100BANCHのプレスリリース
「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもと、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む未来創造拠点「100BANCH」で活動する「SAFE ID」プロジェクトは、このほど、「障害がある人」「障害がない人」を分けることなく、アート展示/音楽ライブ/マーケットで交わる実験的プロジェクト「!⇆!(インターチェンジ)」を企画。その第一弾となるイベントを、11月17日(日)〜11月24日(日)に名古屋市北区の『金城市場』にて開催する。初日の11月17日(日)には音楽・アート・マーケットを集めたオープニングイベントを実施。18日(月)〜24日(日)には、グループ展が予定されている。また、プロジェクト実施のためのクラウドファンディングも実施している。
「!⇄!」とは?
音楽、アート、美味しい食べ物、ユニークな雑貨など「好き」「おもしろい」「楽しい」という気持は誰しもが持っているはず。しかし、その「好き」を楽しむ機会は「障害のある人」「障害のない人」で分けられてしまうことが少なくありません。「!⇄!(インターチェンジ)」は、その隔たりを超えて、まっすぐに好きなものを楽しむことができる、カテゴリーにとらわれることなく、クリエイティブな表現が集う、真ジャンルレス/新インクルーシブな場を作り出します。
ロゴの意味;
プロジェクトのタイトルロゴには、障がいのある人もない人も、お互いの隔たりを超えて交わることで、「!(=驚きや発見)」を共有し、新しい刺激が生まれるはず!……そんな思いが込められています。一見すると「何と読むんだろう?」と考えさせられる、誰も読めないイベントタイトルにしたことで、このイベント/プロジェクトの「言葉だけではない対話、交わりを大切にする」というメッセージも持たせています。!⇄!の読み方は自由です。
第一弾イベントのコンテンツについて
今企画は、障害のある人、ない人の双方が参加するアート展示を中心に、17日は音楽ステージやマーケット出店も追加され、真の意味での多様性が混合する、実験的プロジェクト/イベントとなります。
【ART】
障害のある/ないを分けず、様々なバックグラウンドを持ったアーティストたちの作品を一堂に展示。
愛知を拠点に国内外で展示を行うグラフィティアーティスト・vugや、愛知出身で原作漫画「ゾッキ」「音楽」が映画化されるなどし話題となった漫画家・大橋裕之といった今話題のアーティストたちも参加!さらに、2014〜2015年頃に絵画の共同制作を重ねていた、アーティストでありデザイナー・小田島等と漫画家・長尾謙一郎の幻の発掘作品の展示も追加決定。
出展予定アーティスト
アトリエ・ブルート、伊藤潤、大橋裕之、小田島等×長尾謙一郎、SFRN、vug、yuki terada
(アトリエ・ブルート出展作家:奥野誠也、土屋大、山口慶祐、和田成亮)
(SFRN出展作家:井口直人、佐々木紫乃、水野貴文、渡邊富弘)
【MUSIC】
いずれもその場を巻き込む力を持ったアーティストたちをラインナップ。今企画の趣旨に賛同いただいた、アーティストたちがステージのないフラットな場でライブパフォーマンスを行います。
11月22日(金)にも音楽コンテンツが追加!
Campanella / NEI(D.R.C.) / RyoKobayakawaI(D.R.C.)
