声優 VS 文豪 川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選SEASON 13

【数年ぶりに司馬先生の朗読ができる喜びをかみしめながら、語らせていただきました。朗読をお聴きになりながら物語が立体的に浮かび上がり、物語の裏に隠されている様々な機微まで感じて頂けたら嬉しいです。】

株式会社TBSラジオのプレスリリース

人気声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。

2012年10月、OBCラジオ大阪をキーステーションにTBSラジオとの同時放送がスタート。

2024年10月から第13期(SEASON 13)に入ります。第13期(SEASON13)は「もう一度聴きたい、司馬遼太郎短篇傑作選」をお送りします。リスナーに今年の夏、過去放送された作品のなかから、もう一度聴きたい短篇小説を募集していました。第13期は、その結果を元に放送作品が決まるプログラムとなっています。

SEASON 13 第3作は磯部弘の朗読でお送りします。今回の作品は『結城秀康』(ゆうきひでやす)です。

放送は12月21日(土)から1月25日(土)までの全6回。

声優・磯部弘 VS 文豪・司馬遼太郎――。 声と筆との真剣勝負に御期待ください。

川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 13

【放送日時】

毎週土曜日 18:00~18:30

【放送局】

OBCラジオ大阪、TBSラジオ 2局同時放送

【番組概要】

人気声優 VS 司馬遼太郎。第一線で活躍する声優が司馬作品の朗読に挑戦。

番組の掟は唯ひとつ。与えられた作品をひとりで演じきること。時代を越えた声と筆の真剣勝負が今宵も幕を開ける。

【番組ナビゲーター】

竹下景子(女優)

【公式HP】

https://www.obc1314.co.jp/bangumi/shiba/

【公式X(旧Twitter)アカウント】

@masterpiece0919 ハッシュタグ #ガチシバ

番組はradikoでもお楽しみ下さい。放送1週間後までタイムフリーでお楽しみいただけます。

https://radiko.jp/

『結城秀康』あらすじ
徳川家康がたまたま手をつけた侍女から於義丸が生まれたが、家康は愛情がわかず、

講和で人質を欲した羽柴秀吉の下に、十一歳の於義丸を差し出した。

於義丸は秀吉の養子になり、養父の「秀」、実父の「康」から「秀康」と名付けられた。秀吉は秀康を可愛がったが、秀吉にも実子鶴松が生まれ、秀康に北関東の名族結城氏を継がせた。

徳川の嫡男・信康は自害させられて、相続者は秀康であるはずだが、すでに弟の秀忠に決まっており、徳川家も継ぐことはできない。

家康はその自尊心を傷つけぬよう秀康と会う度に丁重に接した。

関ヶ原の戦いで家康は、秀忠以上の手柄を立てさせては家政の乱れを招くという判断から、秀康を留守の将にした。関ヶ原の後、秀康は越前七十五万石を与えられたが、冬は雪で閉ざされるところであった。

SEASON 13 第3作 磯部弘 VS 司馬遼太郎  『結城秀康』

(放送期間:12月21日~1月25日/全6回)

コメント:

➣ 作品について感じたこと

家康の子、結城秀康の出生から死までの数奇な運命を描いた物語。

秀吉と家康から一文字ずつ貰い秀康と名付けられた。これ以上ない贅沢な名前を授かった若者は、どのように成長し、どのような性格を持ち、どのような生涯を送るのか。

➣ 朗読して感じたこと

結城秀康の物語だけでなく、徳川家康が織田信長に協調・従属していた頃から将軍になるまでの経緯も書かれているので、その点も興味深かった。

戦国時代は、心から人を信じることが出来なくなる哀しい時代だったのだなと思った。現代の戦争でもそうなるのだろうと感じた。

➣ リスナーへのメッセージ

数年ぶりに司馬先生の朗読ができる喜びをかみしめながら、語らせていただきました。

朗読をお聴きになりながら物語が立体的に浮かび上がり、物語の裏に隠されている様々な機微まで感じて頂けたら嬉しいです。

磯部弘(いそべ・ひろし)プロフィール

青二プロダクション 所属

1980年、日本のオリジナルミュージカルの草分けと言える伝説の劇団「東京キッドブラザース」に入団。主に柴田恭兵氏とのダブルキャスト主演を務める。

国内公演のみならず、ラ・ママ・アネックスシアター(ニューヨーク・オフブロードウエイ)、ケネディーセンター・テラスシアター(ワシントンDC)、全米ツアーなど、北米ロングラン公演にも出演。
退団後は、映画、テレビ、舞台に出演。近年はテレビ番組やCM、企業VP他、幅広いジャンルでナレーター・声優・俳優として活躍。ドキュメンタリーからファミリー向けの作品までこなすマルチプレーヤーである。

2008年ラジオドラマ『放送を続けよ!広島放送局の8月6日』文化庁芸術祭ラジオドラマ部門大賞を受賞。

プライベートでは、マラソンや自転車の大会に出場するアスリートでもあり、スポーツ写真コンテストでグランプリを獲得するなど、趣味の才能も多岐にわたる。

SEASON 13 放送スケジュール

 

第一作 2024年10月5日~2024年11月2日(出演: 銀河万丈 朗読作品:「軍師二人」再放送)

第二作 2024年11月9日~2024年12月14日(出演:置鮎龍太郎 朗読作品:「芹沢鴨の暗殺」)

第三作 2024年12月21日~2025年1月25日(出演:磯部弘 朗読作品:「結城秀康」)

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