東京工科大学の名物であるプロジェクト演習とヒューマックスエンタテインメントが2回目のコラボレーション!池袋HUMAXシネマズにて学生たちによる映画祭を開催いたします。
株式会社ヒューマックスエンタテインメントのプレスリリース
株式会社ヒューマックスエンタテインメント(本社:東京都新宿区、代表取締役:秋元巳智雄)が運営する池袋HUMAXシネマズにて東京工科大学とのコラボレーション企画「シネプロ学生映画祭2024」の開催が決定いたしました。
<シネプロ学生映画祭とは>
東京工科大学メディア学部の学生たちが企画立案し、池袋HUMAXシネマズで実際に映画祭として上映するまでをプロデュースします。プランニングした宣伝計画に沿って実際に学生が宣伝活動を行いました。映画祭の開催を通して、社会の実践経験を得るプロジェクトです。
<シネプロ学生映画祭2024 学生からのメッセージ>
今回の映画祭 では“ここでしか聞けない話がある。今日、1度きりの映画体験を!”というキャッチコピーを設定しました。上映されるすべてがトークショー付きです。監督というお会いすることなどなかなかできない方々にお越しいただき、わたしたちがお話を伺います。ご来場の皆様に沢山のお話を聞いていただき、ここでしかできない映画体験をしていただきたい・・・キャッチコピーにはそういう気持ちを込めました。
皆様の池袋HUMAXシネマズへのご来場を心よりお待ちしております。
<シネプロ学生映画祭2024 概要>
日程
12/7(土)、8(日)
料金
2,200円均一
チケット販売
11月23日(土)0時~池袋HUMAXシネマズオンラインチケットにて
11月23日(土) 劇場オープン時~1Fチケット売り場にて
以下、登壇ゲスト内容、作品選定理由は学生からのコメントとなります。
上映作品
『長いお別れ』(2019年)
テーマ
小説の世界に没入する映画体験
上映時間
12/7(土)12:00~上映開始
トークショー
14:10~14:40(予定)
登壇ゲスト
中野量太監督
当日は中野量太監督をお呼びして、『長いお別れ』についての制作エピソードや小説と映画というコンセプトをもとにしたトークイベントを行う予定です。
作品選定理由
近年、小説離れが進んでいます。しかし、小説は文字だけで読者を魅了する素晴らしさを持っていると感じています。そんな小説の持つ世界を知ってもらいたいという思いから小説原作の映画作品に注目しました。そんな中、認知症を患ってしまった一家の父とその父を支える母や娘たちの挫折やそれでも忘れることのない家族愛を描いた『長いお別れ』という作品に心を奪われました。
【ストーリー】
父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。
それぞれの人生の岐路に立たされている姉妹は、思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない父の愛情に気付き前に進んでいく。
ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは――。
【出演】蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山﨑努
【スタッフ】監督:中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』
脚本:中野量太、大野敏哉
原作:『長いお別れ』中島京子(文春文庫 刊)
上映作品
『かがみの孤城』(2022年)
テーマ
非日常へ没入する映画体験
上映時間
12/7(土)15:20~上映開始
トークショー
17:20~17:50(予定)
登壇ゲスト
原恵一監督
これまで数々のアニメーション作品に関わってこられた原恵一監督には、作品のこだわっている部分やアニメーション監督としての制作の裏側など普段聞くことのできないお話を学生目線でお伺いしたいと思っています。
作品選定理由
アニメーション作品は非日常な世界観に没入しその世界に入ったかのような体験が出来ることが魅力の一つであると私たちは考えています。今回上映する『かがみの孤城』は、非日常的な空間に迷い込む設定とキャラクターのリアルな心情が繊細に描かれ、私たちのテーマにピッタリだと感じ、この作品を選びました。観客の皆様にも非日常な世界に没入してほしいという思いで上映します。
【STORY】
学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれ胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?すべての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける───
【出演】當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴/芦田愛菜/宮﨑あおい
【スタッフ】監督:原 恵一
原作:辻村深月「かがみの孤城」 ポプラ社刊
上映作品
『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(2020年)
テーマ
愛を知る物語の映画体験
上映時間
12/8(日)10:00~上映開始
トークショー
12:20~13:05(予定)
登壇ゲスト
石立太一監督
本企画は恋愛離れしている若者に愛を考えるきっかけになってほしという想いから、作品の監督をするにあたって愛についてたくさん考えてこられた石立監督にご登壇いただき、学生と一緒に愛をテーマに語りつくすトークショーとなります。
作品選定理由
昨今の若者の恋愛離れが深刻化する中で、愛をあまり知らない若者が増えているのではと思い、『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットが「愛してる」の意味を探す旅、そして愛する人を探す物語の結末を劇場で見届けることで、若者に愛について考えるきっかけになってほしい。そんな思いで上映します。
【ストーリー】
代筆業に従事する彼女の名は、〈ヴァイオレット・エヴァーガーデン〉。
幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア〉が戦場で残した言葉「あいしてる」の意味が理解できなかった。
人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。人々は前を向いて進んでいこうとしていた。しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。ギルベルトの兄・ディートフリート大佐は、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。
「忘れることは、できません」と。
そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。
一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。
【出演】石川由依、浪川大輔
【スタッフ】監督:石立太一 脚本:吉田玲子
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
上映作品
『JUNK HEAD』(2021年)
テーマ
ストップモーション:驚異の映画体験
上映時間
12/8(日)14:00~上映開始
トークショー
15:40~16:10(予定)
登壇ゲスト
堀 貴秀監督
トークショーではオンラインで登壇していただき、学生の作ったストップモーションを講評していただきます。他にも制作秘話や学生時代についてなど普段聞くことのできないお話について伺います。
作品選定理由
子どもの頃からストップモーションアニメに強い関心を抱いていたことから、今回の上映会のテーマも自然とストップモーションに決まりました。多くの作品を鑑賞する中で、「JUNK HEAD」と出会った際、その独特の質感と圧倒的な世界観に魅了されました。この作品を映画館のスクリーンで観る体験を多くの方と共有したいと
いう思いから、今回の上映作品に選ばせていただきました。
【STORY】
環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600 年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
【監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽など】
堀貴秀 Takahide Hori
実施予定キャンペーン
<館内展開>
12月7日
・『長いお別れ』原作本をはじめとする<わたしたちが選んだ 映画化された文春文庫10冊>の発表と販売予定
<その他>
・『かがみの孤城』小学校、中学生の思い出を共有するSNSでの“孤城に集まろう”キャンペーン(仮題)
・『JUNK HEAD』学生が制作したストップモーション作品を募集しイベント当日堀監督によるオンライン講評
詳細は本イベントSNSにてご確認ください。