「SHOGUN」サントラ、グラミー賞ノミネートの快挙!雅楽が世界を魅了!石田多朗が雅楽を世界に響かせる

日本の本物の伝統音楽や雅楽が世界的評価を獲得!

株式会社Drifterのプレスリリース

SHOGUNサウンドトラックLP

「SHOGUN」サウンドトラック、グラミー賞にノミネート。雅楽と伝統音楽が世界を魅了

作曲家・石田多朗が雅楽や日本の伝統音楽を担当した「SHOGUN 将軍」のサウンドトラックが、グラミー賞「最優秀映像作品スコア・サウンドトラック」部門にノミネートされました。

グラミー賞は、アカデミー賞(映画)、エミー賞(テレビ)、トニー賞(舞台)と並ぶ世界最高峰の音楽賞で、音楽業界の優れたクリエイターを称える権威ある祭典です。

ディズニープラス制作のドラマ「SHOGUN」は、エミー賞で史上最多受賞を記録し、さらにゴールデングローブ賞でも4冠を達成。作品全体が世界中で高い評価を受ける中、その劇中音楽もグラミー賞ノミネートを通じて音楽単体としての価値が認められました。

石田多朗が手掛けた伝統音楽の革新的アプローチが、新たな注目を集めています。

授賞式は、2025年2月2日(日)(日本時間2月3日)にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催されます。

◆日本の本物 = 伝統音楽を世界へ : 雅楽がもたらす新たな価値

「SHOGUN」の音楽には、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、尺八、声明(しょうみょう)といった雅楽や邦楽器が大胆に採用され、作品の世界観を深く支える役割を果たしました。総合音楽アレンジャーを務めた石田多朗は、アカデミー賞受賞作曲家アッティカス・ロスらが手掛けたスケッチを基に、伝統音楽のアレンジを担当。さらに、邦楽器演奏者のキャスティングやレコーディングを指揮し、映像と音楽が見事に調和したサウンドを創り上げ、プロデューサーでもある真田広之さんが言う本物の日本、を音楽の面で実現をさせる役割を果たしました。

SHOGUNレコーディング中の風景

◆グラミー賞ノミネートの意義:音楽単体での世界的評価

「SHOGUN」の音楽は、映像作品の枠を超え、音楽そのものとして世界的な評価を受け、グラミー賞ノミネートという快挙を成し遂げました。雅楽をはじめとする日本の伝統音楽が、アッティカス・ロスらや石田多朗の革新的なアプローチによって新たな価値を提示し、世界の音楽業界に衝撃を与えたのです。

ときに衰退が懸念されている日本の伝統音楽ですが、石田が手掛けたこの新しい形の音楽は、世界に通用することを証明しました。この成果は、日本の伝統音楽復活のきっかけとなり、その未来に希望をもたらす大きな一歩となるかもしれません。

SHOGUNレコーディング風景

◆グラミー賞ノミネートに関する石田多朗のコメント

「わたしはSHOGUNのサウンドトラック制作に1年半の長期にわたり取り組んでいました。その結果、今回のノミネートは、私自身にとって非常に大きな意味を持つものです。しかし、この成果は私一人の力では到底成し遂げられるものではありません。

すべては、日本の伝統音楽を守り続けてこられた方々、日々の稽古に励む演奏者たち、それを支え見守ってくださった皆さんのおかげです。今回のノミネートは、作曲チームや私だけだけでなく、日本の伝統音楽に関わる全ての人々が評価された結果です。

今回のノミネートによって、日本の伝統音楽や伝統文化に携わる方々が「自分たちのやっていることは世界に通じるんだ」と自信を持ち、さらに前進していただければ、これ以上の喜びはありません。この機会を通じて、伝統音楽の魅力を多くの方々に知っていただき、これからも楽しく、そして真剣に歩み続けていただければ幸いです。」

リハーサル中の石田多朗

雅楽を世界へ、新たな音楽の未来を切り拓く—石田多朗の挑戦

石田多朗はこれまで、伝統音楽と現代音楽を融合させる作品を数多く手掛けてきました。「SHOGUN」の成功をきっかけに、さらに進化した雅楽プロジェクトを進行中で、映画やゲーム、アニメーションといった新しい分野での可能性も模索しています。

「日本の音楽をただ守るだけでなく、現代に合った形で再構築し、新しい形で世界中に届けたい」と語る石田は、伝統音楽の未来を切り拓く存在として注目されています。

◆石田多朗プロフィール

石田多朗

音楽家。ボストン生まれ。幼少期をサンフランシスコで過ごす。

22歳から音楽を学び始め、翌年東京藝術大学音楽学部に合格。

東京藝術大学大学院を卒業後、2014年雅楽作曲に挑戦し、オリジナル楽曲「骨歌」が坂本龍一氏に評価される。

重度の精神疾患を経て栃木県那須に移住後、一時は音楽の道を諦めかけるも、音楽哲学を根本から再構築。

2022年、アカデミー音楽賞受賞作曲家でありナイン・インチ・ネイルズのメンバーでもあるアッティカス・ロス、そしてレオポルド・ロス、ニック・チューバの三名から共同制作のオファーを受け、受諾。

これがSHOGUNのサウンドトラックとなる。

SHOGUNの音楽は世界中で評価を受け、エミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞など多くの賞を受賞・ノミネートされる。

SHOGUN以降も雅楽と現代音楽、西洋音楽を融合させた作品で国内外から高い評価を受け、文化イベントの音楽監督やプロデュースにも活躍の場を広げている。

2024年11月最新作『陵王乱序/太食調音取』をリリース。

HP

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[主な経歴]

ディズニー『SHOGUN』(総合音楽アレンジャー)

星野リゾート青森屋『みちのく祭りや』 

伊丹空港(大阪国際空港)

東京都庭園美術館『ブラジル先住民族の椅子展』

日本科学未来館『9次元からきたおとこ』

伊東豊雄建築ミュージアム『日本一美しい島・大三島』

◆石田多朗コンサート情報

陵王乱序イメージ

2025年1月12日(日)『陵王乱序』栃木公演 那須野が原ハーモニーホール

2025年3月9日(日)『陵王乱序』東京公演  早稲田スコットホール

詳細はこちら

◆取材・インタビューなどはこちらまで

mail@drftr.co.jp (株式会社Drifter / 益子)

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