東京フィルハーモニー交響楽団の10月定期演奏会(10月17日、18日、20日)は俊英・出口大地とヴァイオリニスト服部百音とともに

日本が生んだふたりの俊才がハチャトゥリアン、ファジル・サイ、コダーイのエキゾチック・プログラムで登場!

公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団のプレスリリース

公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)の2024シーズン10月定期演奏会(10/17、18、20)は、俊英指揮者・出口大地が登場。2021年にハチャトゥリアン国際指揮者コンクールで優勝、翌年に東京フィル定期で日本デビューし、欧州と日本を拠点に実績を重ねる若きマエストロが、民俗的な情趣とリズムにあふれる20~21世紀の東欧~中央アジアの名曲を披露します。ピアニスト/作曲家ファジル・サイのヴァイオリン協奏曲『ハーレムの千一夜』を奏でるのは作曲家との交流あついヴァイオリニスト服部百音。魂をこめて奏でる服部の渾身の演奏にも注目です。


◆公演日時・会場 date & venue

10月17日(木)19:00 サントリーホール

October 17, Thu 19:00 Suntory Hall (Main Hall)

10月18日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール

October 18, Fri 19:00 Tokyo Opera City (Concert Hall)

10月20日(日)15:00 Bunkamuraオーチャードホール

October 20, Sun 15:00 Bunkamura Orchard Hall

◆出演 cast

指揮:出口大地

Conductor: Daichi Deguchi

ヴァイオリン:服部百音*

Violin: Moné Hattori

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

Tokyo Philharmonic Orchestra

◆プログラム program

ハチャトゥリアン/『ヴァレンシアの寡婦』組曲より

Khachaturian: Excerpts from suite “The Valencian Widow”

ファジル・サイ/ヴァイオリン協奏曲『ハーレムの千一夜』*

Fazil Say: Violin concerto “1001 Nights in the Harem”

コダーイ/ガランタ舞曲

Kodály: Dances of Galánta

コダーイ/ハンガリー民謡『孔雀は飛んだ』による変奏曲

Kodály: Variations on a Hungarian Folksong “The Peacock”

◆リハーサル公開について

10月20日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて、賛助会員様・定期会員様を対象としたリハーサル見学会を開催いたします。

https://www.tpo.or.jp/information/detail-20241020-01.php


◆チケットについて

◆1回券料⾦(税込・全席指定)

定価 SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500

東京フィルフレンズ料金 S¥9,000・A¥7,650・B¥6,300・C¥4,950

※東京フィルフレンズ会員様は10%割引で購⼊いただけます(SS席を除く/受付はお電話のみ)。

東京フィルフレンズへの⼊会⽅法など詳細はこちらをご参照ください。

l https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php

◆チケット問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平⽇10時〜18時/⼟日祝休/発売⽇の⼟のみ10時〜16時営業)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/

◆ご来場の皆様へ
・本公演は全席指定です。入場券指定の座席にご着席ください。演奏開始間際の入場の際にはスタッフの案内で入場券記載とは異なるお席への着席をお願いすることがございます。
・演奏中のご入場は固くお断りいたします。楽章間のご入場は楽曲の進行によりスタッフがご案内いたします。入場いただけない場合もございますのでご了承ください。
・曲間・楽章間での退場につきましては、体調に不安がある場合など、無理せずご判断ください。その際、周りのお客様の鑑賞の妨げとならぬよう、ご配慮いただければ幸いです。
・未就学児のご入場はお断りしております。
・やむを得ない事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がございます。
・公演中止の場合を除き、お求めいただいたチケットの払戻・変更等はいたしません。

主催: 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団 / 共催: 公益財団法人 東京オペラシティ文化財団(10/18公演)/ 助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))| 独立行政法人日本芸術文化振興会  協力: Bunkamura(10/20公演)


◆関連記事

【特設ページ】https://www.tpo.or.jp/information/detail-20241017.php

出口大地が定期再登場を果たす。10月の定期には名刺代わりのアルメニアのハチャトゥリアンから、トルコのファジル・サイ、ハンガリーのコダーイに辿り着くプログラムを用意。コダーイの代表作「ガランタ舞曲」「『孔雀は飛んだ』による変奏曲」で、民俗的な情趣と舞曲のリズムを出口がどう聴かせるのか楽しみだ。ファジル・サイヴァイオリン協奏曲は、名ピアニストでもあるサイとの共演など、その世界観を熟知する服部百音がソリストを務めるのも注目となる。(文=林 昌英)

【特別記事】指揮者 出口大地が東京フィルとの共演と10月のプログラムを語る(聞き手:広瀬大介)

