佐賀県のプレスリリース
佐賀県フィルムコミッションの誘致・支援のもと、県内で重要なシーンが撮影された2024年9月27日(金曜日)公開の映画『傲慢と善良』の公開記念SNSクイズ企画「#映画傲慢と善良と佐賀」を、9月30日(月曜日)から10月7日(月曜日)の1週間にわたり実施します。
累計発行部数100万部を突破し、2023年最も売れた辻村深月による恋愛ミステリー小説『傲慢と善良』の映画化において、県内で撮影されたことから、映画に登場するシーンや名産品に関するクイズ企画「#傲慢と善良と佐賀」をXで実施。投稿され正解された方の中から、抽選で30名様に『傲慢と善良』文字アクスタをプレゼントいたします。また、これに合わせ県内のロケ地情報も公開しました。
『傲慢と善良』は、2019年に単行本が発売されると、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれた本作は第7回ブクログ大賞を受賞し、20代、30代を中心に多くの共感を呼び、昨年には2023年最も売れた小説※に。発行部数は100万部を突破し話題は広がり続けています。
※ジュンク堂池袋本店調べ(2023年売上、文芸/文庫新書ジャンル)
この小説に出会った時から衝撃を受け、「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望する藤ヶ谷太輔(ふじがや たいすけ)、そして「辻村作品に出演するのが夢だった」と語る奈緒(なお)がW主演を務め、婚活で付き合い始めるも1年も将来を決めない【傲慢】な架(かける)と、親の敷いたレールの上で【善良】に生きてきた真実(まみ)を等身大で演じており、映画版ならではのオリジナルの展開も待ち受けています。
本話題作において、多くの地元ボランティアやエキストラの協力の元、昨年秋に県内各地で重要なシーンが撮影されておりますので、ぜひご覧ください。映画は、9月27日(金曜日)より全国241館で公開中。県内では、イオンシネマ佐賀大和と109シネマズ佐賀で上映中です。
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公開記念SNSクイズ企画「#映画傲慢と善良と佐賀」概要
・実施期間
2024年9月30日(月曜日)正午12:00~10月7日(月曜日)23:59
・応募方法
①佐賀県フィルムコミッション公式Xをフォロー
@SAGA_film ( https://twitter.com/SAGA_film )
②「#映画傲慢と善良と佐賀」で出題されている3つのクイズに回答すると応募完了
・賞品
『傲慢と善良』文字アクスタ 30名様
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映画『傲慢と善良(読み:ごうまんとぜんりょう)』について
主演:藤ヶ谷太輔 奈緒
出演者:倉悠貴 桜庭ななみ 阿南健治 宮崎美子 西田尚美 前田美波里
原作:辻村深月『傲慢と善良』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
監督:萩原健太郎
脚本:清水友佳子
音楽:加藤久貴
主題歌:なとり「糸電話」(Sony Music Records)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給・宣伝:アスミック・エース
©2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
■公式サイト:https://gomantozenryo.asmik-ace.co.jp/
■公式X:@goman_zenryo (https://twitter.com/goman_zenryo)
■公式Instagram:@goman_zenryo (https://www.instagram.com/goman_zenryo/)
【ストーリー】
仕事も恋愛も順調だった架だったが長年つきあった彼女にフラれ、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始めるが1年たっても結婚に踏み切れずにいた。しかし、真実からストーカーの存在を告白された直後、「架くん、助けて!」と恐怖に怯えた着信を受ける。彼女を守らなければとようやく婚約したが、真実が突然姿を消した。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね居場所を探すうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知るのだったー。
【作家・辻村深月 コメント】
この小説の映画化はきっと無理だろう、とずっと思ってきました。きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、この小説の根底にある主人公たちの痛さや切実さが映像になるとは到底想像できなかったのです。だから、完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました。作中の架と真実も、きっと同じ気持ちだと思います。
【監督・萩原健太郎 コメント】
架は天然なんだけどどこか憎めないキャラクターです。スターなのに誰とでも常にフラットに接する藤ヶ谷さんと重なる部分を感じました。藤ヶ谷さんのコアにあるそういう優しさが現場で常に滲み出ていて、どんどん架の事が好きになりました。
奈緒さんは真実というキャラクターの背景をどこまでも深く広く想像力をもって演じてくださいました。撮影前は想像していなかった真実の姿を見る度に真実が自分の想像を超えて魅力的な女性であると気付かされました。
原作小説の行間にある架と真実の感情の機微をお二人が繊細に表現してくださったお陰で実写映画化した意味を強く感じました。「傲慢」さと「善良」さは表裏一体で、きっとその狭間を行き来しながら生涯付き合っていかなければなりません。本作が、完璧じゃない他人や自分を受け入れて前に向かって進む一助となることを願っています。
今回、真実がそこに居るだけで真実の心情と重なる場所を探した結果、佐賀で撮影させて頂くことになりました。撮影にとても協力的だったのも大変ありがたかったです。
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映画『傲慢と善良』県内ロケ地について(一部)
ファニーななやま(佐賀県唐津市七山)
劇中で、九州・七山市にある1階がダイニングバー。2階が住居の一戸建てとして、度々登場する実在の同名の喫茶店。
滝川公民館(佐賀県唐津市七山)
劇中で、九州・七山市の災害支援ボランティアセンターと特産品のみかんを活用したクラフトビールの打ち合わせを 行う場所として登場。
肥前七浦駅(佐賀県鹿島市音成)
劇中で、九州・七山市にある肥前七山駅として度々登場。クライマックスの重要なシーンでも撮影が行われた。
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佐賀県フィルムコミッションについて
2005年に佐賀県庁内に設立。映画、ドラマ、CM、プロモーションビデオやWeb動画などの映像コンテンツのロケ誘致を行い、地域と一体となった映像作品づくりを支援し、また映像を通じた佐賀県の情報発信を行っています。
映画やドラマづくりに地元の方が参加し、楽しんでもらうことで地域活性化や話題づくりを促進し、その映像作品を通じて地元の方が改めて佐賀の良さを再認識したり、新たな魅力の掘り起こしにつなげたりすることも重要な目的のひとつです。
また、地域へ映像文化の定着支援として、若手クリエイターの育成のお手伝い、各種映画祭の支援など映像文化に触れる機会の創出・提供のお手伝いなどを行っています。