高田世界館(新潟)、クラウドファンディング目標達成!デジタル映写機更新を目指す豊岡劇場(兵庫)、来年開業のOttO(埼玉)、Theater Aimyou(大阪)、続々、新プロジェクト開始!

全興連ミニシアター支援プロジェクト「♯ミニシアターへ行こう」

株式会社MotionGalleryのプレスリリース

https://motion-gallery.net/projects/takadasekaikan-next

 国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MotionGallery(本社:東京都中央区 /代表取締役:大高健志)は、全国興行生活衛生同業組合連合会(略称:全興連)によるミニシアター※を対象とした支援プロジェクト「♯ミニシアターへ行こう」のクラウドファンディングをサポートしており、プロジェクト第一弾となる現存する日本最古級の映画館、高田世界館(新潟県上越市)のクラウドファンディングが目標達成しました(目標850万円→達成12,534,500円)。これにより、映画上映のために不可欠なデジタル映写機、スクリーンを一新し、文化財でもある地域の文化拠点のさらなる飛躍を目指します。

 現在実施中の静岡市唯一のミニシアター「サールナートホール/静岡シネ・ギャラリー(https://motion-gallery.net/projects/sarnath-hall)」に続き、1927年に開業した兵庫県北部唯一のミニシアター、「豊岡劇場(兵庫豊岡市)」、2025年に新規開業を目指す「OttO/オット(埼玉さいた市)」「Theater Aimyou/シアターエミュ(大阪府大阪市)」の挑戦が続々と始まりました。引き続き、「♯ミニシアターへ行こう」では、映画文化の礎でありながら、経済性が難しい業態であるミニシアターを支援し、ミニシアターの魅力を再発見する機会を作ってまいります。ぜひ、気になる映画館を応援し、映画文化継承のためにもお力をお貸しください。

豊岡劇場(兵庫県豊岡市)

1927年開業。兵庫県北部唯一のミニシアターを守りたい!閉館・休館から復活した「豊岡劇場」の新映写機導入プロジェクト 
https://motion-gallery.net/projects/toyogeki19272024/collectors 
2025年2月28日まで|目標850万円

豊岡劇場

▼OttO(埼玉県さいたま市)

始まりは自宅の建て替え。ふと思った「ここに映画館があったなら…」それは可能なのか?

https://motion-gallery.net/projects/OttO_extended 
2025年2月28日まで|目標850万円

OttO

▼Theater Aimyou(大阪府大阪市)

映画を作る人、観る人にとって「代表作」になるようなニューミニシアターを大阪に!

https://motion-gallery.net/projects/Theater_Aimyou 
2025年3月31日まで|目標600万円

Theater Aimyou

 現在実施中の静岡市唯一のミニシアター「サールナートホール/静岡シネ・ギャラリー(https://motion-gallery.net/projects/sarnath-hall)」に続き、1927年に開業した兵庫県北部唯一のミニシアター、「豊岡劇場(兵庫豊岡市)」、2025年に新規開業を目指す「OttO/オット(埼玉さいたま市)」「Theater Aimyou/シアターエミュ(大阪府大阪市)」の挑戦が続々と始まりました。引き続き、「♯ミニシアターへ行こう」では、映画文化の礎でありながら、経済性が難しい業態であるミニシアターを支援し、ミニシアターの魅力を再発見する機会を作ってまいります。ぜひ、気になる映画館を応援し、映画文化継承のためにもお力をお貸しください。

(下記、各プロジェクトの詳細です)

①豊岡劇場(https://motion-gallery.net/projects/toyogeki19272024/collectors
1927年開業。兵庫県北部唯一のミニシアターを守りたい!

閉館・休館から復活した「豊岡劇場」の新映写機導入プロジェクト

▼豊岡劇場(通称:豊劇)のこれまで

豊岡劇場は、昭和2年(1927)に芝居小屋として始まり、社交ダンスの場、そして戦後は徐々に映画館と変化し、昭和40年代に映画専門で大小2スクリーンの現形の姿になりました。創業家山﨑家の方々が3代に渡り、大衆文化の場として運営し、地域住民に愛され続けましたが、入場者数が減少傾向にあった当時、デジタル映写機導入に踏み切ることができず、85年の年月をまっとうし、平成24年(2012)3月末閉館されました。

