電通と富士フイルムBI、コンテンツホルダー向けセレクトコンテンツサービス「MeSEUM」の開発を開始

電通のプレスリリース

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑、以下「電通」)は、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:港区、代表取締役社長・CEO:浜 直樹、以下「富士フイルムBI」)と共同で、“推し”アーティストを持つファンが、高画質で印刷・製本された写真集など、自分だけのオリジナルグッズを作成することが可能となる、コンテンツホルダー(アーティスト自身や芸能プロダクションなど)が活用できるセレクトコンテンツサービス「MeSEUM(ミージアム)」の開発を開始します。コンテンツホルダーは、ファンのロイヤリティ向上や、アーティストのブランド強化、初期費用をかけず在庫を抱えないオリジナルグッズなどの提供が可能となります。

 
 昨今、“推し”と呼ばれる特定の好きなアーティストやアイドル、キャラクターなどへの支援や応援活動である“推し活”が盛んになっています。そして、多種多様な“推し”のエンターテインメントコンテンツが提供されていることで、それぞれのファンが熱心に“推し活”する傾向にあります。
 
 本サービスは、ファンが“推し”アーティストのコンサート・ライブの様子などが収められたコンテンツホルダーのサイトにアクセスし、サイト内の画像の中から好きな画像を選ぶと、富士フイルムBIのプロダクションプリンターによって印刷・製本された自分だけの写真集を購入することが可能なサービスです。アーティストなどのファンに行ったヒアリングでは、ファンは好きな“推し”のオリジナルグッズの購入意向が強く、「MeSEUM」は、実際にコンサート・ライブを鑑賞したファンにとっては体験の思い出グッズに、鑑賞できなかったファンにとっては鑑賞を擬似体験できるコンテンツになり得ます。
 
 「MeSEUM」において、電通の顧客企業のビジネス変革をサポートする組織であるBXクリエーティブ・センターは、芸能プロダクション、スポーツ団体、IPホルダーなどに対して、ファンへ提供するコンテンツの企画・開発などの事業開発をメインとしたビジネスのサポートを行います。富士フイルムBIは、写真集の印刷・製本を担い、プロダクションカラープリンター「Revoria PressTM PC1120」による高品質な印刷技術により、クオリティの高い写真集を提供します。また、国内電通グループ(dentsu Japan)の株式会社電通キャスティングアンドエンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役:小金山 貴弘)は、本サービスにおいて、「AIによる画像認識の学習」や「データの蓄積」といったサポートをIPホルダーなどとも連携して推進します。
 
<「MeSEUM」サービス提供スキーム>

 
 電通は、これからもさまざまなビジネスの開発を通して、企業の経営支援(BXサポート)や、顧客体験の向上、およびコンテンツホルダーなどの事業成長に貢献していきます。
以上
 

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