浮き沈みの激しい芸能界で経験に裏打ちされた生の言葉の数々。貴重な経験や思いが率直に綴られた一冊。
株式会社飛鳥新社のプレスリリース
待望の初著書『最高の二番手 僕がずっと大切にしてきたこと』(堺正章・著)が株式会社飛鳥新社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土井尚久)から2025年1月21日(火)に発売されます。
堺正章さんといえば、MC、俳優、歌手として幅広いジャンルで活躍されている国民的エンターテイナー。ウイットを利かせた共演者との丁々発止のやりとりでお茶の間をいつも楽しませてくれています。
一方、プライベートでは、多くの仕事仲間や芸能人から慕われる人柄で、共演者から悩みやキャリアの相談をよく受けるそうです。俳優には俳優の、芸人には芸人の立場がわかるからこそ、前に向かってどう進むべきかをアドバイスしたり、仕事の向き合い方や考え方を経験則から伝えているとのこと。実体験をもって語るからこその生の言葉は、相談者の琴線に触れ、それがヒントで大活躍している人も多いとか。自宅に招き、じっくり話を聞き、時には食事に誘って心をほぐしながら相談にのる。そんなプライベートでの面倒見のいい「相談役」としての一面はほとんど知られていません。
このように行列ができるほどの相談を受ける堺正章さんの考え方や心持ち、それから人生に裏打ちされた言葉が、今の生きづらい世の中で悩みや迷いを感じている人にもきっと役立つはずだと、本書の企画はスタートしました。
1on1での取材がはじまり、忖度やNGは一切なしで、一人の人間として率直に、本音で語っていただきました。人生哲学や仕事、生き方に対する思いや考え方をあらゆる角度から話していただき、気が付くと、4年の歳月がかかっていました。
本書は、決してメディアでは表に出なかった本音を、堺正章さん自らがはじめて語った唯一の本となります。心の奥底にしまっていたネガティブな感情や弱さまでもすべてさらけ出し、生の言葉を聞き書きしてまとめたものです。
歌手として確立したい自分と求められる役との狭間で葛藤したこと、内田裕也さんやムッシュかまやつさんとの秘話、原動力になった出来事、仕事以外での活動から得た学びなども綴っています。また、家族への思い、華やかな活躍の裏での物語、今だから言える下積み時代のこと……赤裸々に、縦横無尽に語り尽くしています。
【本書の内容】
●『はじめに』より一部抜粋●
今までは、自分の過去や胸中の思いなどを世間様にあえて明かすことが好きではなかった。過去を振り返るなんて、ちっとも刺激的なことじゃない。それに、そのときどきの心の内を赤裸々に明かすことにも意義を感じなかった。他人の大変な思いや経験、悩みなんか、誰も聞きたくないだろうと思っていた。ところが、その後、コロナ禍を経て考える時間もできた中、時代が、そして人の意識や常識が大きく変わっていくさまを目の当たりにしながら、考えが変わっていった。昭和から令和にかけて芸能界で生き続けた僕が、見聞きし、体験したこと、感じたことを、あえて書き残すことは、今だからこそ、もしかしたら意味があるかもしれない。
先が読めない時代に、僕の経験がなにかの、あるいは誰かのヒントになるなら、喜ばしいことなのではないか。それに、僕自身がこれからの日々をいかに生きていくべきかを考えるにあたっても、忘れていた過去を少し紐解き、整理したいと考えたのだった。
変わりゆく世の中、そして芸能界でも、個としての自分自身がどういうマインドを持って生きていくかが問われている。どんな未来が待っていようとも、今こそ思い返し、吟味すべき大切なことがあるのではないか。
人生長寿時代。「楽しく生きること」のもうひとつ先を考えたい。
【著者プロフィール】
堺 正章(さかい まさあき)
歌手、俳優、司会者とさまざまな分野で活躍し、幅広い世代から愛される国民的エンターテイナー。16歳でザ・スパイダースに加入し、’65年「フリフリ」でデビュー。’71年の解散後、ソロ活動に転向し、同年「さらば恋人」で日本レコード大賞大衆賞を受賞した。俳優としては「時間ですよ」「西遊記」「ちゅらさん」など多数のドラマに出演、司会者としても高い人気を博している。
【商品概要】
●商品名:『最高の二番手 僕がずっと大切にしてきたこと』
●著者:堺正章
●判型・総ページ:四六判/288ページ
●予価:本体1600円+税
●発売日:2025年1月21日(火)
●出版社: 株式会社飛鳥新社
【出版社情報】
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所在地:東京都千代田区一ツ橋2-4-3
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