鍵盤楽器の名手・北村朋幹 日本で初めてのフォルテピアノ公演開催迫る! 1825年ウィーン製のピアノで贈るコンサート

ロングランプランニング株式会社のプレスリリース

カンフェティにてチケット発売中

http://confetti-web.com/@/himf-kitamura

公式ホームページ

https://kitabunka.or.jp/

古楽器から時にはプリペアド・ピアノやトイピアノ、チェンバロやチェレスタまで、

あらゆる鍵盤楽器を媒介に演奏活動を展開する北村朋幹が、

1825年ウィーン製のフォルテピアノで北とぴあ国際音楽祭2024のオープニングを飾る!

●隠れたフォルテピアノの名手

2022年びわ湖ホール及び滋賀県立美術館で行われた「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」で佐治敬三賞を受賞するなど幅広い活躍を見せる北村朋幹。留学先のドイツでは様々なピリオド楽器を演奏し、歴史的奏法の研究に取り組んできた、言わば隠れたフォルテピアノの名手です。その北村朋幹が日本での初めてのフォルテピアノ・リサイタルで北とぴあ国際音楽祭2024のオープニングを飾ります。

●使用楽器とプログラム

初めての日本でフォルテピアノ・リサイタルのために選んだ楽器は1825年ウィーン製ヨハン・クレーマー(タカギクラヴィア所蔵)。この楽器からインスピレーションを得て組まれたプログラムは、北村朋幹の原点ともいえる初めてのソロCD「遥かなる恋人に寄す -シューマン『幻想曲』からの展望」にも通ずるもの。

●名曲の珍しいバージョンも

北村朋幹は今年3月に新譜『リスト 巡礼の年 全3年』を発売、全曲演奏会も話題となりました。〈オーベルマンの谷〉は第1年スイスの中の名曲ですが、今回演奏されるのは初稿にあたる《旅人のアルバム》のもの。なかなか聴けない版を当時のピアノで聴ける貴重な機会です。

ヨハン・クレーマー

【曲目】

ベートーヴェン/リスト
ミニョン S.468-1 《ベートーヴェンによる6つのゲーテ歌曲集》より

連作歌曲集《遥かなる恋人に寄す》S.469

シューマン

管弦楽のない協奏曲 op.14(1836) より

“変奏曲風に”(後に削除された2つの変奏曲を含む、自筆譜に基づく版)

※演奏する版の変更により、当初表記から変更しています。

リスト
オーベルマンの谷 S.156-5 《旅人のアルバム》より

***

シューマン

幻想曲 ハ長調 Op.17

  • プロフィール

北村朋幹 Tomoki Kitamura

愛知県生まれ。これまでに浜松国際ピアノコンクール第3位、シドニー国際ピアノコンクール第5位、リーズ国際ピアノコンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール第2位など受賞。

第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、ソロリサイタル、室内楽、古楽器による演奏活動を定期的に行っており、その演奏は「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)と評された。2022年10月、びわ湖ホール及び滋賀県立美術館で行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」が、第22回佐治敬三賞受賞。2024年3月、所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールにて、「リスト:『巡礼の年』全曲演奏会」を行った。2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を展開している。

録音は、新譜『リスト 巡礼の年 全3年』を含む6枚のソロアルバムをフォンテックよりリリース。

東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。フランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォツカ、ライナー・ベッカー、イェスパー・クリステンセンの各氏に師事。ベルリン在住。

  • 公演概要

北とぴあ国際音楽祭2024

『北村朋幹フォルテピアノ・リサイタル ―シューマン《幻想曲》をめぐって』

公演日時:2024年10月26日 (土) 15:20開場/16:00開演

会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)

■出演者

北村朋幹(フォルテピアノ)

■チケット料金

一般:4,000円、25歳以下:2,000円

(全席指定・税込)

※未就学児入場不可

※25歳以下券の方は入場時、生年月日が確認できるもの(保険証、免許証等)をご提示ください

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