出演アーティスト
さや(テニスコーツ)
作曲・演奏家。バンド、テニスコーツで植野隆司と共に活動、アルバムリリース、ライブを行う。海外コラボレーション、リリース多数。1995年よりレーベル、majikickを主宰、2020年、JPインディ音楽のストリーミングサイト、minna kikeruを立ち上げ、運営に。また、V.A『Minna Miteru』シリーズを編纂し、ドイツのMorr Musicよりリースされた。歌のワークショップなども行う。テニスコーツのアルバム『ちっぴつよっぴ 』(2024)には子どもが参加、近所の子ども達と歌った音楽『こどもマート』(2024)もリリースした。
※当日は、さやさんに加えて、この日だけの特別なメンバーとしてMenow(めのう)も演奏に参加予定。
FUCKER+しずたん
奥歯なし。部分入れ歯。一応、フォークシンガー。
頭髪なし。脳性麻痺。はげは生きる。
SHIBINを持った二人組。
xiangyu
2018年9月からライブ活動開始。 日本の女性ソロアーティスト。読み方はシャンユー。
名前は本名が由来となっている。23年11月1日gimgigamをサウンドプロデュースに迎えAmapiano、Gqomなどを取り入れ、町に落ちている“落とし物”を題材にしたコンセプトEP『OTO-SHIMONO』をリリース。今年リリースした最新曲「ラスイチのピザ」「ずっといるトマト」「はっちゃKO」
TOMMY(BOY)
渋谷区宇田川町にあるファッション/音楽をベースとしたコンセプトショップ・BOY ショップオーナー。2007年よりDJとして活動を開始し、これまでに、FUJI ROCK FESTIVAL / SUMMER SONIC / RISING SUN ROCK FESTIVAL / 森、道、市場 / BAYCAMP / りんご音楽祭等の音楽フェスや、各地のライヴ・クラブハウス、アパレルブランドのイベント等多数出演。日々軽快なフットワークで全国を巡回中。ヘッドフォンを使用しないダイレクトでアクティヴなスタイルが特徴。オルタナティブ/時事/ストーリーを大切にした独自の選曲とフィジカルパフォーマンスを織りなす。
参加型サウンドパフォーマンス:
Vibrix(愛知県立芸術大学音楽科 声楽、作曲専攻の学生の皆さん)
愛知県立芸術大学に在学するメンバー(声楽、作曲)による、サウンドパフォーマンスグループ。時間と空間を共有した人々が声や振動を通じて、心と体を通わせ合う参加型パフォーマンスを制作。メンバー:永田佳暖(声楽)、上野菜々(作曲)、村瀬有咲(作曲)、望月郁亜(テクニカル)、監修:安野太郎(作曲家:愛知県立芸術大学准教授)
【MARKET】
ローカルで活躍する飲食店や、雑貨・アパレルなどの物販、就労支援施設による出店も入り混じり、ひとつのマーケットエリアを作ります。さらに、障害のあるアーティストたちとのコラボワークショップも!
▼MARKET
大大大(飲食)/ ZEZE(飲食)/Zing(飲食)/tarte cake calin(飲食)
Sunday Wine Clab(飲食)/ごほうびおむすび(飲食)/イイダのキッシュ(飲食)
QQ実験所(物販)/TA-YO-Uな☆(物販)/チェルプ(物販)/BOY(物販)
MO-YA-CO UNIQUE PRODUCT! by ポパイ(物販)/SFRN by さふらん生活園(物販)
SAFEID(物販)/LIVERARY Extra(物販)
▼SPECIAL WORKSHOP
似顔絵屋さん/大橋裕之、奥野誠也(アトリエ・ブルート)
即席バッジ屋さん/水野貴文(SFRN)×みどりのバッジグー
顔面コピー/井口直人(SFRN)
▼クラファンのリターンには、愛知出身の漫画家・大橋裕之によるイラストを起用したグッズやイベント会期中に使えるお買い物券も! https://for-good.net/project/1001276
コチラのグッズはイベント会場内でも数量限定で販売予定。
イベント概要:
2024年11月17日(日)〜24日(日)
!⇄!(INTER CHANGE) GROUP EXHIBITION VOL.1
会場:金城市場/名古屋市北区清水5丁目32–22
時間:土日:12:00〜20:00 / 平日:15:00- 20:00(予定)
料金:入場無料
出展:アトリエ・ブルート、伊藤潤、小田島等×長尾謙一郎、大橋裕之、SFRN、vug、yuki terada
(アトリエ・ブルート出展作家:奥野誠也、土屋大、山口慶祐、和田成亮)
(SFRN出展作家:井口直人、佐々木紫乃、水野貴文、渡邊富弘)
展示構成建築アドバイス:Analogue
2024年11月17日(日)
アート⇄音楽⇄マーケットが交じり合う、
!⇄!OPENING LIVE&MARKET
会場:同上
時間:12:00〜21:00(予定)
出演:
<MUSIC>
GUEST LIVE:
さや(テニスコーツ)
FUCKER+しずたん
xiangyu
GUEST DJ:TOMMY(BOY)
DJ:DREAMY、taiga、keito
AND MORE!?