昭和25年ごろの豊岡高校演劇部

2014年「再び地域に文化の拠点を作りたい」との思いから(有)石橋設計が建物をリノベーションをし、デジタル映写機を2台導入した上で運営を再開。映画館を活用した新しい「場」の創出を模索しながら、徐々に入場者数は増加し、成果が見えつつあった時にコロナ禍に見舞われ、入場者は激減。令和4年(2022年)8月31日に「一時休館」の判断となりました。現在は、パートとして働いていた田中 亜衣子氏が一般社団法人豊岡コミュニティシネマを設立し、写真撮影やイベント等への貸館、自らのイベント開催、賛助会員を募りながら、運営しています。

支配人:田中亜衣子氏

▼想いとこれから

豊岡コミュニティシネマは、世界と日常の狭間に”地域の映画好きが集まるコミュニティ”を、そして”地域のみなさんの日常に寄り添う新たな場”を創っていくことを目指しています。思い描く「豊岡劇場」は100年前から豊岡のまちを見守っている。そして、これからも見守り続ける”大きな木”です。この木には様々な”実(映画)”がなります。それぞれの実には様々な人が集まります。自然の中で動物たちが木陰で体を休ませるように、豊劇にひとやすみに来てください。泣いて笑って力をためてそしてまた、日常へ。”大きな木”になった実は熟し、種になります。豊劇で出会った作品が、種としてあなたの中に残り、10年後、20年後に人生を支える思い出になるかもしれない。例えばこどもたちが人生に迷うとき、この映画館で経験した作品との出会いにより、新たな道が見つかるかもしれない。映画は世界へ続く扉、そして映画館の扉はあなたの日常に続く扉です。世界と日常を繋ぎ、あなたの日常に寄り添い続けたい。あなたの人生に、忘れられない思い出を、いつか人生を支えてくれるような作品との出会いを、届け続けたい。そのために、デジタル映写機を更新し安定した上映環境を維持したいのです。映

画上映のコアとなるデジタル映写機は約10年で交換のタイミングが来ます。現在のデジタル映写機はまもなく10年。交換のために工事費等含め数百万円の費用が必要です。

”みんなでつくる、みんなの豊劇”

”支えあい楽しみ合う地域”を目指し、ロビーを来場者の共有の場として開放しています。”豊劇の未来を考える会”や「豊劇IDOBATA会議」を定期的に開催し、「感想を共有する会:おしゃべりシネマカフェ」 「駄菓子屋」 「若い人たちに豊岡劇場を開放する『1日ユースセンター』イベント」 「映画に関する活動をされている劇場近くの人の話を聞く会:豊劇シネマトーク」 等の企画を実現しています。また、近隣私設図書館と連携した地域活動 「本と映画 テルル」も始め、定休日に10代の子どもたちに開放することで映画を無料で観る機会を提供し、こどもの居場所をつくっています。来年は、劇場の軒下を使ってのフリーマーケット「のきした一箱市」、市内の大学で演劇を学んでいる学生たちがロビーで芝居ができる「とよげきロビーシアター」を計画。年明けには、別館に1ルームのゲストハウス”TOYS”もオープン予定です。

スポーツのパブリックビューイング開催時の様子

▼支援金の使い道 目標850万円 + 自己資金 150万円(融資予定)合計:1,000万円

DLP(デジタル映写機)システム導入費用:500万円、シネマサーバー:230万円、音響整備費:80万円、工事費:80万円、リターン準備及び手数料等:110万円

▼リターン(3,000円~50万円)

劇場鑑賞券、オリジナルグッズ(トートバッグ、キーホルダー、ボールペン、ブレンドコーヒー、クッキー缶)、貸切鑑賞、U18みらいチケット(大人のサポートのもと、若者が500円で映画を観ることができるシステム)、ネームプレートを館内に設置、お名前をスクリーンに映写、豊劇映画鑑賞年間フリーパス等

OttO(https://motion-gallery.net/projects/OttO_extended
始まりは自宅の建て替え。ふと思った「ここに映画館があったなら…」それは可能なのか?

