【のん主演×堤幸彦監督で映画化!】柚木麻子『私にふさわしいホテル』映画ビジュアルの全面帯付きで書店展開スタート!

株式会社新潮社のプレスリリース

柚木麻子さんが不遇な新人作家の奮闘を描いた小説『私にふさわしいホテル』(新潮文庫刊)が、のんさん主演、田中圭さん、滝藤賢一さんら出演、堤幸彦監督で映画化されます。2024年12月27日(金)から全国公開。映画化を記念して、映画のビジュアルを使用した全面幅広帯付き版を制作し、全国書店にて展開中です。

柚木麻子『わたしにふさわしいホテル』

文学史上もっとも不遇な作家・中島加代子が起死回生を狙って巻き起こす騒動の数々をコミカルに描く、柚木麻子『私にふさわしいホテル』。2015年に文庫版が刊行された本作が映画になります。主演の加代子役はのんさん、加代子の大学時代の先輩で大手出版社の文芸編集者・遠藤役に田中圭さん、加代子と壮絶なバトルを繰り広げる大御所作家・東十条宗典役に滝藤賢一さん、監督は堤幸彦さんです。

いい小説を書きたい、その作品で世の中に認められたいという望みを抱いて突っ走り、誰も思いつかないような奇抜な方法でその願いを叶えようとする加代子。そんな加代子にとことん翻弄される遠藤と東十条。三人の激しい闘いとコミカルなやりとりは爆笑必至です。楽しさとともに、夢に向かって歩む孤独や決意に感動させられる作品です。

12月27日(金)全国公開に向けて、原作に映画のメインビジュアルを使用した全面幅広帯を巻いて展開中です。全国の書店でご購入いただけます。

※各ネット書店でご注文の際には、映画帯の付いていない場合がございますのでご注意ください。

■書籍内容紹介

文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの〈小説家〉になれる……はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き――。文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始!

■著者紹介:柚木麻子(ゆずき・あさこ)

1981年東京生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。ほかの作品に『ランチのアッコちゃん』『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』『あいにくあんたのためじゃない』などがある。

■書籍データ

【タイトル】私にふさわしいホテル

【著者名】柚木麻子

【発売日】2015年11月28日

【造本】文庫版

【定価】693円(税込)

【ISBN】978-4-10-120241-9

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/120241/

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