阪急阪神不動産株式会社のプレスリリース
シネマコンプレックス「OSシネマズ」を経営するオーエス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:高橋秀一郎(※1))は、映画館での「推し活施策の認知度向上」を目標にした映画館の施設・媒体を使った広告宣伝を扱った実践学習を武庫川女子大学 経営学部と実施しました。全8回の授業を通じて学生と課題解決に取り組み、2024年11月8日(金)に成果発表会を行いました。
■本企画の背景
OSシネマズでは、映画館を「映画を観る場」にとどめず、地域における「文化や情報の発信拠点」として活用し、新たな顧客体験の創出や地域活性化を目指しています。これまで館内スペースを活用した体験型イベントや地域施設との連携キャンペーンなど、多彩な取り組みを展開してきました。
昨年、武庫川女子大学との実践を通じて、学生たちから「映画館で推し活を楽しみたい」という声が多く寄せられたことをきっかけに、OSシネマズでは映画館を「スキを表現できるサードプレイス」として位置づけ、地域産業と連携した「シネマ・de・推し工房」や、オリジナル推し活商品の販売など、「推し活」を新しい映画館での消費行動の形として定着させる施策を進めています。
今回のプログラムでは、これら施策の認知度向上を目指し、武庫川女子大学の学生たちとともに、映画館の施設や媒体を活用した効果的な広告宣伝について検証しました。学生の視点やアイデアを取り入れることで、新しい消費行動につながる映画館の可能性をさらに広げる貴重な機会となりました。今後も当社は、地域や若い世代との連携を深め、映画館を通じた新しい価値の創造に努めてまいります。
■実施概要
テーマ
映画館を活用した情報発信による街の活性化
実施期間
2024年8月30日~11月8日
受講者
武庫川女子大学経営学部 1~3年生 10名
内容
本プログラムでは、OSシネマズが「推し活」施策として展開する館内のフォトブースや推し活向けポップコーンの認知度向上と販売数向上を目指し、参加学生が広告宣伝物の制作から映画館への展開までを担当。中間段階では、アンケートやフィードバック分析を基に、内容をブラッシュアップし第2弾を作成しました。実際に推し活を行う学生の視点を活かし、独自のデザインやSNSを活用した宣伝活動を展開することができました。
最終的には、一連の授業を通じて得られた「推し活関連の宣伝ポイント」を学生がまとめ、今後の施策に活用可能な知見を提供。販売数の増加には課題を残したものの、これらの宣伝活動を通じ、SNSでのインプレッション数が過去最高を記録するなど、施策の認知度向上に寄与しました。
実践学習とは
https://sba.mukogawa-u.ac.jp/feature/practice/
■受講した学生の感想
・宣材物の見た目、雰囲気が良くても購買までつなげるには工夫がいると分かりました。
・自分が推し活をしてきた経験から、積極的に発言できた。実際に自分たちが制作したポスターが映画館で見てもらえていたことは嬉しかったし、楽しかったです。
・“お客様の目線になる”ことの重要性と難しさを感じた。チームメンバーとの話し合いや現場に足を運ぶことで新たな発見が得られると分かりました。
・実際に企業の売上を伸ばすための広告を考えるのが、座学の授業ではできない良い経験だった。推し活向けの新しい企画も実現してみたいと思いました。
■武庫川女子大学 概要
■OSシネマズ 店舗概要
所在地 OSシネマズミント神戸
神戸市中央区雲井通7丁目1番1号
ミント神戸9階
OSシネマズ神戸ハーバーランド
神戸市中央区東川崎町1丁目7番2号
神戸ハーバーランドumie サウスモール5階
URL https://www.oscinemas.net/
X(旧Twitter) @OS_Cinemas
https://twitter.com/OS_Cinemas
Instagram @os_cinemas
■オーエス株式会社 会社概要
本社 大阪市北区小松原町3番3号 OSビル12階
設立 1946年12月
代表者 代表取締役 高橋 秀一郎(※1)
拠点 大阪(本社)・兵庫・東京
事業内容 エンタメ・サービス事業/不動産事業
(※1)高ははしごだか
オーエス株式会社 https://www.osgroup.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/a93f86d618f67c02660269387f3892a4b7224ddf.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1