雄苑-蒼海

◆建仁寺内務部長 浅野俊道氏よりコメント

 まずは大変ご好評いただいておりますことに感謝申し上げます。

 普段は日中の静寂の中、庭園や絵画などをご拝観いただきながら、お寺のことや禅の思想などに触れ、心を閑にしていただいており、その中で聞く音は雨や風、鳥や虫といった自然の音しかございませんでした。

 これまで夜間拝観をほとんど開催したことが無いという状況で、今回はスピーカーを設置し「ニューロミュージック」を流すということで普段の拝観では体験出来ない「聞く」ということを取り入れた特別な拝観です。さらに、3種の趣の違う庭園に合わせた照明を設置することで昼間ではご覧いただけない幻想的な空間と音楽によって禅を新しい形で体感できます。枯山水の「大雄苑」では霧を使った演出もあり、厳しい残暑に相応しい涼やかな空間と景色も体感していただけるということで、国内外の新旧様々に沢山の方々がお越しいただいているのだと感じております。

 通常、禅宗寺院の法堂に描かれる龍は1匹ですが、小泉淳作画伯が描いた龍は2匹。これは協力することの大切さを表しております。今回の行事も沢山の方々のご協力があってこそ成しえたことと存じます。一人でも多くの皆様にお越しいただき、そういった画伯の想いと共に、涼やかな景色と音楽を体感していただきたいと願っております。

◆日本経済新聞社 上席専任役員 伊藤圭子氏よりコメント

 今にも動き出しそうな龍。建仁寺法堂天井に描かれた《双龍図》は、同寺慶讃年記念行事として日本経済新聞社が企画し、2002年に奉納されました。それから22年後の今夏、大本山建仁寺と日本経済新聞社は、作者である小泉淳作画伯の生誕100年を記念して、その画業を紹介する展覧会を開催する運びとなりました。今回の展覧会は画伯の初期から晩年までの創作の歩みを回顧する絶好の機会となるものです。

 今回の展覧会では、《双龍図》をはじめとする小泉画伯の作品に「新たな命」が吹き込まれました。音と静寂、光と影が生み出す小泉作品の新たな世界。2頭の龍も、最新の流体シミュレーション技術を使ったプロジェクションアートと重低音サウンドによって、22年の時を経て暴れ出したのです。

 たくさんの皆さまに、夜間拝観にいらしていただいているのは、最新のテクノロジーなどによって小泉作品の新たな魅力が引き出された結果だと感じています。

 昼の小泉と夜の小泉――。2つの小泉ワールドとの出会いは、私たちの心に深く刻まれるものと信じます。皆さまのお越しをお待ちしております。

◆VIE株式会社 代表取締役 今村泰彦氏よりコメント

 共催の日本経済新聞社他、多くのご縁が重なり、京都最古の禅寺建仁寺にて、このイベントを開催することができました。800年脈々と受け継がれてきた建仁寺の禅を体験できる幻想的な空間で、禅の教えと最新脳科学「ニューロミュージック」を体験いただき、一人でも多くの方に「ととのう」体験をいただくことで、日頃のストレスから癒されていただきたいと思っています。

建仁寺夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」とは

 京都は年間5,000万人超えの国内外観光客が訪れる国内の人気スポットです。その中でも、半数以上の観光客が訪れ、随一の繁華街である四条祇園エリアに「建仁寺」は位置し、京都最古の禅寺、歴史と文化の宝庫として知られています。

 今回は、建仁寺の夜間特別拝観として、”脳がととのう”ニューロミュージックを聴きながらの回廊を巡る他、日本有数の枯山水「大雄苑」に夏の涼を感じる巨大な雲海が出現するインスタレーション、建仁寺の象徴でもある小泉淳作画伯の「双龍図」に現代美術家の脇田玲氏のオーディオビジュアルインスタレーション「龍雨図」の共演など、昼間の建仁寺とは違う、幻想的でマインドフルな体験を提供します。

◆見どころ

音回廊-ニューロミュージック

音回廊-ニューロミュージック

 脳科学スタートアップVIEが開発する科学的に実証された脳をととのえる音楽「ニューロミュージック」を各所に配置。音楽を聴きながら回廊を巡り、アート・インスタレーションを拝観することでマインドフルな状態へ導きます。

