佐久間良子初著作『ふりかえれば日々良日』(1月24日発売)刊行記念・特集上映!
株式会社小学館のプレスリリース
監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き昭和の日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。今回は、1月に発売される初著作『ふりかえれば日々良日』の刊行記念として、女優・佐久間良子の足跡を辿る特集企画です。
ごあいさつ
名画を上映されている神保町シアターに於いて令和七年の幕開きに私の作品が上映される事は大変幸せな事です。選んでくださった作品はどれも忘れ得ぬものばかりです。
昭和三二年に男性路線中心の東映に入社してから懸命にそれぞれの作品に打ち込み、およそ一五〇本近くの映画に出演させて頂きました。
昭和三六年には自らの企画が通り『故郷は緑なりき』が制作されました。当時の学生さん達がこの作品の内容に憧れて新潟近郊に寮を移された方もいると聞きました。懐かしい思い出です。
その後『五番町夕霧楼』では監督、キャメラマン、スタッフの方と京都、丹後地方などロケ班に参加して事前に撮影現場を見て廻りましたので、深く役作りに取り組む事が出来ました。そのほか『湖の琴』『肉体の盛装』を始め、私の女優としての財産になった作品の数々を皆さまにお楽しみ頂けましたら幸いです。
佐久間良子
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《特集上映》
初著作刊行記念
女優・佐久間良子
2025年1月4日(土) ~ 1月31日(金)
神保町シアター
(千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132)
入場料金=一般1400円、シニア1200円、学生1000円
*1月28日(火) は、設備点検のため休館します
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神保町シアター ホームページ
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/
「女優・佐久間良子」特集上映ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/sakuma.html
【主な上映作品】
1961(昭和36)年
監督=村山新治/原作=富島健夫
共演=水木襄、三國連太郎、大川恵子
1967(昭和42)年
監督=村山新治/原作=平岩弓枝
共演=仲代達矢、小山明子、木村功
1967(昭和42)年
監督=瀬川昌治
出演=渥美清、由利徹、三遊亭歌奴
1960(昭和35)年
監督=今井正
出演=木村功、有馬稲子、中原ひとみ
1963(昭和38)年
監督=田坂具隆/原作=水上勉
出演=木暮実千代、河原崎長一郎、千秋実
1965(昭和40)年
監督=村山新治/原作=五味川純平
出演=天知茂、小林千登勢、大原麗子
1962(昭和37)年
監督=村山新治/原作=壺井栄
出演=水木襄、神田隆、宮口精二
1963(昭和38)年
監督=沢島忠/原作=尾崎士郎
出演=鶴田浩二、高倉健、月形龍之介
1966(昭和41)年
監督=田坂具隆/原作=水上勉
出演=中村賀津雄、中村鴈治郎、山岡久乃
1961(昭和36)年
監督=石井輝男/原作=松本清張
出演=鶴田浩二、丹波哲郎、柳永二郎
1964(昭和39)年
監督=村山新治/原作=新藤兼人
出演=藤純子、丹阿弥谷津子、江原真二郎
1983(昭和58)年
監督=市川崑/原作=谷崎潤一郎
出演=吉永小百合、岸恵子、古手川祐子
ほか、全16作品
◎全上映作品、および上映スケジュール等は、劇場ホームページでご確認ください。
【書籍のご案内】
ふりかえれば日々良日
佐久間良子・著
2025年1月24日発売
定価:1,870円(税込)
小学館
女優・佐久間良子がこれまでの人生を振り返り、八十五歳の今の暮らしを綴った初めての著作
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389189