ヤマハ デザイン研究所が「DESIGNART TOKYO 2024」に参加 「江戸の洋琴」や和楽器の演奏を交えた講談イベントを開催

開催日:2024年10月26日(土)・27日(日) 会場:ヤマハ銀座店 1F(東京都中央区銀座7-9-14)

ヤマハ株式会社のプレスリリース

江戸の洋琴(写真はイメージ)江戸の洋琴(写真はイメージ)

  • 「江戸の洋琴」出展・講談イベント開催概要

日時:10月26日(土)14:00~ 15:20~ 17:00~

10月27日(日)12:30~ 13:30~ 17:20~ (各回約15分・同一演目)

展示作品は、営業時間中(11:00~18:30)にご覧になれます  ※展示は11月4日(月)まで

会場:ヤマハ銀座店 1F(東京都中央区銀座7-9-14)

出演(敬称略):神田 紅(講談師)・森めぐみ(演奏)ほか、尺八など和楽器奏者

内容:「江戸の洋琴」を題材にした講談を、4作品の「江戸の洋琴」の演奏とともにお届けします。

定員: 60名(予約不要・無料)

主催:ヤマハ株式会社

協力:千葉大学工学部総合工学科デザインコース 

ウェブサイトhttps://www.yamaha.com/ja/tech-design/design/events-topics/edo-piano-05/

*当社のデザイン研究所は、ヤマハブランドを冠するあらゆる製品のデザイン開発と並行し、ヤマハデザインが大切にしている価値観をより深く掘り下げるために、共同研究を含めさまざまなデザイン活動を行っています。

「江戸の洋琴」は、ヤマハのデザイナーが、千葉大学デザインコースのカリキュラムにおける講師として学生への授業を行い、その研究・考察をとおして学生がデザインしたアイディアを原案として制作したものです。

  • 「DESIGNART TOKYO 2024」出展作品

音籠

江戸時代には、大人用の風情のある虫篭に季節の虫を入れてその鳴き声を愉しむ風習がありました。音と同時に籠の中でハンマーが飛び跳ねて発音する様子を楽しむことができます。※講談のなかで音を奏でます

弾き箪笥

軽くて燃えにくい 桐の箪笥は、下町の火事の際、物をまとめて運ぶための知恵として生まれたといわれています。「祝いごとに箪笥を贈る」という文化にも着目し、子どものための大切なものをしまう小さな箪笥の引き出しに、知育玩具としての鍵盤をあしらいました。 ※講談のなかで音を奏でます

岡持ち琴

長屋では、部屋の中に限らず路地や屋外の共用部分でも生活が繰り広げられていました。岡持ちの大きな持ち手は、外への持ち出しを促します。現代では、内部が電子部品などとなりピアノが小型軽量化していますが、江戸式では大きな持ち手が“ポータブルピアノ”を実現したかもしれません。※講談のなかで音を奏でます

音机

狭い長屋では、一つで二役も三役も兼ねる家具が重宝されていました。文机に鍵盤を仕込み、脚のシルエットには寺子屋机の様式を取り入れました。

※講談のなかで音を奏でます

透き間

長屋では、空間を上手に切り替えるための道具として間仕切りが重宝されていました。壁際に固定させず、部屋の中ほどに置くのにふさわしい間仕切りのような姿のピアノを、縦に並ぶ音板の隙間を通した向こう側の気配や周りの空間を感じながら演奏したかもしれません。

  • 出演者プロフィール(敬称略)

神田 紅(講談師)

福岡県出身。早稲田大学商学部中退後、文学座付属演劇研究所を経て女優の道を歩き始めるが、昭和54年講談師・二代目神田山陽の語り口と講談の魅力にとりつかれ門下生となり神田紅を名乗る。平成元年真打昇進・本牧亭にて昇進披露興行。その特異なキャラクターを活かした「芝居講談」という新しいジャンルを開拓、明るく楽しくわかりやすい芸風で、古典から現代ものまで幅広い作品を得意とする。平成14年紅一門を旗揚げし、現在弟子は5人。講談の普及のため講談教室「紅塾」で東京、福岡合わせて100余名の生徒を指導。現在、日本講談協会会長を務める。   

森めぐみ(作曲家・演奏家)

京都府生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程に在籍。 作曲と身体表現を用いて、空気の振動によってきこえる聴覚的音楽だけでなく、行為としての音楽表現から感じ取る「身体から発露する音楽」の概念を探求する。第36回京都芸術祭音楽部門にて舞踏作品を発表。2022年 東京藝大I LOVE YOU プロジェクトの助成を受け、身体表現ワークショップと公演『Musicking』を企画・実施。2023 年11月、東京藝大ASAP の奨学生として、パリ国立高等音楽院 即興科設立30周年記念のコンサートにてパフォーマンスを行う。

  • 「DESIGNART TOKYO 2024」概要

東京を舞台に、世界中からアート、建築、インテリア、プロダクト、ファッション、フード、スポーツ、テクノロジーなどのモノとコトが集結し、ギャラリーやショップなどさまざまな場所で多彩なプレゼンテーションを行う革新的なデザインの祭典です。各展示を回遊して街歩きを楽しめる、東京の街全体がデザイン&アートミュージアムになるイベントです。

テーマ:「Reframing 〜転換のはじまり〜」

会期:2024年10月18日(金)〜27日(日)10日間

エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京

主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会

オフィシャルウェブサイトhttps://designart.jp/designarttokyo2024/

facebook.com/designart.jp instagram.com/DESIGNART_TOKYO x.com/DESIGNART_TOKYO

関連ニュースリリース

千葉大学デザインコースとの産学共同で和家具様式のピアノのプロトタイプをデザイン(2022年03月14日)

https://www.yamaha.com/ja/news_release/2022/22031401/

ヤマハデザインサイト 江戸の洋琴ページ

https://www.yamaha.com/ja/tech-design/design/research/edo-piano/

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※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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