「おっ父がつくるから、おっ父の映画館がいいんじゃない?」

▼立ち上げまでの経緯

始まりは、1995年ころからの大宮の変化でした。区画整理により、OttO代表の今井 健太氏の妻方の祖父母の自宅兼アパートだった建物の立ち退きがきっかけです。平成の大合併で大宮市はさいたま市となり、都市計画により区画整理が進んだことでこの地を離れる人も多く、また新たに移り住む人もあり、様変わりを余儀なくされた30年でした。国鉄関係の職に従事していた祖父母の自宅は変わりゆく地域社会のつながりを絶やさぬよう集う場を提供すべく、賑わっていたそうです。行政スケジュールの遅れで建て替え時期は延び、采配は祖父から父へ、そして今井氏へと回ってきました。父からは、地域の皆さんと仲良く暮らしていけるように、建物の管理は次の世代の人たちが続けられるように、という思いを聞いており、ある日突然「ここに映画館があったら」と思いつきます。大勢の人が行き交うイメージが私の頭から離れなくなったのは、祖父母のアパートに集う人たちの楽しげな姿が心に残っていたからかもしれませんし、その意志を追体験したい、という思いからなのかもしれません。

代表:今井 健太氏(今井設備工事有限会)

▼想いとこれから

現在の大宮は毎日約60万人が利用するターミナル駅となり、計画地は西口から徒歩5~6分で賃貸入居率は90%を超える地域。駅前には生活や娯楽に必要なものは何でもあるのに、なぜか映画館がありません。さいたま市は、全国の政令指定都市の中で唯一ミニシアターのない都市なのだそうです。かつて大宮に12館あった映画館すべてがなくなり、その後作られないという事実。冷静に見つめれば当然いくつもの理由があるはずで、ビジネスとして存続できるような何かが必要なのはいうまでもありません。家族レベルの計画で経営的にも成り立つ映画館を立ち上げることは可能なのか。さらにはコロナ禍。全国の映画館が営業停止を命じられ「不要不急な施設」認定されるなかで果して、金融機関から融資など受けられるのか。2020年代というタイミングは最悪であった反面、「この状況自体がじつに映画的だよね」という開き直りと共に新しい視点も与えてくれたのです。それが、シェアハウスと映画館の両立であり、ハブ役としてのカフェを含む複合施設という発想でした。

▼OttO(オット)概要

住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目345(大宮駅西口から徒歩5分)

代表:今井 健太(今井設備工事有限会社代表)設計・監理:佐々木善樹(佐々木善樹建築研究室)

設計・監理:佐々木善樹氏(佐々木善樹建築研究室)

カフェ(1F):映画関連の書籍、写真集、雑誌、料理本、小説からコミックまでスタッフの集めた本を眺めるブックカフェ。週末はマルシェやフリマなども開催し、地域の人が集う広場のような空間を目指します。

1F:バーカウンターと半地下のカフェスペース

映画館(2F:50席):約220インチの1スクリーン。階段教室のように傾斜をとった座席、シートは山形の鶴岡まちなかキネマさんから譲り受けたものを取り付けます。音楽のライブや講演会、貸切り上映会にも対応可。ベビーカーと一緒に観賞できる親子ルーム(防音室)も完備。

2F:50席のシアター

シェアハウス(3F~5F:25室):短期滞在から数年単位の契約、はたまた大宮に骨を埋めるというロングのかたまで使い方は自由です。共用のリビングはシアターと同じ2階に位置しており、身近に映画を感じながら暮らせます。女性用フロアあり。

3F~5F:25室のシェアハウス

▼支援金の使い道 目標850万円

デジタルシネマ映写機の導入費不足分500万円、映画館の鑑賞環境向上に関わる費用(音響機器など)165万円、カフェ・シェアハウスに関わる費用100万円、手数料85万円

▼リターン(3,000円~50万円)

HPにお名前掲載、オリジナルチケット「ご招待券」 、ムビチケミニシアター券、オリジナルTシャツ、 デザインTシャツ(マルチメディアアーティスト・佐藤理氏)、内覧参加券、壁面にお名前をレタリング(イラストレーター・遠山晃司氏)、ネームプレート等

▼スケジュール(予定)

2025年2月竣工・準備期間、2月28日クラウドファンディング終了、3月末オープン、3~4月リターン発送

③Theater Aimyou(https://motion-gallery.net/projects/Theater_Aimyou
映画を作る人、観る人にとって「代表作」になるようなニューミニシアターを大阪に!

