GOOD NATURE STATION × 有斐斎弘道館 「能あそび」 特別公演

株式会社ビオスタイルのプレスリリース

株式会社ビオスタイル(本社:京都市下京区、社長:髙原英二)が運営する複合型商業施設GOOD NATURE STATIONでは、公益財団法人 有斐斎弘道館(京都市上京区、館長:濱崎加奈子)との共同企画「能あそび 特別公演」を7月4日(土)に開催いたします。

当施設は情報発信の場として、人から人へ紡ぐとともに、幅広い価値観の発信をコンセプトの一つとして掲げています。“もの”だけでなく、伝統文化も同様に次世代へつなぎ、また紡ぐ場所でありたいと考えています。伝統芸能の魅力を伝える活動をする有斐斎弘道館と、サスティナブルな視点から文化を発信するGOOD NATURE STATION が“伝統”を“新たな切り口”から捉える試みとして、今企画の実施に至りました。

今回の企画は、千百年以上前に疫病退散と災厄を祓ったことからはじまった祇園祭の行事の一つ、山鉾巡行が本年中止になった事を受け、辻廻しが盛大に行われる場所であり、またかつて数々の芸能が行われた「四条河原町」に位置するGOOD NATURE STATIONで、疫病退散を祈り能楽公演を行います。
演目は、山鉾巡行の先頭を切る長刀鉾の長刀を造った三条小鍛冶宗近の話「小鍛冶(こかじ)」。神使と人が、共に、世の和平と豊穣をもたらす御剣をつくりあげる物語です。
新型コロナウイルスの影響で、伝統芸能も上演の機会を失うなか、半屋外である当施設の中庭を舞台とし、本格的な能をご覧いただきます。難しいと思われがちな能楽ですが、“本物”にふれていただく事で、その素晴らしさを体感いただけることと思います。お気軽にご覧ください。

出演者プロフィール
林宗一郎 師

能楽師観世流シテ方。
京観世五軒家のうち、唯一残る林家十四代当主。1979年京都生まれ。
3歳で初舞台。
父・十三世林喜右衛門、及び二十六世観世宗家 観世清和に師事。
また歌舞伎俳優・市川海老蔵特別公演「源氏物語」「古典への誘い」他に出演し、日本の古典芸能の魅力を世界に伝える事を志す。
2017年にはマレーシア国交樹立60周年記念公演「船弁慶」、ジャパンソサエティ・ニューヨーク創立110周年記念公演「利休 江ノ浦」に出演するなど海外にも活動を広げる。京都観世会理事。京都観光おもてなし大使。
 

有斐斎弘道(ゆうひさいこうどうかん)ついて
「弘道館」は、学問所という意味で、江戸時代には全国に見られました。京都・上京に位置し、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園が1806年に創設した学問所で、私立大学の先駆とされています。2009年に取り壊されそうになったところを、有志により、一時的な保存を成し遂げました。以来、現代の学問・芸術サロンとして、茶道・香道・能楽などの伝統文化を通した人間育成事業に取り組んでいます。
 

公演が披露される「中庭」

▼場 所
 GOOD NATURE STATION4階 中庭 ※雨天の場合変更あり

日時
7月4日(土) 18時45分頃~19時30分頃(予定)

▼料金
観覧無料

内容
能「小鍛冶(こかじ)」
能楽師の林宗一郎師と㈱ビオスタイル・代表取締役社長の髙原英二による「GOOD NATURE×能楽トークショー」を15時~開催いたします。
また、それぞれGOOD NATURE STATION公式Instagramアカウント(https://www.instagram.com/good_nature_station/)と、有斐斎弘道館公式Facebook(https://ja-jp.facebook.com/koudoukan/)にてライブ配信を予定しています。

出演
林宗一郎(能楽師観世流シテ方)、茂山逸平(能楽師大蔵流狂言方)、有松遼一(能楽師高安流ワキ方)他

▼該当するSDGsの目標

㈱ビオスタイルについて
㈱ビオスタイルは、京都・四条河原町に2019年12月に開業した複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」の運営を行う京阪ホールディングスのグループ会社。“信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする 「GOOD NATURE」”というコンセプトの下、サスティナブルな商品開発、施設運営を行っています。これらの企業活動を通じ、SDGs達成に貢献するとともに、社会と調和した持続的な成長を目指します。

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