「芸者とオンライン飲み会」のMeet Geisha、日本初の「NO密」芸者遊び体験を7月より開始!

ガイアックスのプレスリリース

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、箱根湯本芸能組合(所在地:神奈川県箱根町、組合長:舘美喜子)と連携し、新型コロナウイルスの影響で中止していた箱根芸者ショーを7月4日(土)より、『Meet Geisha 「NO密」芸者遊び体験』にリニューアルの上で再開します。
これまでMeet Geishaの箱根芸者ショーは、敷居の高いお座敷遊びをより手軽に楽しめる体験として提供してきました。しかし、お座敷遊びは対面や接触の「密」状態で楽しむもの。今回、「NO密」型のお座敷遊びへと体験をアップデートして、ウィズコロナ時代の新しい芸者遊びを提案していきます。

●開催背景 都道府県をまたぐ移動の自粛解除により、「NO密」なリアルイベントを開催
新型コロナウイルスの影響をうけ、屋内での大人数のイベント開催の条件が緩和される一方、引き続き、社会的距離を保つことや収容人数あたりの定員の制限がかけられています※1。また、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が厚生労働省から発表されています※2。
ですが、お座敷の場では「対面でお客様にお酌をする」「接触を伴うお座敷遊びを楽しむ」「大人数での踊りの鑑賞」「近い距離でのおしゃべり」が一般的におこなわれています。新しい生活様式の下では、これまで通りのお座敷遊びをそのまま続けること不可能です。
一方、新型コロナウイルスの影響でMeet Geishaは、3月に箱根芸者ショーを休止し、5月22日より「芸者とオンライン飲み会」、29日より海外向けの ”Meet Geisha Online Drinking” を開催してきました。オンラインイベントでは国内外問わず、参加者のほとんどが初めて芸者さんと接する方ばかりで、「オンラインだけでなく実際に箱根に行きたくなった」などの声を多くいただいています。
また、6月19日には都道府県をまたぐ移動の自粛が緩和されました。まずは国内旅行で箱根を訪れる方々に向け、ウィズコロナ時代の伝統文化体験として、箱根芸者ショーを「NO密」なお座敷遊びにアップデートしていきます。
※1:屋外200人以下・屋内100人以下のイベントを容認…宣言解除地域(読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200514-OYT1T50260/
※2:新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました(厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

●開催内容
イベント名: Meet Geisha 「NO密」芸者遊び体験
プログラム: 日本舞踊鑑賞、「NO密」型お座敷遊び、芸者大喜利、芸者トーク、遠近法写真撮影
開催日時: 毎週土曜・日曜 14:00〜15:00、16:00〜17:00の2回
参加費用: 2000円(税込)
会場定員: 25名まで
参加方法: Meet Geisha公式ウェブサイト( https://www.meetgeisha.jp/jp )から予約申込み

『心理的ディスタンスを近づける、日本舞踊鑑賞』
日本舞踊の鑑賞時にも、「NO密」型の鑑賞で観客と芸者さんに物理的な距離を作りますが、だからこそ楽しめる要素を盛り込みます。今回より、演奏される長唄や端唄に込められた思いや背景を現代に照らし合わせて解説します。唄の意味を知り、より伝統文化を身近に感じられるよう工夫していきます。

『元祖お座敷遊びを改良、10m離れても盛り上がる「みんなでお開きさん」』
お座敷遊びの定番「お開きさん」は、芸者さんVSお客さん、どちらがより長く足を広げて立っていられるかを勝負します。通常、2m程度離れた対面でおこないますが、「NO密」芸者遊び体験では、舞台にいる芸者さんと会場にいる観客が10m離れて、みんなで「お開きさん」に興じます。会場全体の一体感を「NO密」状態で高めていきます。

『ウィズコロナ時代は大喜利で芸者を知るのが新スタンダードに!』
これまでの箱根芸者ショーでは、ランダムに観客から質問を受け付け、芸者さんが答えるコーナーを設けていましたが、敷居の高いイメージのせいか芸者さんへの質問はあまり活発ではありませんでした。そこで、「芸者とオンライン飲み会」の経験を逆輸入し、大喜利形式で楽しく芸者さんを知ってもらえるようにしていきます。

●Meet Geisha責任者 西村環希(23)コメント

「新しい価値を生み出し、ボーダーを超えて届ける」が私のこの取り組みにかける思いです。
私自身、海外に住んでいた経験と、京都で芸鼓さんと働いた経験から、あらためて「日本の良さ」や「芸者文化の魅力」を知らない人たちにぜひ伝えたい、という思いからこの事業をはじめています。
「新しい価値」は新しい取り組みから生まれるとは限りません。芸者文化をはじめとした、日本の伝統文化には、現代においてもリスペクトされるべき古き良さや、先祖の知恵が詰まっています。時代の変化に適応させつつ、今の時代でも「かっこいい!」と思ってもらえるような新しい価値を提供するのが私達だと自負しています。
「ボーダーを超える」というのは国籍も、年齢も、性別も超えるということです。芸者文化を支える担い手は、これまで60代、70代の男性顧客が中心でしたが、このMeet Geishaでは海外の方や若い層、ファミリー層にまで芸者文化を楽しんでもらう裾野が広がっています。
伝統芸能を残していくため、時代の要請に応じたアップデートを箱根芸能組合の皆様と一緒に進めていきたいです。ずっと長く続いてきたものは、変化に戸惑う事もあるけれど、諦めず毎日一歩一歩前進していきたいと思います。

●今後の展望
箱根に足を伸ばせない方々のため、国内外に向け「芸者とオンライン飲み会」を続けていきます。また、インバウンド観光が復活するまでの間は、ショーの様子を海外向けに配信し、芸者さんだけではなく、国を超えたゲスト同士の交流を図ります。さらに、これまで海外向けのオンライン飲み会は日本時間の夜に開催していたため、時差の関係で参加しづらかった国の方々にも届けられるよう、日本時間の昼間に「芸者さんの1日」のライブ配信なども企画中です。
オンラインだからこそできる日本の魅力の発信により、失われたインバウンド観光需要を違う形で取り戻し、さらにまたいずれ戻ってくるインバウンド観光にそなえていきます。

●ガイアックスとは:インターネットで「人と人をつなげる」ことに20年以上取り組んでいます
ガイアックスは、「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」を創業からのミッションにしています。また、近年はソーシャルメディアの浸透によって生まれたシェアリングエコノミーに取り組み始めました。インターネットが発達し、個々人での情報のやり取りがより一層容易になり、BtoB(会社対会社)の取引だけではなく、CtoC(個人対個人)の取引へのニーズが生まれてきたと考えてのことです。
これからも、ガイアックスはさまざまな形で人と人をつなげることに全力で取り組んでいきます。

■株式会社ガイアックス 会社概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、インキュベーション事業
URL: https://www.gaiax.co.jp/

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