【特別記事】10月定期演奏会の聴きどころ 服部百音が綴る「ファジル・サイ」

【ぶらあぼONLINE】稀有の俊才たちが民族的な音楽に生気を吹き込む

https://ebravo.jp/archives/172103


  • 出演者について

出口大地 (C)hiro.pberg_berlin

指揮 出口大地
Daichi Deguchi, conductor

 第17回ハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門にて日本人初の優勝。クーセヴィツキー国際指揮者コンクール最高位及びオーケストラ特別賞。2021年にはベルリン放送交響楽団の公演にてヴラディーミル・ユロフスキ氏のアシスタントを務める。

 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、アルメニア国立交響楽団等の指揮を経て、2022年7月、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にて日本デビューを飾る。その後京都市響、読売日本響、仙台フィル、日本センチュリー響、群馬響、神戸室内管、新日本フィル、東京都響、兵庫芸術文化センター管、大阪フィル、東京響、神奈川フィル、大阪響と立て続けに共演し、今後も日本各地のオーケストラへのデビューが決定している。2024年9月からの1年間、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団のアシスタントコンダクターに選任された。

大阪府豊中市生まれ。関西学院大学法学部卒業後、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)卒業。2023年3月ハンスアイスラー音楽大学ベルリンオーケストラ指揮科修士課程修了。指揮を広上淳一、田代俊文、三河正典、下野竜也、クリスティアン・エーヴァルト、オペラ指揮をハンス・ディーター・バウムの各氏に師事。またネーメ、パーヴォ、クリスティアン・ヤルヴィ、ドナルド・ラニクルズ、ヨハネス・シュレーフリ、井上道義、沼尻竜典各氏らのマスタークラスにオーディションを経て招待され、薫陶を受ける。

公式ホームページ https://daichideguchi.wixsite.com/daichideguchi

服部百音 (C)YUJI HORI

ヴァイオリン 服部百音
Moné Hattori, violin

 1999年生まれ。8歳でオーケストラと共演。10歳以降様々な国際コンクールで優勝やグランプリを受賞し、イタリアでのリサイタルを皮切りに国内外で演奏活動を始める。V・アシュケナージとスイス、イタリア公演。ハチャトリアン音楽祭、トランス・シベリアン音楽祭などにも参加。2020年にはフランツ・リストチェンバーオーケストラとドイツツアーを行うがコロナ禍で帰国。国内ではN響、都響、東京フィル、日本フィル、読響、新日本フィル他数々の著名オーケストラ、指揮者と共演を重ねている。2021年にはNHK交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィとの共演や翌年のドイツ・カンマーフィルとの共演も大好評を博す。2022年から自身の企画でのコンサート「STORIA」を展開し2024年にはNHK交響楽団、井上道義氏と一晩でショスタコーヴィチの2つのヴァイオリン協奏曲を演奏するという驚異の企画で大成功をおさめた。また日本ではあまり演奏されない名曲の普及にも意欲的に取り組みファジル・サイのソナタの日本初演なども行った。使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文

1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。

 Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられ、2024年にはNHK『突撃!カネオくん』などのバラエティ番組でも取り上げられた。

 1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

 海外公演も積極的に行い、2014年3月には創立100周年記念事業としてアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを開催。2015年12月に日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会、2024年5月にチョン・ミョンフン指揮のもと韓国3都市4公演でのツアーを行い国内外の注目を集めた。

 昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞している。

 In 2024, the Tokyo Philharmonic Orchestra celebrated its 113th anniversary as Japanʼs first symphony orchestra. With about 160 musicians, TPO performs both symphonies and operas regularly. TPO is proud to have appointed Maestro Myung-Whun Chung, who has been conducting TPO since 2001, as Honorary Music Director, Maestro Andrea Battistoni as Chief Conductor and Maestro Mikhail Pletnev as Special Guest Conductor.

 TPO has established its world-class reputation through its subscription concert series, regular opera and ballet as signments at the New National Theatre, and a full, ever in-demand agenda around Japan and the world, including broadcasting with NHK Broadcasting Corporation, various educational programs, and tours abroad. In March, 2014, TPO became a global sensation in its centennial world tour of six major cities: New York, Madrid, Paris, London, Singapore and Bangkok. In December 2015, TPO held Beethovenʼs 9th symphony concerts in Seoul and Tokyo with Mastro Myung-Whun Chung, with Seoul Philharmonic Orchestra combined into one orchestra. TPO has partnerships with Bunkamura Orchard Hall, the Bunkyo Ward in Tokyo, Chiba City, Karuizawa Cho in Nagano and Nagaoka City in Niigata.

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