文楽・講談が吉本新喜劇と初のコラボ!「伝統芸能新喜劇」開催決定!!

吉本興業株式会社のプレスリリース

10月22日(火)~23日(水)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて『伝統芸能新喜劇』を開催致します。

今年の3月で65周年を迎えた吉本新喜劇と、文楽・講談初のコラボ企画となります。

文楽からは、美声な“語り”が魅力溢れる太夫・豊竹芳穂太夫、西洋音楽の知識も兼ね備える“文楽音楽家”三味線・鶴澤友之助、人形に命を吹き込む人形遣いの魔術師・吉田玉翔、さらに講談からは、熱い口調でお客さんを虜にする玉田玉秀斎が参戦!

そして吉本新喜劇からは内場勝則、未知やすえ等の豪華出演者に加え、作・演出には、久馬歩(ザ・プラン9 お~い!久馬)を迎えます。
初の試みとなる伝統芸能と吉本新喜劇の融合をぜひご堪能ください。

公演概要

公演名:伝統芸能新喜劇

日 時:2024年10月22日(火)18:00開場/18:30開演

    2024年10月23日(水)①13:30開場/14:00開演、②18:00開場/18:30開演

場 所:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール

    (大阪市中央区大阪城3-6)  

出 演:【文楽】

    <太 夫>豊竹芳穂太夫(とよたけ よしほだゆう)

    <三味線>鶴澤友之助(つるざわ とものすけ)

    <人 形>吉田玉翔(よしだ たましょう)

         吉田玉路(よしだ たまみち)

         吉田簔之(よしだ みのゆき)

    【講談】

    玉田玉秀斎(たまだ ぎょくしゅうさい)

    【吉本新喜劇】

    内場勝則、未知やすえ、安尾信乃助、今別府直之、森田展義、ほか

作・演出:久馬歩

【あらすじ】

近い将来にAIの普及により社会が変わると言われている日本。

そんな現代社会の中、とある寂れた商店街が活気を戻すべく伝統芸能を用いて“古典スタイル”で復活劇をすると決意!

しかし!そこには現代社会ならではの魔の手や、恋愛事情が原因で追い詰められることに・・・果たして商店街に活気が戻るのか!?

<チケット発売スケジュール>

先行発売(すんの会・FANYチケット・チケットぴあ、ローソンチケット)

8月24日(土)11:00~ 8月26日(月)11:00

※当落発表:8月28日(水)18:00

一般発売

8月31日(土)10:00~

料金:大人/(前売) 6,000円 (当日)6,500円

   子供/(前売) 2,000円 (当日)2,000円

プレイガイド:●すんの会/https://www.sunnokai.com/

       ●FANYチケット/https://yoshimoto.funity.jp/

       ●チケットぴあ/https://t.pia.jp/    [Pコード:529-023]

       ●ローソンチケット/https://l-tike.com/  [Lコード:52030]

※こども=小学生以下

※5歳以上有料、4歳以下膝上無料。ただし、お席が必要な場合有料。

※16歳未満のお客様は、保護者同伴の場合のみ入場可。(終演が19時を越える公演のみ)


コメント

【文楽・太夫 豊竹芳穂太夫】

アニメ好きが高じて声優を目指し、舞台俳優から歌舞伎俳優を志して文楽の太夫となった、非常に平凡な経歴を持つ私ですが、小学生のころは毎週土曜日のテレビで見る吉本新喜劇が楽しみでした。

伝統芸能新喜劇のお話をいただいた時、楽しみが押し寄せ、少しの不安に駆られました。

面白いもの、楽しいものを創り上げたいのですが、文楽の伝統に傷をつけてはいけない。

新喜劇の座員の皆様の胸をお借りして、体当たりでチャレンジしたいと思います。

世紀の瞬間を是非劇場にてご覧くださいませ!

【文楽・三味線 鶴澤友之助】

30年前小学生だった頃の半ドンの土曜日。

学校から帰ってお昼ご飯を食べながらの吉本新喜劇が、毎週末の楽しみでした。

文楽の三味線弾きになった今、まさかその新喜劇の舞台に立てるなんて!と大阪人としてとても気合いが入っています。

文楽の三味線弾きになってからは解説などでお客さんの前で喋る機会が増えました。

毎回、伝統芸能ということで敷居を高く感じないように、笑いを交えながら分かりやすく喋ろうとするのですが、そう簡単ではなく…

この機会に、少しでも笑いの真髄を盗めたらと思います!

文楽も吉本も、大阪で生まれ培ってきたもの。

お互いの芸が寄り添って素敵な舞台が出来上がると期待しています!本番をお楽しみに!

【文楽・人形遣い 吉田玉翔】

この度、吉本新喜劇に文楽人形が参加することになりました。

これは、日本の伝統芸能である文楽と、笑いとエンターテイメントの要素が融合する画期的な試みです。

文楽人形は、一体の人形を3人で遣う世界でも類を見ない大変珍しい遣い方をします。

その独特な表情や動き、そして伝統的な衣装が持つ優美さと風格で観客を魅了する存在です。

文楽人形たちも、新しい舞台での挑戦に意気込みを持っていることでしょう。

この異色のコラボレーションが成功すれば、日本の伝統文化と現代のエンターテイメントが融合した新たな魅力的な舞台が誕生するかもしれません。

文楽人形と吉本新喜劇の共演が、新たなるエンターテイメントの歴史を刻む一大イベントとなることを期待しています。

【講談 玉田玉秀斎】

講談は実在した歴史上の人物の物語を語ることが多い伝統話芸ですが、三代目・玉秀斎は猿飛佐助、霧隠才蔵など、それまで知られていなかった架空のヒーロー忍者の物語を創作し、真田十勇士を完成させました。

それが映画やマンガ、ゲームにも取り入れられ、大正時代に大ヒットを巻き起こしました。

三代目・玉秀斎たちが創作した忍者物語は湯川秀樹、川端康成、幸田文、林芙美子なども読み、彼らの作品などでその模様が綴られております。今では世界の人々が「日本と言えば忍者」と思う方が

多いそうですが、その原点は大阪にあったんです。

まさに大阪だからできる「おもろいからやってみよ」精神が漲っているコラボ企画です。

「日本と言えば伝統芸能新喜劇」と言われるかどうかは、ご覧いただいてのお楽しみです。

【吉本新喜劇 内場勝則】

今まで、くまモン、歌手、俳優、ハリウッドスタースポーツ選手、政治家の方とあらゆる方々とコラボしてきましたが、今回は日本の伝統芸能。

うちにも「すゑひろがりず」がいて馴染みはありますが、なんせこの度は本物、芸能のルーツの伝統芸能がおちゃらけの新喜劇の土俵の中でどういう形になるのかお客さまより私達の方が楽しみです。

【作・演出 久馬歩】

吉本新喜劇と伝統芸能のコラボ。

どこまで許されるのか分からないまま、好きに書かせてもらいました。

新喜劇と文楽と講談の融合、楽しんでほしいじゃあ〜りませんか。

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