でんぱ組.incも審査に参加!自作した都市ARライブの体験者数に応じて収益化
株式会社STYLYのプレスリリース
株式会社STYLY(東京都新宿)は、株式会社パルコ(東京都渋谷区)、株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)とともに取り組むXRクリエイター発掘・育成プロジェクト「NEWVIEW」の一環として、総額300万円をXRクリエイターへ還元するプロジェクトの試験運用を開始しました。第一弾として、都市空間に新たな音楽体験を創出するプロジェクト「Hyper Music Venue powered by STYLY feat.でんぱ組.inc on Shibuya(以下Hyper Music Venue)」を実施します。
このプロジェクトは、XRクリエイターと音楽アーティストが協力して渋谷スクランブル交差点を舞台に新しい音楽体験を創り出すことを目的としています。フィーチャリングアーティストとして、2025年にエンディングを迎えることを発表したでんぱ組.incを迎え、彼女たちの楽曲データやボリュメトリックデータを活用した AR作品を募集します。
What’s “Hyper Music Venue”?
「Hyper Music Venue」とは、XRクリエイターとアーティストが新たな音楽ベニュー=音楽体験空間をクリエイトするプロジェクトです。都市を舞台にし、ライブハウスやドームといった限られた場所や時間を超えて、街そのものをライブステージへ変えることを目指しています。ビル、道、街灯、線路、そして空まで、どこをどう使うかはクリエイターの自由です。
第一弾のフィーチャリングアーティストは「でんぱ組.inc」です。彼女たちのアーティストアセットを使用し、都市空間に共鳴するAR体験を創り上げる挑戦をしていただきます。さらに、クリエイターには総額300万円の還元金を用意し、制作後もクリエイター活動を支援します。
常識も次元も超え、誰も見たことのない音楽体験と世界を、あなたの手で創り出してください。たくさんのXRクリエイターの参加をお待ちしています。
Hyper Music Venue 募集サイト:https://hypermusicvenue.com
総額300万円!XRクリエイターへの収益還元プロジェクトとは?
1再生あたり100円、総額300万円をクリエイターに還元します!
「Hyper Music Venue」は、空間レイヤープラットフォーム「STYLY」の主催で開催します。次世代の新たな空間体験の創出を目指し、クリエイターとともに、リアルとデジタルを重ね合わせ、街を、日本をもっともっと遊び尽くせるフィールドに拡張していきます。
本プロジェクトでは、1再生につき100円を還元するプロジェクトの試験運用を開始しました。
※再生回数100回以上の作品を還元対象といたします。
※全作品の一般公開日からカウントし、総再生回数が3万回(=300万円)に到達した時点で還元は終了いたします。
※還元プロジェクトの詳細は応募規約をご確認ください。
フューチャリングアーティスト
でんぱ組.inc
2007年にオープンしたライブ&バー「秋葉原ディアステージ」で働く、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクのメンバーを中心に結成。「萌えキュンソングを世界にお届け」のキャッチフレーズで、秋葉原を中心に2010年頃より活動を本格始動。数々のメンバーチェンジを経て現在は古川未鈴、相沢梨紗、藤咲彩音、鹿目凛、天沢璃人、小鳩りあ、高咲陽菜の7人組ユニット。
2025年初頭に開催するライブを最後に活動終了することを公式サイトなどで発表し、16年間の歴史に幕を下ろし、でんぱ組.incとしてのエンディングを迎えることを報告。
今回の「Hyper Music Venue」では、でんぱ組. incメンバーも審査員として参加予定となります。
制作アセット
都市と楽曲とアーティストの一体感をどう生むか
応募されるXRクリエイターへは、渋谷スクランブル交差点 3Dモデルを含む、でんぱ組.incのボリュメトリックデータおよび楽曲データが再生されるUnityパッケージを提供いたします。
スクランブル交差点で実際に体験する際は、STYLYシーンを起動するたびに異なるメンバーが出現する仕様になっています。都市空間と音楽、アーティストを調和させた、オリジナリティ溢れる作品をお待ちしています。
詳しくは、Hyper Music Venue 制作マニュアルを参照ください。
https://styly.cc/ja/manual/hyper-music-venue-creation-manual/
応募概要
応募資格
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年齢不問
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未成年の場合、保護者の同意が記載された同意書の提出が必要です。
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国籍、居住地不問
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個人、チーム不問
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プロフェッショナル、学生、法人、アマチュアを問わず
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応募には空間レイヤープラットフォーム『STYLY』登録が必要です。
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制作には『Unity』とUnity用のビジュアルスクリプティングツール『PlayMaker』が必要です。
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還元金の振り込みにあたって銀行口座の所持が必要です。
作品要項
公募にあたり、以下2点の制作をお願いいたします。
▼都市ARライブ
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渋谷スクランブル交差点で展開される都市ARライブの制作をし、STYLYにて公開。
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フィーチャリングアーティストから提供された楽曲、ボリュメトリックデータを使用し、都市ARライブを制作してください。
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作品は指定された都市エリア内で体験可能な状態で公開されていることが条件です(体験ができない場合、再生数がカウントされません)。
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体験時間は15秒から30秒以内。応募者がオリジナルで創作した未発表の作品であることが必要です。第三者の著作物を使用する場合は事前の許諾を得てください。また、他人の顔や姿が映り込む場合は、本人の同意を得るか、特定できないよう加工を施してください。
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制作はHyper Music Venueのサイトで配布しているUnityパッケージを使用して、Unityで制作したシーンをSTYLYで体験できるようにしてください。
▼ARライブの体験動画
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都市ARライブをプロモーションする体験動画を制作し、SNSに公開。
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縦型動画推奨(9:16サイズ比)、15秒から30秒以内。応募作品に第三者の著作物が含まれる場合は、当該第三者の許諾を得た上で応募してください。
応募方法
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都市ARライブの制作
STYLYアカウントを作成し、提供されたUnityパッケージ(楽曲、ボリュメトリックデータ)を使用して都市ARライブを制作します。
