フランス人画家ヤン ル ガル、京都人100人を描いた肖像画の京都での10周年記念展開催に向けて、クラウドファンディングを2月22日まで実施いたします。

京都人ポートレイトの活動10周年を記念した展示会を通じて、京都の伝統工芸や文化をより多くの人々に届ける活動を継続していきます。

きょう と え と おとのプレスリリース

写真:祇園祭の鉾水引の復原日本刺繍織方の 内田 暁氏を描くヤン ル ガル (2014年)

現在、石川県金沢市で活動しているフランス人画家Yann Le Gal (ヤン ル ガル)が2013年から2014年に描いた100人の京都人肖像画の10周年記念展を、京都の美術工房 便利堂での開催に向けて、ALL OR NOTHINGシステムのクラウドファンディングを2月22日まで実施いたします。

クラウドファンディングページ
https://readyfor.jp/projects/151270

▼クラウドファンディング実施の背景

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2014年に京都府文化博物館ギャラリーにて、1週間展示された作品は、屏風仕立てになっており圧巻の作品で、人々を魅了しました。

この作品は、同年の芸術祭 ”木津川アート” 外国人初入選で、全国からの多くのアートファンが観覧する機会を得ました。

作品自体の量は、1枚の絵が畳サイズ(180cm x 90cm )で、それが100枚という事で定期的に展示するにも、また後世に残す貴重な文化的財産となる作品として、保存していく為には経済的空間的にも容量の要るスケールの大きな企画です。

現在は、このアーティスト、Yann Le Galを支援してくださるご協力者の方々のサポートによって、大事に保管されています。

誰もが大勢の人と集まる事が困難だったコロナ禍、情報やファッションがインスタント化され、アートとの関わりも様々な方法が始まる時代です。2014年に展示された人それぞれの生き様の描き方、鑑賞方法はリアルそのものでした。

便利堂での開催に向けてALL OR NOTHINGシステムのクラウドファンディングを2月22日まで実施いたします。その筆使いや、ダイナミックス、物語から滲み出る色は、直接見てこそ、その作品が持つメッセージ性を感じることが出来る、と私たちは考えています。

企画者である私達も、コロナ禍以前に、芸術の力を信じて自身のエナジーを注ぎ込んだ作品とその展示で沢山の方々にアートの感動を感じて頂いたことに感謝すると共にその行動をする価値について考えさせられました。

10周年を経た2024年、定期的展示と保存を目的とした企画として、再出発します。

新たにこのアートに興味や関心を持つ人々と繋がる事で、活動を応援したいと思ってくださる方々と、一緒に展示会を作っていきます。

それは京都で働き生活する人々の、ユニークな生き様を描いた作品を、10周年を記念した展示会を通じて多くの人々に影響を与え、伝えるための活動です。

インターネットを通じて多様な情報が繋がる時代に、アートに興味ある人同士、または過去にこの企画に関わった人同士がこのアートを通じて、アーティストの可能性や応援の中でコミュニケーションアートを見出し、アーティストとともに展示会を一緒につくっていくきると事ができるいうプロセスを楽しんで貰えたらと思います。

また今後は、この展示をきっかけに積極的に《京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal》の作品をニーズのある美術館、美術大学や、教育機関、ギャラリーなどの施設で意味ある展示を広げていきたいと考えています。

▼《京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal》10周年記念展について

〔事業概要〕

まずこの企画は、フランス人画家 ヤン ル ガルによる彼の視点からみた“京都人”100人分のポートレイト・アクリル絵画の10周年記念を展示する個展企画です(2013年から2014年に制作されました)。

京都人ポートレイト100は、伝統工芸職人、アーティスト等京都府に生き、携わる文化人や様々な職業、趣味、活動、生き様を持ち暮らす100人のモデルと、その出会いの中から個性豊かな“人”を映し出し描いています。社寺仏閣や観光のイメージを超え、京都に住む其々の人の暮らしから”京都人”を新発見できるアート作品です。

杼作り 長谷川 淳一氏と妻の富久子さんとヤン ル ガル   (2014年)
有職雛人形司の大橋 弌峰氏を描くヤン ル ガル                (2014年)
伊根の漁師、長濱 為治氏を描くヤン ル ガル(2013年)
木津の緑化協会会長の長岡 金吾氏を描くヤン ル ガル.     (2014年)
綴織 織り人の平野 喜久夫氏とヤン ル ガル              (2014年)
綴織 織り人の平野 喜久夫氏とヤン ル ガルの再会       (2025年)

