ちょうど100年前のノーベル文学賞受賞作W.レイモントの『農民』をウェルチマン監督夫妻が映画化。日本プレミア上映を前に特別編集版映像とともにお届けするスペシャルコンサート。珍しい民俗楽器の音色も必聴。
ポーランド広報文化センターのプレスリリース
11月15日、ポーランド広報文化センターは、アカデミー国際長編映画賞ポーランド代表作（2024）『農民』の日本プレミア上映を記念して音楽と映像によるスペシャル・コンサートを開催する。特別編集版の映像をスクリーンでご覧頂きながら、本作の音楽を担ったウカシュ・ロストコフスキが自ら率いる楽団とともに映画の世界観を見事に描き出すサウンドを生演奏でお届けするもの。
これまでに作曲家・パフォーマーとして数々の受賞歴をもつL.U.C.ことウカシュ・ロストコフスキは、この映画音楽制作のため優れた民俗音楽演奏家を集め、国際色豊かなレベル・バベル・フィルム・オーケストラを結成。スラヴ民族の魂に宿る音楽にインスパイア―され、伝統的かつ特色ある民俗楽器やサウンドをフィーチャーしたその音楽は、誰の心をも揺さぶり、想像力をかき立てる。初来日となる今回、L.U.C.は自ら率いるRebel Babel Film Orchestraに日本のオーケストラ東京室内管弦楽団（指揮：橘直貴）を招き共演する。L.U.C.は来年の大阪・関西万博ポーランドパビリオンのイベントにも招聘が決まっている。
＜記＞
映画『農民』スペシャル・コンサート
2024年11月15日（金） 19:00開演（18:30開場）
第一生命ホール（晴海トリトンスクエア内）
（所在地：東京都中央区晴海1-8-9／アクセス：都営大江戸線「勝どき」駅A2a出口より徒歩8分）
＊入場無料／全席自由（未就学児のご入場はご遠慮ください）
＊事前予約制。参加ご希望の方は、tokyo.events@instytutpolski.pl まで
【件名：農民 ／ 本文：①来場者全員のご氏名 ②合計人数 】
をご記入の上、11月12日までにお申し込みください（先着順）
詳細：https://instytutpolski.pl/tokyo/the-peasants-special-concert/
ご不明な点がございましたら、上記アドレスまでお問合せください。
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映画『農民』（原題：”Chłopi”）は『ゴッホ 最期の手紙』と同じ製作者（DKウェルチマン＆ヒュー・ウェルチマン）による作品。実写映像を油絵に描きなおして制作されたアニメーション映画。ポーランドの前世紀転換期に花開いた＜若きポーランド＞派の生き生きとした絵画と、100年前にノーベル文学賞を受賞したポーランドの作家、ヴワディスワフ・レイモントの同名の小説の世界が映像としてよみがえった。映画・絵画・小説そして音楽いずれの愛好家にとっても見逃せない作品である。日本プレミア上映は来る11月22～28日開催の「ポーランド映画祭」（会場：恵比寿ガーデンシネマ）にて。こちらも乞うご期待！