笑い男ロゴでも有名な”ポール・ニコルソン”によるデザインでDNAAKロゴマークを刷新。さらに新進気鋭のAIビデオアーティスト”フランク・マンツァーノ”制作のミュージックビデオも同時公開!
株式会社RE-MiXのプレスリリース
株式会社RE-MiX(本社:東京都渋谷区)の子会社RE-MiX artsに所属するmouse on the keysのピアノ/キーボード奏者、新留大介のソロユニットDNAAK(ドナーク)が、9月11日にfractrec(フラクトレック)レーベルより新たなEP『UNFOLD』(全4曲)をデジタル/ストリーミング配信で9月11日 (水)に世界同時リリースいたしました。また同時に、ミュージック・ビデオを公開。CDは10月12日に下北沢ERAにて行われる『UNFOLD』発売記念ライブにて発売開始。アナログ盤も年内に発売が予定されている。詳細は以下をご参照ください。
新EP『UNFOLD』を9月11日 (水)にリリース
『UNFOLD』に収録されるのは4曲。1曲目はマッシブなベースに心奪われる「Unfold 1」。シカゴをベースにAIビデオアートの最前線で活動する、現代美術家フランク・マンツァーノが制作した、悪夢を映像化したかのようなビデオは必見。ヘヴィなビートにハイピッチな電子音が錯綜する「Imbrium」、シンセサイザーの多彩なアルペジオが聴く者の感情を浄化する「Penumbra」、 「Unfold 1」とモチーフを共有しつつ、ミニマルなビートが積層するアレンジを施した「Unfold 2」――DNAAKすなわち新留大介の「デトロイトテクノ、ハウス、アブストラクト、アンビエント」などから影響を受けた異形のリズムと、複雑なポリリズムがサウンドの重要な部分であることを示すと同時に、彼のスタイルが今もなお拡張し続けていることを示唆する作品となっている。
mouse on the keysの鍵盤奏者/コンポーザーとしても活動する新留が、多才さを爆発させている今作では、1stシングルと同様、サウンドとグルーヴの広がりを探求する姿勢はまったく変わらない。エレクトロニックミュージック/エクスペリメンタルミュージックのファンが、さらにスリリングな音楽体験を得ることは間違いないだろう。
2024年10月12日には下北沢ERAにて『UNFOLD』発売記念ライブが行われる。当日はスペシャルゲストの登場も予定している。公演のチケット発売情報、公演情報は下記各URLにて。
さらに、ジャケットやMVに登場するロゴマークは、エイフェックス・ツインや『攻殻機動隊S.A.C.』の笑い男ロゴで知られるロンドン在住のデザイナー ポール・ニコルソンによる新デザインとなる。彼の特徴である、円を基調としたサイファイなデザインは話題を集めることになるだろう。
このEPと1stシングルとを併せて、DNAAK/新留大介のラジカルな音世界に身を委ねてみてほしい。
▼リリース情報
label:fractrec / felicity
artist:DNAAK
title:UNFOLD
release date:2024.9.11
▼楽曲配信サイトリンク
▼ミュージックビデオ「Unfold 1」
https://www.youtube.com/watch?v=z-GRpxOWY20
▼SNS URL
Instagram:https://www.instagram.com/dnaak_music/
▼DNAAK(ドナーク)
DNAAKは東京のエレクトロニックミュージシャン/コンポーザーで、mouse on the keysの鍵盤奏者としても活動する、新留大介によるソロユニット。デトロイトテクノ、アブストラクト、アンビエントなどから影響を受けたリズムと複雑なポリリズムが、DNAAKのサウンドの重要な部分であり、そのスタイルは今もなお進化し続けている。
1000年後も新鮮に見えるようにデザインした。
―DNAAK新ロゴマークデザイナー/ポール・ニコルソン
プロフィール:ポール・ニコルソン
イギリス、ロンドン在住のグラフィックデザイナー。90年代テクノのアイコンとも言える Aphex twinロゴマークのデザインで知られる。攻殻機動隊S.A.C.シリーズの「笑い男」ロゴマークは、2002年の放映以来、世界中のアニメファンに親しまれている。その他の仕事に、『東のエデン』(2009年)、故アンドリュー・ウェザオールが立ち上げたレーベルRotters Golf Clubのロゴマークなど。
▼ポール・ニコルソンによるコメント
今回DNAAKのロゴマークは、「D」から取りかかり、ロゴタイプを完成させた後に、シンボルマークに着手しました。私のロゴタイプは、HelveticaやFuturaのような既製フォントではなく、すべて独自のものです。DNAAKのロゴマークを手がけるにあたり、古典からモダン、フォーマルから抽象まで、さまざまなスタイルと方向性を検討しました。私は未来的なもの、非日常的でこの世界に存在しないようなものに惹かれます。科学、自然、テクノロジーに深い関心を持ち続けることで、私はインスピレーションに欠けることがありません。1000年後も新鮮に見える、時代を超越したデザインを生み出すことが私の使命です。
DNAAKの音楽は私の内面に共鳴し、テンポとともに物事が定位置に収まり、まるでダンスのような作業だった。
―DNAAK「Unfold 1」MV監督/フランク・マンツァーノ
プロフィール:フランク・マンツァーノ
AIビデオアートの最前線で活動する、米イリノイ州シカゴ出身のアーティスト。コロンビア大学で映画と写真の教育を受けた彼のアートには「深い啓示の瞬間は、一見平凡で怠惰な状態から生まれる」という信念が反映されている。
▼フランク・マンツァーノによるコメント
私はフルタイムの美術家です。大学で写真、映画、絵画を学んだ後、デジタルアートに移行し、3年前からAI ツールを使いはじめました。
イリノイ州シカゴで生まれ、労働者階級の地域で育ちました。幼い頃から日常の中に潜む、奇妙で不条理な部分を見る傾向があり、そこからある種の美しさを見出してきたことが、私の表現のベースとなっています。
DNAAKの曲「Unfold 1」のミュージックビデオは、AIを使い、ふたつのプロセスを経て作成しました。自分で撮影した写真や、既成のイメージをAI画像ジェネレーターにかけ、プロンプト(テキストによるコンピュータへの指示や質問)で、イメージした画像を生成します。次に、画像をAIビデオジェネレーターにインポートし、プロンプトを使用してシーンを動かしていきます。機械とコラボレーションしている感覚です。
画像ジェネレーター、ビデオジェネレーター、ビデオ編集プログラム、アップスケーリングプログラムの4つのソフトウェアによる実際の作業中は、意図的に大きなアイデアを制限します。1つの画像に集中すると、大きなアイデアが自然に浮かび上がったり、物語が自然に展開する傾向があります。
私は常に作業を楽しんでいます。AIを使った映像制作はかなりの作業量であり、情熱がなければ非常に骨の折れる作業になります。DNAAKの音楽は私の内面に共鳴し、テンポとともに物事が定位置に収まり、まるでダンスのようでした。
プロフィール:小島正継
雑誌のディレクションや書籍の装幀など、主にエディトリアルデザインを手がける。手がけた仕事に、NAGOYA GRAMPUS の新エンブレム、DAZN Documentary 『SHINJI ONO』など。