当社のキャスティングディレクターが第76回エミー賞®においてドラマシリーズ部門キャスティング賞を獲得!

DCEエミー賞ノミネートPR事務局のプレスリリース

【日本人史上初!! ~配信ドラマ『SHOGUN 将軍』~ 当社のキャスティングディレクターが 76回エミー賞®において ドラマシリーズ部門キャスティング賞を獲得!
 
 株式会社電通キャスティングアンドエンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役:小金山貴弘)は、米国のFXプロダクションが制作し、世界で配信されているドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』において、出演者のキャスティングを行いました。そのキャスティングが評価され、同作品を担当した当社の川村恵(キャスティングディレクター)が、現地時間8日夕方(日本時間9日午前)発表の第76回エミー賞®のドラマシリーズ部門において、日本人史上初のキャスティング賞を獲得しました。
 
 エミー賞®は米国テレビ界のアカデミー賞ともいわれる最高峰の賞で、米国国内で放送・配信された番組を対象に、すぐれた功績をあげた番組や俳優、制作スタッフの功績を称え各賞が授与されます。
本年は、『SHOGUN 将軍』が、ドラマシリーズ部門にて高い評価を獲得し、作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞などで、最多となる23部門で26のノミネートを受けました。その中には、合計11名の日本人が名を連ねており、これは同賞の歴史の中で最多の人数となります。
 
 今回、主演男優賞(真田広之)や主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信、平岳大)などと並んで、キャスティング賞にノミネートされた当社の川村恵は、日本人俳優のキャスティングディレクターとして参加し、ハリウッドのスタジオで日本の戦国時代を描くことに挑戦した同作品にふさわしい個性と演技力を持つ出演者の提案やコーディネート業務を担いました。同作品は続編の制作という話も出ており、シリーズにおいても引き続きキャスティングを通じて貢献してまいります。
 
 エミー賞の俳優部門、作品賞の発表は今週末となりますが、キャスティング部門については現地9月8日(日)夕方(※日本時間9日午前)に発表され、見事川村恵が受賞いたしました。当社は、今後も、国内外においてキャスティング業務を展開し、心ときめく瞬間を生み出し、魅力を伝播させていくそのミッションの実現を目指します。
 

<ご参考> 76回エミー賞®ドラマシリーズ部門 『SHOGUN 将軍』ノミネート

①作品賞②主演男優賞:真田広之
③主演女優賞:アンナ・サワイ
④助演男優賞:浅野忠信
⑤助演男優賞:平岳大
⑥ゲスト男優賞:ネスター・カルポネル
⑦監督賞:フレッド・トーイ監督
⑧脚本賞:第1話「安針」 レイチェル・コンドウ、ジャスティン・マークス
⑨脚本賞:第9話「紅天」 レイチェル・コンドウ、カイリン・プエンテ
⑩撮影賞:第1話「安針」 クリスト・ファーロス
⑪撮影賞:第9話「紅天」 サム・マカーディ
⑫編集賞:マリア・ゴンザレス、ミヤケアイカ 他
⑬テーマ曲賞:アッティカス・ロス 他
⑭作曲賞:アッティカス・ロス 他
⑮キャスティング賞:ローラ・シル、川村恵 他
⑯プロダクションデザイン賞:ヘレン・ジャービス 他
⑰音響編集賞:ブライアン・アームストロング、ヤマウチアヤコ 他
⑱音響賞:スティーブン・ペターソン、アカクタカシ 他
⑲視覚効果賞:マイケル・クリエット 他
⑳スタント・パフォーマンス賞:ミナミヒロオ、オビカネノブユキ 他
㉑メインタイトルデザイン賞:ナディア・ツオ 他
㉒メイクアップ賞 歴史劇&ファンタジー部門:レベッカ・リー 他
㉓メイクアップ賞 人工装具部門:トビー・リンダラ 他
㉔衣装デザイン賞:カルロス・ロサリオ、ケンイチタナカ 他
㉕ヘアースタイリング賞:サンナ・セッパネン 他
※そのほか、短編部門のノンフィクション/リアリティシリーズ賞にて、特別番組「The Making Of Shōgun」もノミネートされている。
 

川村恵(カワムラ ケイ) プロフィール

 
㈱電通キャスティングアンドエンタテインメント
経営戦略本部 事業共創部 キャスティングディレクター
 
山口大学卒業後、㈱アド電通東京(現・㈱電通東日本)入社。㈱電通雑誌局へ出向し、エンターテインメント系雑誌等を担当した後、㈱電通キャスティングアンドエンタテインメントに在籍。国内および海外製作の映画やドラマにおける、出演・吹替えなどのキャスティングを独力で開拓。国際プロジェクトへの日本人/アジア人のキャスティングも年々増え、海外での評価が、2024年のエミー賞®ノミネートに繋がる。
 
<主なキャスティング実績>
映画:『HOKUSAI』(2021年/橋本一監督)、『沈黙』(2016年/マーティン・スコセッシ監督)、『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008年/本木克英監督) 、『人間失格』(2010年/荒戸源次郎監督)、『源氏物語 千年の謎』(2011年/鶴橋康夫監督)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年/廣木隆一監督)、『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(2017年/滝田洋二郎監督)
ドラマ:『SHOGUN 将軍』(2024年/FX)、『名建築で昼食を』(2020年・2022年/テレビ大阪)、『À Table!』(2023年・2024年/BS松竹東急)
 

エミー賞®について

 エミー賞®とは、米国テレビ芸術科学アカデミーの主催により、毎年アメリカのテレビ業界で功績を残した番組に与えられるアワードで、1949年から開催されています。アカデミー賞と並ぶ米エンターテイメント界最高峰の栄誉と称され、アワードの行方には毎年世界中から大きな注目が集まります。
 
 一昨年の第74回のドラマシリーズ部門では、韓国発の『イカゲーム』がアジア作品初の主演男優賞、監督賞を受賞して大きな話題を呼び、第75回では世界的メディア王の一族を描いた『メディア王 華麗なる一族』が作品賞に選出されました。
 
 本年開催される第76回は、日本時間9月16日(月)に授賞式が行われます。ドラマシリーズ部門作品賞で 『SHOGUN 将軍』を含む以下の作品がノミネートされています。
 
<第76回エミー賞®ドラマシリーズ部門作品賞 ノミネート>
『SHOGUN 将軍』(FX)、『ザ・クラウン』 (Netflix)、『フォールアウト』 (Prime Video)、『ギルデッド・エイジ – ニューヨーク黄金時代』(HBO)、『ザ・モーニング・ショー』 (Apple TV+)、『Mr. & Mrs. スミス』 (Prime Video)、『窓際のスパイ』 (Apple TV+)、『三体』 (Netflix)
 

SHOGUN 将軍』について

真田広之が主演・プロデューサーを務め、ハリウッドが圧倒的なスケールで戦国時代の日本を描いたドラマ。1980年に実写ドラマ化されて米国で驚異的な視聴率を記録したジェームズ・クラベルのベストセラー小説『SHOGUN』を、「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたジャスティン・マークスとレイチェル・コンドウらハリウッドの製作陣の手で新たに映像化。徳川家康ら、歴史上の人物や出来事にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜の激動の時代を舞台に、SHOGUNの座を懸けた、乱世を生き抜く者たちの陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマが展開されます。主演に真田広之、共演に浅野忠信ら豪華俳優陣が集結。日本ではディズニープラスで2024年2月27日(火)より独占配信中。
 
公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/shogun

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