鹿児島県霧島市で開催される、鹿児島県を代表する祭りです。
霧島市のプレスリリース
鹿児島県霧島市で開催される「初午祭」は、例年、旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日に鹿兒島神宮で開催されます。
全国でも珍しく鈴かけ馬と呼ばれる馬の背中に飾りをつけ、首には鈴をつけた馬が踊り連を引き連れて太鼓や三味線にあわせ踊りを踊ります。
毎年10万人もの人出があり、鹿児島を代表する祭りです。多くの方のご来場をお待ちしております。
※ 周辺の道路は交通が規制され混雑します。来場の際は、なるべく公共交通機関をご利用ください。
【開催日時】
2025年2月16日(日)9時30分~16時00分
【開催場所】
名称:鹿兒島神宮と周辺
住所:霧島市隼人町内2496番地1
【お問合せ先】
初午祭実行委員会(霧島市観光PR課内)
電話番号:0995-64-0895
ホームページ:https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/matsuri/haru.html#hatsuuma
【駐車場】
有(約1,200台)
【入場料】
無料
【交通アクセス】
[車]
・九州自動車道溝辺鹿児島空港ICから車で約25分
・東九州自動車道隼人西ICから約15分
[電車]
・JR隼人駅より徒歩約15分
【雨天時】
小雨決行
【交通規制】
当日は、交通安全対策のため、一部区間で歩行者専用道路等の交通規制を実施します。
【祭りの由来】
室町時代、鹿兒島神宮の改築工事の監督として、宮内においでになった島津貴久公が宿で休んでおられるとき、不思議な夢を見られました。枕元に観音様が現れて「自分は馬頭観音である。長い間ここに居るんだが誰も顧みてくれるものがない。お堂を建てて私を祭ってくれないか、そうしたらこの国の守護神になり、末永く守ってやる。」といってスーッと消えてしまいました。
明くる朝、この話を宿元の神官に話すと「私も同じ夢を見た。」と言う。ちょうどそこへ神宮近くの日秀上人という偉い坊さんが碁を打ちにやってきて、「その夢なら私も見た。」という。三人が三人とも同じ夢を見た。「これはきっと観音様の有り難いお告げに違いない。」ということで、獅子尾丘(町営体育館の横)に正福院観音堂を建て日頃愛用した碁盤を材として観音像をお祭りするようになりました。
それからは、夢を見たその日、旧暦一月十八日を縁日と定めたくさんの馬をお堂にお参りに引いていくようになり、きれいに飾り立てた鈴かけ馬を踊らせたのが始まりだといわれています。