大雄苑-蒼海

大雄苑-蒼海

 日本を代表する枯山水「大雄苑」に、大規模な雲海が出現。夏の夜に、涼を感じ、ほのかな光と影に心奪われ、”脳がととのう”ニューロミュージックを聴きながら、静かな時間をすごします。

双龍図 – 脇田 玲 龍雨図

双龍図 – 脇田 玲 龍雨図

 最新技術を使ったプロジェクションアート 建仁寺の象徴である小泉淳作「双龍図」に、現代アーティストであり、慶應大学の教授でもある脇田玲が、最新の流体シミュレーション技術を使ってエネルギーの流れを可視化するオーディオビジュアル・インスタレーションの共演。仏法の守護神である龍のエネルギーを感じる体験をお楽しみいただけます。

◆建仁寺夜間拝観「ZEN NIGHT WALK KYOTO」概要

開催期間

2024年8⽉2⽇(金) ~ 9⽉22⽇(日)

※⼀部の⽇程については、販売を実施しておりません。

開場時間

19:00-21:30(受付締切21:00)

チケット価格

⼤⼈ 2,200円(税込)、⼩⼈(12才以下)1,100円(税込)

チケット販売先

https://zen.vie.style/

場所

大本⼭建仁寺 (地図

主催

VIE、⽇本経済新聞社

特別協⼒

⼤本⼭建仁寺

後援

 (公社)京都市観光協会

協⼒

東海旅客鉄道, 大光電機, パナソニックコネクト, d&b audiotechnik, いけうち, カンバス, MUTEK Japan, ETERNAL Art Space

◆同時開催:生誕100年記念「小泉淳作展」概要

開催期間

2024年7月20日(土)~ 9月23日(月・祝)

開場時間

10時~17時(受付は16:30 終了)

拝観料

⼤⼈ 800円、小中高生500円

場所

大本⼭建仁寺(地図

京都・禅居庵(臨済宗建仁寺塔頭)(地図

主催

大本山建仁寺、⽇本経済新聞社

特別協⼒

⼤本⼭建仁寺

企画協力

一番星画廊、ギャラリー空の間

後援

関彰商事、ダイキン工業、横河電機

協⼒

アルカ、岡村印刷工業、Studio Sawna、大光電機、東海旅客鉄道、非破壊検査

監修

野地耕一郎(泉屋博古館東京館長)

◆VIE Tunes

 VIE Tunesは、ユーザーが「現在の状態」と「なりたい状態」を選択することで、最適な脳状態へ導く音楽を提供します。アプリはiOSとAndroidで利用可能で、さまざまなアーティストが制作したニューロミュージックを配信しています。

〈脳がととのう「ZEN NIGHT WALK KYOTO」プレイリスト配信〉

  • 配信日:9月2日(月)※予定

  • 料金:無料

  • 内容:

  1. Delta|威風蒼海

  2. Theta||音取環心

  3. Alpha|雨滴冷涼

  4. Beta|月花繚乱

  5. Gamma|双龍臨在

VIE Tunes

 VIE株式会社

 VIE株式会社は、「味わい深い人生を ~Feel the life~」をミッションに掲げ、ニューロテクノロジーとエンターテインメントの力を融合させ、感性豊かな社会の実現を目指しています。

 これまで製薬会社や大学研究機関、企業との連携を通じ、ウェアラブル脳波計やニューロテクノロジーを活用したサービスの開発を推進してきました。特に日常生活で簡易にEEG(脳波)を測定できる技術を実現し、感性の可視化を支援する製品や技術を展開しています。さらにリアルタイムで取得した脳波データにアクセス可能なデスクトップ版脳波解析アプリ「VIE Streamer」を提供しており、研究開発部門や大学研究機関、病院などで広く利用されています。

 2024年3月には、製薬会社や事業会社等からシリーズA1ラウンドで3.05億円を調達し、研究開発および事業開発のさらなる推進に取り組んでいます。今後も、ニューロテクノロジーの普及と、ウェルビーイングや医療分野への貢献を一層進めてまいります。

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