斎藤充功・著『実話ナックルズアーカイブスVol.4 秘匿された“裏面史”から正史を読み解く 本当の幕末維新』を2024年12月16日に発売!
株式会社大洋図書のプレスリリース
斎藤充功・著『実話ナックルズアーカイブスVol.4 秘匿された“裏面史”から正史を読み解く 本当の幕末維新』を株式会社大洋図書から2024年12月16日に発売!
歴史好きには定番の「幕末維新」の時代を取り上げた一冊。本誌では、ぺリーによる開国(1853年6月)から、天皇が民衆の前に初めて姿を現した「四国・九州巡幸」(1872年5月)までの19年余の間に起こった歴史の真相を解き明かしていきます。
とくに、今回は外国勢力の「日本侵略計画」が実際に英国で具体化していた事実に注目します。日本国内の情報を本国に伝えていたのは、初代英国全権公使ラザフォード・オールコックで、その情報を基に本国では「日本侵攻計画」が策定されています(原資料は英国公文書館に保存)。
また、「奥羽越列藩同盟」が擁立した東武皇帝の実像、西郷隆盛の抹殺された史実、孝明天皇暗殺説など、幕末維新における様々な裏面史をノンフィクション作家・斎藤充功が紐解いていきます。
【目次】
■序章
幕末維新とは
どんな時代だったのか
■第1章
実現したら歴史が変わった
イギリスが発案した「日本占領計画」その全貌
■第2章
戊辰戦争の裏で誕生した“2人のミカド”
「奥羽越列藩同盟」が擁立した東武皇帝の実像
■第3章
ルポルタージュ
幕末英傑など1人も写ってはいない
「フルベッキ群像写真」はなぜ“捏造”されたのか
■〈第4章〉
「征韓論」「写真嫌い」「暗殺計画」
抹殺された史実
西郷隆盛とは何者だったのか
■第5章
浮かび上がる奇妙な謎
その“御尊顔”があまりに違うワケとは
明治天皇盗撮事件
■第6章
歴史ミステリー
斬首、暗殺、毒殺
幕末殺人事件簿
闇に消された
死の真相
■第7章
暗殺テロ事件史
尊王攘夷派による恐怖の“天誅”
岡田以蔵、田中新兵衛、河上彦斎、中村半次郎
「幕末4大人斬り」の肖像
■第8章
発掘史
知られざる“侍”の生き様を追う
官軍と最後まで戦った佐幕派の忠臣たち
■第9章
幕末最強の知識人であり「法螺吹き」と呼ばれた
天才思想家
佐久間象山の真実
■第10章
アナザーストーリー
“正史の影”に埋もれた逸話
幕末明治史外伝
【著者プロフィール】
斎藤充功(さいとう・みちのり)
1941年生まれ、東京市出身。近現代史、犯罪史、刑務所事情など幅広いテーマを中心に取材・執筆を行う。これまで数十冊に及ぶノンフィクション作を刊行。過去代表作に『脱獄王 白鳥由栄の証言』(評伝社)、近著では長年取材を続けようやくその歴史をまとめ上げた『陸軍中野学校全史』(論創社)がある。
【書誌情報】
書名:『秘匿された“裏面史”から正史を読み解く 本当の幕末維新』
発行・発売:大洋図書
発売日:2024年12月16日
価格:1100円(税込)
判型:B5判(257×182mm)
仕様:全116ページ
株式会社:大洋図書
商品ページURL:https://taiyohgroup.jp/magazine-mook/knuckle/id005341/