ダニエル・アーシャム氏がグローバル・アーティスティック・ディレクターに就任
株式会社ヴァイナルのプレスリリース
アメリカ・ニューヨークを拠点とするメディア「Complex(コンプレックス)」は、「ComplexCon Hong Kong(コンプレックスコン香港)」の第2回目の開催を発表します。このイベントは、2024年に初の国際版として香港で開催し、瞬く間にアジアを代表するストリートカルチャーとポップカルチャーを祝う祭典として成功を収めました。同イベントが2025年3月21日~23日に、再び香港に戻ってきます。
そして、同イベントにおける2025年のグローバル・アーティスティック・ディレクターに現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)氏が就任したことをお知らせします。アーシャム氏は、グローバル・アーティスティック・ディレクターとして、ファレル・ウィリアムス氏や村上隆氏、トラヴィス・スコット氏らとコラボレートしてきた「ComplexCon」のブランドアイデンティティを引き継ぎ、2025年に香港とラスベガスで開催する「ComplexCon」のクリエイティブを創り上げていきます。
2024年に初開催となった「コンプレックスコン香港」は、「SV Vision(Complexの中国全域における運営を担当するメディア&エンターテインメントグループ)」と「Complex China」が主催しました。「コンプレックスコン香港2024」には、100を超えるブランドや出展者、30名以上のパフォーマンスアーティスト、200名以上のクリエイターが参加し、3日間にわたりエキサイティングなプログラムを展開。この祭典には、国内外から30,000人以上が来場し、そのうち55%が中国やアメリカ、日本、シンガポール、韓国など、海外から訪れました。
アーティスティック・ディレクターを務めたVerdy氏が「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」や「マクドナルド」とコラボレーション。また藤原ヒロシ氏が教壇に立ち、“非言語マーケティング”を教える「FRAGMENT UNIVERSITY(フラグメントユニバーシティ)」の特別授業を開講、村上隆氏とBLACKPINKのコラボレートブースに村上氏本人がサプライズ登場するなど、多くのハイライトが生まれました。アーシャム氏もまた、「コンプレックスコン香港2024」で新作のアート作品を発表しています。
ComplexCon “3025”
1980年、アメリカ・オハイオ州で生まれ育ったアーシャム氏は、12歳のときにハリケーンで破壊された自宅を再建築したことがきっかけで空間に興味を持ち、アーティストを目指しました。「Fictional Archeology(フィクションとしての考古学)」を掲げ、代表作品である「Future Relic(未来の遺物)」シリーズは、有名ブランドやキャラクターの白い彫刻が破壊され、人々に未来にいるような感覚を抱かせます。彼の生み出す白は、ストリートファッションに近しく、親しみを感じさせ、その魅力はアートシーンだけにとどまらず、多くのファッション界や音楽業界のキーパーソンを虜にしてきました。
アーシャム氏は、「コンプレックスコン2025」のアイコンに、「3025」の数字を用いました。「Future Relic」の美学と、1000年後の未来という遊び心溢れるアプローチです。時代をも、ポップカルチャーとアートの境界をも、国でさえも超越し、文化的な共鳴を生み出すというコンセプトを表現しています。
アーシャム氏は、次のように語っています。「2025年の『ComplexCon』にアーティスティック・ディレクターとして参加できることを非常に嬉しく思います。これは、このコミュニティで長年、私にインスピレーションを与えてくれた多くの人々への恩返しとなるでしょう。クリエイター、イノベーター、そして世界中のファンが一堂に会す場を作ることは、私が情熱を傾けていることであり、その体験を作る手伝いができることを光栄に思います。この特別なイベントの規模をこれまで以上に拡大し、人々にとっての忘れられない瞬間となることをお約束します」。
世界最大のストリートウェア・コミュニティであるComplexCon
アメリカ版「ComplexCon」は、毎年約60,000人の来場者と、世界的に有名な200以上のブランドを迎えています。この世界最大のストリートウェア・コミュニティは、ますます大きく、影響力を増しています。今年の「ComplexCon」は、11月16日~17日に初めてラスベガスで開催し、トラヴィス・スコット氏がアーティスティック・ディレクターを務めました。スコット氏が率いる「Cactus Jack collective」よる特別なコラボレートアイテムやポップアップショップなどをご用意し、スコット氏がライブステージのヘッドライナーを務めました。
「Complex China」のCEO兼創設者であり、「コンプレックスコン香港」の主催者でもあるBonnie Chan Woo(ボニー・チャン・ウー)は、「初回のアジア開催は、都市文化に対する地域の強い関心を明確に示し、香港のアート&カルチャーの重要な拡大を象徴しました。この歴史的なデビューは、若者文化の力と魅力を証明し、ビジネスのコラボレーションや機会を生み出す力があることを示しています。私たちは、このフェスティバルを香港で再び開催できることを嬉しく思います。初回の勢いを継続し、グレーターベイエリア(香港・マカオ・広東)をラグジュアリーな都市文化の中心地として拡大していけることに興奮しています」と述べています。
また、「Complex」のCEOであるAaron Levant(エーロン・レバント)は、「『SV Vision』と『Complex China』とのパートナーシップを継続し、2025年に香港で再び『ComplexCon』を開催できることを嬉しく思います。この地域の急速に進化する若者文化は、素晴らしいコラボレーションのインスピレーションとなり、世界中の次世代のクリエイター、トレンドセッターとのつながりをさらに深めることでしょう」と、語っています。
「コンプレックスコン香港」の最新情報は11月下旬から順次発表
「コンプレックスコン香港2025」のヘッドライナーやブランドパートナーなどの詳細は、2024年11月下旬から順次発表していきます。最新情報は、下記のオフィシャルサイトをご覧ください。
Complex China
WEB SITE https://complexchinese.com/tc/
INSTAGRAM https://www.instagram.com/complexchinese/
YOUTUBE https://www.youtube.com/@complexchinese
ComplexCon Hong Kongに関する日本のお問い合わせ先
VINYL Inc. / 小池裕貴
pr.japan@complexconhk.com