▼クラウドファンディングを通じた狙い

10周年を経た今、2025年3月末から4月の桜咲く京都で、京都 便利堂の共催で、同本社ギャラリーにて展示が実現する運びとなりました。

定期的展示の始まりとして、アート保存を目的とした企画として、新たにこのアートに興味や関心を持つ人々と繋がり、人類のユニークな生き様を描いた作品が、また人々に影響を与え続け、絵が語りかける機会を作ります。

このクラウドファンディングは、共感し応援してくださる支援者の皆様のお気持ちで、現在、京都を離れて活動するフランス人アーティストの展示会をよりスムーズに実現する事が可能になります。展示会を通じてより多くの方にこの活動に対して興味を持って頂くことが、京都の伝統工芸や文化に携わる人々にスポットが当たることに繋がると考えています。

▼クラウドファンディングのリターングッズ

京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 限定カヴァー       “Summer”付美術本・サイン入り
「京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal」美術本
オリジナル手拭い 〜藍〜
オリジナル竹栞

支援セレクトとその限定アートグッズのリターンは豊富に用意しています。

等身大の日本文化を描くフランス人画家を応援したい方は、こちらのクラウドファンディングページへ

https://readyfor.jp/projects/151270

▼京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 10周年展

〔展示会場〕

京都 便利堂ギャラリー

京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302番地

2014年9月 京都文化博物館での展示の様子

2013年の一連のアート制作時に同時制作した、美術本の印刷制作を依頼した京都 便利堂の本社ギャラリーにて展示します。

画家と企画者が在廊し来場者と京都人や、現在のアートシーンや、この企画からの発見を語り合うイヴェント等を設ける予定です。クラウドファンディング を通じて支援して下さる皆様も是非足を運んで頂けましたら幸いです。

〔展示期間〕
2025年3月28日(金)〜4月6日(日)

〔展示内容と展示法〕
1枚の絵画は180cm x 90cm x 1.2cmのコンポジットパネルで、展示会場に屏風スタイルで繋げて展示する。

画家が2013年6月初旬から2014年6月初旬迄の1年間に描いた作品から、10周年展に相応しいポートレイトをスペースいっぱいに、セレクト展示します。
アトリエ、出張を含めたモデル一人につき約2時間~3時間でしあげたライブペインティング作品が連なります。
京都人ポートレイト100の半数以上の他に、2024年の10周年記念に画家が描いた美術本限定カヴァー作品【4Seasons 】の4作品も並びます。
⭐︎参考写真下、参照 

▼【4 Seasons “Summer – Autumn – Winter”】

© 4 Seasons Yann Le Gal

※Springは只今製作中

▼京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal の展望・ビジョン

2014年版と言えるこの京都人はいわゆる著名人や有名人を描いたのではなく、職人、学生、在留外国人、会社員のような一般人であり、そして ”唯一無二の誰か” です。《京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal》で描かれた人々の生き様は、一昔前と言える10年前を振り返るだけでも学びや発見の価値があり、今後、人々の生業やルックスや生き方は明らかに変わっていく中、これらの絵画から常に ”今日” の私達と比べることができます。

後世に残す貴重な文化的財産となる作品として保存していく為には、経済的、空間的にも容量の要るスケールの大きな企画を、最低でも5年から10年毎に展示、または定期・常展示ができる空間、施設、美術館・教育機関等を今後は探して行く予定です。

その為に、京都の伝統や文化に携る人々や京都で生活し働く人々が描かれた作品の開催等の活動を通じ、より多の人々に認知して頂ける場を作ります。

コロナ禍前の2014年にフランス人画家により発表された《 京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal》の価値は、消えゆく文化を垣間見る、変わりゆくライフスタイルへの疑問や面白さを其々が感じる事のできる体験型鑑賞ができる価値あるアートです。

月日が経ち作品が古くなればなるほど、これからの時代を生きる人々にとって、意味のあるものになっていくと考えています。

150年後に今生きている人間が存在していなくても、この100人の生き様を描いたアートのコンセプトは生き続けます。

将来的には、より多くの方々に愛され適した場に歴史的文化的芸術として保存される事でしょう。
クラウドファンディングを通じて成功へ導くことが出来ればと考えています。

▼ Yann Le Gal (ヤン ル ガル)プロフィール

京丹波の畑で自然農園を営む山本さんを描くヤン ル ガル (2013年)

