DROPは中国エンタメの最大プラットフォームの一つである「Weibo」の日本公式代理店に認定されました。

株式会社ドロップのプレスリリース

中国エンターテイメントの日本展開、日本ブランド向けのマーケティング支援を行う株式会社ドロップ(代表:安田加奈子、東京渋谷区)は、中国におけるエンタメ情報の最大プラットフォームの一つである中国大手SNS「Weibo(微博)」の日本公式代理店に認定されました。認定を行ったのはWEIBO JAPAN合同会社(東京都港区)で、WEIBO JAPAN合同会社は微博集团(Weibo Corporation)の日本における完全子会社で、新浪集团(Sina Corporation)は微博集团(Weibo Corporation)の親会社になります。

 

本認定契約により、日本のタレントや作品等の中国進出時の情報発信において、Weiboの公式窓口としてサポートを行うことが可能となります。

日本公式代理店認定契約の背景

中国のコンテンツ・エンタメ市場規模は5兆3,782億元(約113兆円/2022年)、GDPに占める割合は4.46%に達しており、社会発展とともにさらなる拡大が見込まれています。日本のエンタメコンテンツ・作品の進出においてもチャンスが拡大している状況ですが、一方で中国国内における情報発信は独自のコミュニケーションが必要となります。

 

ドロップは日中双方のエンタメ・マーケティング支援に実績を持ち、中国のエンタメ市場・中国マーケティングに対する確かな知見を有していることを評価され、公式代理店に認定されました。

 

今回の認定により、

  1. WEIBO/微博の持つネットワークやデータ・知見のフル活用

  2. Weiboプラットフォームとの優先的なコミュニケーション

  3. 広告やアカウント審査などの優遇

などが可能となり、中国での情報発信を強化したい日本エンタメ関係者・ブランドを、Weiboを通じてより効果的にサポートすることできます。また、DROPでは、中国と日本におけるネットの安全や両国の関連する法律やルールに基づいた運用を行っていきます。

中国における「Weibo」について

WeiboのMAU(Monthly Active Users)は5.83億人/DAU(Daily Active Users)は2.56億人を超えており、中国国内では30歳以下のユーザー比率が69%を占めています。(微博社交用户数据银行,2024年Q2微博财报より)

 

現在中国におけるSNSは、四大プラットフォームと呼ばれる「Weibo」、「WeChat(微信)」、「RED(小紅書)」、「Douyin(抖音)」が主力となっています。それぞれ4つのSNSプラットフォームの使い分けが進んでおり、WeChatが日常の会話ツールとしての機能、REDが女性ユーザーを中心にライフスタイル系の情報収集、Douyinが余暇時間等での動画閲覧・ライブ配信などを視聴する場として使われるのに対し、Weiboは、ネットニュースの情報収集プラットフォームとして、”社会のトレンドを知る場”として使われる傾向にあります。

 

象徴的なのが、Weiboの中の「热搜(トレンド)」という機能です。热搜は、X(旧Twitter)のトレンドと同様に、その瞬間に検索数&アクセス数が増えている話題をランキング形式で紹介しています。このランキングは中国のネットユーザーたちにおいては、「最もタイムリーに中国社会の注目を集めているニュースを示している」といわれています。

 

現在、この「热搜(トレンド)」の話題のうち、全体の約40%が、芸能人、映画やドラマ、音楽、バラエティ番組などエンタメ関連の話題と言われており、热搜にランクインすること自体が人気の指標となることから、中国のエンタメ業界関係者は热搜入りを目指して話題作りを行っています。

 

このようにエンタメの集積地であるWeiboは、芸能人のアカウントが約1.1万以上、事務所アカウントも800以上存在しており、その数は外部公開されているSNSプラットフォームの中でも最大規模です。さらに、その芸能人を支えるファンによるファンクラブアカウントも1,600以上存在すると言われています。

 

Weiboで話題になる=中国で大きな注目を集められることから、タレント本人、事務所、さらにはファンがアカウントを開設し、情報発信に注力するという構造になっています。

株式会社ドロップ

株式会社ドロップは中国のドラマ・アーティスト等のエンターテイメントの日本進出や、日本ブランド向けの中国マーケティング支援を展開しています。これまで中国発男性アイドルグループ「INTO1」や「熊猫堂ProducePandas」、中国発アイドル”中華ドル”をはじめとする中国人アーティストの日本展開、日本初となる中国時代劇ドラマのファンミーティングなどを手掛けてきました。

今、あなたにオススメ