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STYLYに作品を公開
投稿時に作品紹介文章とSTYLYハッシュタグ「#HMV2024」をつけて作品を公開します。
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各種SNSで体験動画を投稿
SNS(TikTok、YouTube Shorts、X、Instagram)で、作品紹介のティーザームービーを最低1つ以上投稿します。必ずハッシュタグ「#でんぱ組.inc」「#STYLY」をつけてください。
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募集情報の登録・提出
アカウント名、還元金振込先口座情報、作品の体験動画を提出。
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NEWVIEW AWARDS 2024 Site-Specific AR部門への応募
「Hyper Music Venue」で制作した都市ARライブはNEWVIEW AWARDS 2024 Site-Specific AR部門へ応募可能です。:https://newview.design/awards
応募期間
2024年10月10日(木)~ 2024年11月18日(月)23:59まで
還元方法
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再生回数に対する還元金の全体総額を300万円として、1再生あたり100円を還元します。
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還元に関する再生数は全作品一般公開の11月20日(火) から計測を開始し、 最長12月22日(日)までカウントします。
※再生回数100回以上の作品を還元対象といたします。
※11月中旬を予定している全作品の一般公開日から計測し、総再生回数が3万回(=300万円)に到達した時点で還元は終了いたします。その時点での各作品のカウント期間中再生回数を元に還元金額を決定します。
※上記項目の上で、1作品あたりの還元に関する上限金額はありません。
※還元数に関する再生数カウント終了以降も都市ARライブの再生は可能です。
還元フロー
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10月10日(木):作品募集開始
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10月10日(木)- 11月18日(月)23時59分まで:公募期間
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11月20日(水) – 12月22日(日)還元のための作品閲覧回数カウント期間※総再生回数が3万回になった時点でカウント終了。
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2025年1月13日(月):還元金額通達
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2月28日(金):還元金振込
審査方法
12月6日時点での応募作品の中から審査基準に応じて判断して、ノミネート作品を10作品程度選出します。最終審査を経て、本サイト上で最優秀作品を発表します。
審査基準
1. オリジナリティ
作品がどれだけ独創的で、他にはないユニークなアイデアや表現を持っているか。新たな音楽体験や視覚表現が斬新かどうかを評価します。
2. 都市空間との共鳴
作品が都市空間とどれだけ調和し、共鳴しているか。都市の特性や風景を効果的に活かし、音楽ライブの舞台としてうまく演出しているかを評価します。
3. 音楽性と演出の融合
でんぱ組.incの楽曲やアーティストアセットに基づいた演出がどれだけ効果的かを評価します。
音楽と視覚的な演出が調和し、作品全体が一体感を持って体験できるか、音楽と演出のバランスが自然で、強い印象を与えるかどうかを評価します。
審査員
でんぱ組.inc
フューチャリングアーティスト
くろやなぎてっぺい | 企画・映像・音楽
ブランドムービー・ミュージックビデオ・教育番組コンテンツなどをベースに、空間演出や音楽パフォーマンス、現代美術など、多方面で活動。NHK連続テレビ小説「半分、青い」オープニング映像、Mr.Childrenステージビジュアル、「デザインあ」ID映像など。「映像作家100人」選出。またライフワークとして「あいうえお作文RAPプロジェクト」を企画。P.I.C.S. management所属
村上 雅彦 Masahiko Murakami
1980年、滋賀県生まれ。日本のデザイン専門学校を卒業後、渡米しサンフランシスコの美大『Academy of Art University』を卒業。ゲーム業界へ進出し、アメリカのAAAタイトルゲーム開発会社でコンセプトアーティストとして活躍。
2009年に帰国し、京都のゲーム開発会社にアーティストとして参加。BitSummit主催メンバーとして、一般社団法人日本インディペンデントゲーム協会の理事を務め、イベントを成長させる。2016年に自身の会社『株式会社Skeleton Crew Studio』を設立。ゲーム開発の技術をコアに、VR/AR、アプリ、ウェブシステムなどのコンテンツ開発を手掛けながら、都市開発やイベントプロデュースなど多様な分野で新しい挑戦を展開中。
優秀作品特典について
優秀作品に選ばれたXRクリエイターに対し、収益還元以外にも以下のような特典をご用意しています。
最優秀作品
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STYLY Businessプラン1年間分の提供
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Apple Vision Pro向けアプリケーション「STYLY for Vision Pro」に作品を移植、公式コンテンツとして公開(移植はSTYLY社がサポートします)
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Apple Vision Pro向け移植作品を渋谷某所で展示
ノミネート作品
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STYLY Businessプラン1年間分の提供
スポンサー、パートナーについて
特別協賛
東急不動産株式会社
コラボレートパートナー
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NEWVIEWについて
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティとして、2018年1月に始動。ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛ける。国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のXRクリエイターの発掘・育成・交流を推進。
公式サイト:https://newview.design/
株式会社STYLYについて
株式会社STYLYは、デジタルとフィジカルを繋ぐ空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する会社です。「人類の超能力を解放する」ことをミッションに掲げ、XRを主軸としたテクノロジーにより、ヒトや企業の創造する力、クリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出によって人類の進化に貢献することを目指しています。
・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−3 第24スカイビル 4F
・代表者 :代表取締役 山口征浩
・Webサイト:https://styly.inc/
【本件に関するお問い合わせ先】
Hyper Music Venue 運営事務局
Email:support@styly.inc
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