株式会社双葉社のプレスリリース
9月に弊社より刊行された木爾チレン(きな・ちれん)氏の『二人一組になってください』が大ヒットしています。発売即重版となり、1か月半で5万部を突破しました。本作は女子高の卒業式直前のデスゲーム小説。友情とスクールカースト、無自覚の悪意によるいじめをテーマにした「令和のバトルロワイヤル」で、今年最大の注目作となっています。大人気グループ・THE RANPAGE の岩谷翔吾さん、2024年本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』の宮島未奈さんも絶賛コメントを寄せております。11月20日出来の7刷から2人の推薦文を掲載した新帯となり、書店店頭に展開されます。
【THE RANPAGE 岩谷翔吾氏のコメント】
選ばれる喜びと、選ばれない孤独。
凝縮された人間関係の機微。
静かな余韻を残す心揺さぶる一作。
【宮島未奈氏(本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』)コメント】
まずは名簿だけ見て推したい生徒を決めましょう。
誰と手を繋いでも、楽しめること間違いなしです!
《あらすじ》
「このクラスには『いじめ』がありました。それは赦されるべきことではないし、いじめをした人間は死刑になるべきです」
――とある女子高の卒業式直前、担任教師による【特別授業(ゲーム)】が始まった。突如開始されたデスゲームにクラス27人全員が半信半疑だったが、余った生徒は左胸のコサージュの仕掛けにより無惨な死を遂げる。自分が生き残るべき存在だと疑わない一軍、虚実の友情が入り混じる二軍、教室の最下層に生息し発言権のない三軍――。生き残って卒業できるのは果たして誰か?
《著者》
木爾チレン(きな・ちれん)
1987年生まれ、京都府出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー。21年に『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。他の著書に『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』などがある。2023年に小説紹介クリエイターのけんご氏と結婚した。
《書誌情報》
書名:二人一組になってください
発売元:双葉社
発売日:2024年9月19日
定価:1,815円(税込)
判型:四六判
ISBN:9784575247688