▼立ち上げまでの経緯

店舗経営・運営やプロデュース、イベント制作業務を行う栗原ゆう氏(A NEWYOU 株式会社代表取締役社長)は、約8年前に「Live Cafe & Bar Aimyou Ribbon(エミュリボン)」というステージがある店舗を立ち上げました。その時の採用基準は「何かを表現したい子!」アイドルになりたい、声優を目指したい、衣装制作に携わりたい等、様々な女の子達が集まりました。まだ何者にもなっていない素人同然の子がステージに立ち、芸を磨きながら応援していただき、ファンになってもらう。芸を磨いてる過程も、芸術でクリエイティブな価値がある。 その場所で「ファンが出来る」「応援してもらえる」エンターテイメントを育てる「原点となる場所」を作りました。

代表:栗原ゆう氏(A NEWYOU 株式会社代表取締役社長)

この経験をもとに、違う分野で活かせないか、と考える中、後にスーパーバイザーを務めることになる、俳優・映画プロデューサーの広山詞葉さんと語り合い、点と点が繋がります。映画を作ることは莫大なお金がかかる。 映画を作る人は増えているが、特にインディーズ映画は上映自体、ハードルが高い。また、舞台を同様。稽古をするに膨大な時間を費やし、映画館・小劇場を埋めることにも一苦労。さらに生活のために働く。産みの苦しみと同時に、産む前の苦しみが大きすぎるのではないか。素晴らしい作品・俳優さんが、費やしている時間をもっと、作る人達にダイレクトに還元出来るシステムを作ることは出来ないのだろうか。そして、映画・作品をつくる制作者と、映画を観て作品を愛で、支援出来るミニシアターを目指すことになりました。新たな才能を持つクリエイターのこれからのために興行収入の他に、作品を通して様々な広がりにアプローチし、選択できるシステムもつくります。

スーパーバイザー:広山詞葉氏(俳優/映画プロデューサー)

▼概要 「パリのコレットのようなカルチャーの発信地」インディーズ映画の、原点・登竜門になる場所に!

ソファー、テーブル、ハイテーブル席の3タイプ、18席~20席の小さなミニシアターです。 キッチン完備、専属シェフによる上映作にちなんだコラボレーションメニューの提案・提供、映画に登場するお料理やドリンクなどを再現します。

イメージ

1.「アジト/基地」大阪・アメリカ村の賑わいから少し抜けて、 地下へと続く階段を降りたところに、Theater Aimyou(シアターエミュ)はあります。 こじんまりとしているからこそ「特別な場所」に感じられるはずです。

2.「多彩な映画が楽しめる空間に」 大阪未上映の作品、短編映画、再上映作品など積極的に上映していきます。クリエイターと観客をつなぐ新たな空間の誕生で、大阪発の映画カルチャーをより盛り上げていきたいです。インディーズ映画、新進気鋭の作り手の映画、短編映画、アジアをはじめとする様々な国・地域の映画をお届けします。

3.「映画と実演」作品上映だけではなく、コラボイベントなど「生」が体感できる空間に。監督、出演者のトークイベントやLIVEイベント、ワークショップなども行い「作品」と「人」が息づく場所にしたいと考えています。

4.「映画の世界を再現、コラボカフェも実施」映画に出てくる食堂を再現し映画上映と空間を連動したり、映画のタイトルになっている「オムライス」を再現してコラボカフェを開催するなど、映画に出てくる、衣装の展示、映画オフィシャルカメラマンによる写真展など、映画の世界で生まれているもの、映画上映を中心に、カフェ、写真展、アート展も軸とし様々な要望に応えた連動スペースにします。

5.「学生、お子様たちがより映像に親しむためのワークショップなどの実施」

学生、お子様の中でも動画編集を行ったりするのがスタンダードな時代です。 若い方達に作品に触れる機会、学ぶ場所としても展開していきたいです。

▼支援金の使い道 目標600万円

Theater空間とCafe空間の内装施工費(防音工事含む)、映写・音響装置などの機材導入・厨房機器、オンラインレジ・チケット予約システム導入費、Webサイト制作費、広告費、オリジナルグッズの制作費、映像費・Theater音楽制作費

▼リターン(3,000円~50万円)

映画鑑賞券、HPでお名前掲載、オリジナルグッズ(ステッカー、Tシャツなど)、上映時にお名前のクレジット掲載、上映プロデューサー企画、上映前の鑑賞マナー映像のナレーション体験参加、ファストパス(内覧会)、栗原ゆうによる楽曲提供等

MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもたら す創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。https://motion-gallery.net//

一般のお問合わせ:株式会社MotionGallery 
contact@motion-gallery.net

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