参加型サウンドパフォーマンス:
Vibrix(愛知県立芸術大学音楽科 声楽、作曲専攻)
<MARKET>
出店:
イイダのキッシュとつまみ(飲食)
ごほうびおむすび(飲食)
大大大(飲食)
ZEZE(飲食)
Zing(飲食)
tarte cake calin(飲食)
Sunday Wine Clab(飲食)
チェルプ(物販)
みどりのバッジグー/Mayumi SUN(100%ナチュラル即効元氣玉)(物販)
MO-YA-CO UNIQUE PRODUCT! by ポパイ(物販)
SFRN by さふらん生活園(物販)
SAFEID(物販)
LIVERARY Extra(物販)
SPECIAL WORKSHOP:
似顔絵屋さん/大橋裕之、奥野誠也(アトリエ・ブルート)
即席バッジ屋さん/水野貴文(SFRN)×みどりのバッジグー
顔面コピー/井口直人(SFRN)
企画・制作・主催:SAFEID、LIVERARY
企画協力:認定NPO法人ポパイ、金城市場の皆さん
告知&グッズイラスト提供:大橋裕之(スペシャルサンクス:チリチリ酒場、ネグラ、壬生 モクレン)
デザイン&ディレクション:武部敬俊(LIVERARY)
!⇄!開催のため、クラファンページ公開中。
ご支援・ご協力宜しくお願いいたします。
https://for-good.net/project/1001276
最新情報は、LIVERARYにて更新中▼
https://liverary-mag.com/feature/112092.html
「!⇄!」(インターチェンジ)に関する取材、メディア掲載等のお問い合わせは下記まで
MAIL:info@liverary-mag.com
TEL: 080-3619-5981(武部/LIVERARY)
Instagram:@inter._.change
主催者プロフィール:
SAFEID @safeid__
『SAFEID』は、ファッションを通じて、すべての人に「選ぶワクワク」を届けるプロジェクト。よだれかけとつけ襟の機能を兼ね備えた「flexibib」というアイテムを作っている。障害があっても汚れを気にせずおしゃれを楽しめるアイテムだ。障がいのある人もない人も同じものを身につけることで、自然な形で同じものを共に楽しむインクルーシブな文化を広めている。
https://100banch.com/projects/safeid
LIVERARY @liverary
2013年11月創刊。名古屋を中心に東海地方のカルチャー・トピックを紹介、提案する“ローカル/カルチャー”WEBマガジン。音楽、アート、映画、ファッション、ライフスタイルなど、多種多様な記事が日々アップされている。編集者の武部敬俊と本屋「ON READING」代表の黒田義隆が発起人。リアルイベントの企画制作やコーディネート、ショップのプロデュースなども行うなど、ウェブ上のメディアに留まらない、立体的な展開を見せ続けている。
◾️100BANCHについて
「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもとに、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む複合施設です。パナソニックが創業100周年を迎えることを機に、「常識にとらわれない若いエネルギーの集まりが、100年先の未来を豊かにしていく」という思いから2017年7月7日に設立。
以来、野心的な若者が未来を創造していく一歩を、24時間365日実験可能な「場所」とともに、各分野の第一人者であるメンターによるアドバイス、年間100を超えるイベントや大型展示会などでの発信の「機会」を提供して支援。応募総数約1045件のうち、330プロジェクトを採択(2024年6月30日現在)し、加速支援を行っています。
100BANCH Webサイト:https://100banch.com/
「SAFEID」は、GARAGE Programの84期生として採択され、100BANCHで活動しています。
プロジェクトページ:https://100banch.com/projects/safeid