フランス画家、1973年 サントワン 生まれ シャンパーニュ育ち

【フランス】
・1999年 ルノアールファウンデーション大賞を最年少、当時25歳で 取得後ルノアールアトリエで 活動。
・フランス・アメリカにて展覧会活動多数2007年フランス・ランスにてギリシャ神話のジャイアント・アート展。
・2009-2011年 フランスにて漫画原作家として3作品を出版。

【日本・京都】

・2012年渡日 アトリエ “きょう と え と おと”を京都西陣にオープン。

・2013年 6月~1年間《 京都人ポートレイト100》制作
・2014年 9月 同企画で、京都府文化博物館で日本初個展

・2014年 9月 日本初個展記念に、《 京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 》美術本出版。

・2014年 11月 “木津川アート” 外国人初入選作家として出展、木津川市役所等にて全作品を屏風展示、期間中ドキュメンタリー短編映像をイオンシネマ高の原で公開。

・2015年 4月 京都銭湯芸術祭 銭湯での湯上りポートレイト企画で湯衆賞受賞。

・2015年~現在 「MIAM-ミャム- 」アートプロジェクト制作。

【日本・広島】

・2015年 墨絵の等身大サイズ《 広島人ポートレイト70 》制作 70点

【日本・石川】

・2022年 活動拠点を石川県金沢市に移す。同年より 染元である株式会社カネヒサコーポレーションの企画で、加賀友禅の着物デザインを展開。

・2023年 カネヒサコーポレーションより、染め元と友禅作家・横山秀一氏とのトリコロール展発表。全国展示会等で発売。

・2024年 《 京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 》の10周年展示企画、京都の四季をアクリル画で表現した限定100冊分のパズル画制作。

・ブックカヴァーアートとして発表。

・2025年3月 京都 便利堂ギャラリーにて《 京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal》

10周年記念展開催予定

4 Seasons – Summer – とヤン ル ガル (2025年)

▼ヤン ル ガルのコメント

今回の企画準備のために、お正月に京都を訪れた際、モデルとなった伝統工芸士さんの1人が、残念ながら、他界された事を知りました。伝統工芸の後継者が居なく引退せざるを得ない職人さんも居ます。この展示企画が実現すると、また新しい世代や、京都に現在も存在する文化や工芸、芸術に興味のある方々に人々の生き様が共感され、絵はその意味や鑑賞の深さ、役割を持ちます。クラウドファンディングの方法で、ぜひ皆さんの力をお借りしたいです。

▼きょう と え と おとについて

私達は、2012年1月にフランスから京都に移住した日仏夫婦です。Yann Le Gal(ヤン ル ガル)とMayphy Miho Higashi(メイフィー ミホ ヒガシ)通称Mayphy (メイフィー)で活動しています。アート企画のマネジメントをMayphyがしております。
京都の西陣で ”きょう と え と おと” というアトリエを構え、今日と言うかけがえの無い日に、絵と音を描こう!をコンセプトにアートと音楽の活動、仕事を京都でしていました。現在は10年暮らした京都から拠点を2022年に金沢に移し、同じくアートと音楽のアトリエを設け加賀友禅デザイン等の仕事、アーティストの若手育成やシャンソン教室などの音楽レッスンを開催しております。

今後も私達が、自主投資し続けてきたアート企画《京都人ポートトレイト100 by Yann Le Gal 》の展示会の開催等を通じて京都の伝統工芸や文化をより多くの芸術保存と展示会の意味を広めていきたいです。このような私達の取組みを知ってもらう事で、多くのアーティストが、サヴァイバルと芸術の機会の狭間で抱える現代の問題も、認識されるのでは無いでしょうか。

今後も私達が、自主投資し続けてきたアート企画《京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 》の展示会の開催等を通じて、京都の伝統工芸や文化をより多くの人々に届ける活動を継続します。

【 企業概要 】

きょう と え と おと / Feelin’ Soul Production 活動更新ページ
https://www.instagram.com/feelinsoul.production/

お問い合わせ : feelinsoul.production@gmail.com

URL : http://kyotoportraits.yannlegal.net

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