電通グループのプレスリリース
TEAは、屋外型エンターテインメントアトラクション施設に関わり第一線で活躍するクリエイター、技術開発者、デザイナー、プロデューサーなど、運営側から投資家まで幅広い人財から成るグローバルな非営利団体です。TEAのコミュニティは、娯楽と教育を兼ね備えたテーマパーク、博物館、動物園、企業のビジターセンター、リゾート等も含め、進化を続けるテーマエンターテイメントの分野に対し専門知識を提供しています。
Dentsu Labは「Innovation to Human Experience」というミッションを掲げ、テクノロジーとクリエイティビティを融合によりする新たな基準を策定し、画期的なプロジェクトを数多く開発してきました。 Dentsu Labのプロジェクトは国際的に高い評価を得ており、心に響く表現で思考を刺激し、固定概念を覆し得るエクスペリエンスデザインを生み出してきました。東京2020パラリンピック競技大会開会式のクリエイティブ・プランナーとして、テクノロジーを駆使して風になびく国旗を映像で制作し、選手たちを鼓舞し歓迎の意を表現しました。映像と各国の国歌を同期させることで、無観客開催という課題に対応し、一体感を生み出すことに貢献しました。その他田中が手掛けた主なプロジェクトには、Dentsu Lab の東京拠点であるDentsu Lab Tokyo制作の「ALL PLAYERS WELCOME」があります※2。
田中は、「TEAから評価され、大変光栄です。このアワードは私個人の功績というよりも、常識の外側にある視点を持ち、社会にとって良い影響をもたらすようなインパクトのある表現や体験を創り出すという、Dentsu Labのたゆまぬ努力の結実と受け留めています。私たちは、観客を鼓舞し、進化し続けるエンターテインメントとイノベーションの世界に貢献することを目指しています。エンターテインメントこそが、私たちが今日直面している困難な社会課題を解決する鍵であるのではと考えています。この受賞を機に、エンターテインメント業界の方々とさらに連携を深め、より面白く、ワクワクするような、そしてより良い社会の未来につながるような体験や表現を創り出していきたいと思います。」とコメントしました。
2024年6月、電通グループは、同社のグローバル・チーフ・クリエーティブ・オフィサーである佐々木 康晴が2014年に設立したテクノロジーとイノベーションの融合のパイオニア的ラボであるDentsu Lab Tokyoの成功を礎に、Dentsu Labのグローバル展開を開始しました※3。現在、ロンドン、アムステルダム、ワルシャワ、ムンバイ、ベンガルールを持つDentsu Labは、プレジデントのSven Huberts(スヴェン・ヒューバート)と田中のリーダーシップのもと、2025年に更なる展開を控えています。
今後ともDentsu Labは、人間性とテクノロジーの融合を探究の中心に据え、人々の心に響き、ビジネスに好影響を及ぼし、より良い社会に貢献する表現や体験の開発を行っていきます。
※1: TEAについての詳細は、下記URLよりご覧ください。
URL:https://www.teaconnect.org/(英語のみ)
※2:「ALL PLAYERS WELCOME」は、身体に障害を持つ人を含め、さまざまなバックグラウンドを持った人とともに、その視点やクリエイティビティの力を借りて、誰でも表現ができるためのツールや環境をつくることを目的として、2022年6月に始動したプロジェクトです。
※3: Dentsu Labのグローバル展開についての詳細は、下記プレスリリースをご覧ください
URL:https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/001228.html
以 上
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、島津
Email:group-cc@dentsu-group.com