~全国のTSUTAYA・蔦屋書店およびECサイトで1月17日(金)より販売~
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のプレスリリース
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:髙橋誉則、以下「CCC」)は、TSUTAYAの由来にもなった江戸時代の出版人・蔦屋重三郎が、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公として放送されたことを機に、2025年1月17日(金)より全国のTSUTAYA・蔦屋書店等(一部店舗を除く)およびECサイトで、蔦屋重三郎が多くの才能を世に伝えたとされる「耕書堂」の屋号をデザインしたオリジナル商品の販売を開始いたしました。
■蔦屋重三郎とTSUTAYAについて
CCCの創業者である増田宗昭(現・CCC取締役会長)は、祖父が営んでいた家業の屋号が「蔦屋」であったことから、1983年に開業した一号店目の店名を「蔦屋書店 枚方店」と命名しました。その後、江戸時代を代表するプロデューサー蔦屋重三郎のことを知り、TSUTAYAも現代のプロデューサーになれるように、ならいました。
蔦屋重三郎は、喜多川歌麿や葛飾北斎、東洲斎写楽などの絵描きを育て、版木をつくって後世に残しましたが、CCCにとってのTSUTAYAが版木であり、TSUTAYAを通じて、現代のアーティストや芸術文化を応援するとともに、それらを世界に向けて発信し、未来の生活者へ届ける拠点になりたいと考えています。
蔦屋重三郎は、江戸時代において文化と出版業界を大きく変革した人物であり、その功績は今なお評価されています。CCCはその意思を受け継ぎ、多くの方々に彼の魅力を再発見していただくため、蔦屋重三郎の関連書籍などの店舗展開に加え、蔦屋重三郎が多くの才能を世に伝えたとされる「耕書堂」の屋号(※)をデザインしたオリジナル商品の販売を開始いたしました。
■江戸時代の風情と現代のデザインが融合した魅力的なオリジナル商品など
オリジナル商品は、蔦屋重三郎の生涯や功績にインスパイアされたアイテムを多数取り揃えており、江戸時代の風情と現代のデザインが融合した魅力的なラインナップとなっております。
※全商品のラインナップはオリジナル商品一覧ページをご参照願います。
青山デカーボ 和菓子「ポッピン缶」税込1,485円
20年以上、東京の青山で美味しさに拘って作り続けてきたノウハウにより完成したヘルシースイーツやワクワクするような可愛いお菓子缶にも拘りの「青山デカーボ」。喜多川歌麿『ポッピンを吹く女』をガラス絵風にデザインした青山デカーボ「ポッピン缶」は、グルテンフリーのいちごミルク風味の煎餅10枚入り(座布団の上で寝る猫のミニ鏡付)です。
都松庵 羊羹「當時三美人」税込1,458円
昭和25年創業の京都堀川三条のあんこ屋から生まれた、あんこ菓子専門店「都松庵」。これまでのノウハウを生かし、和洋や既存の概念にとらわれない発想で、あんこの魅力と可能性を提案されています。喜多川歌麿『當時三美人』をモチーフにしたパッケージデザインが特徴の都松庵「當時三美人(羊羹3本セット)」は、甘さが後に残らない浅練り製法で仕上げ、すっきりした口当たりが特徴です。
カネ十農園 お茶「本を読むときのお茶 蔦重デザイン」税込1,490円
1888年創業、お茶どころ静岡県牧之原市の老舗茶農園「カネ十農園」。100年以上に渡る経験に加え、国内外の新しい技術を取り入れながら、品質にこだわったお茶づくりをされています。蔦屋重三郎がプロデュースした「箱入娘面屋人魚」から蔦屋重三郎が「蔦唐丸」の名で口上を述べる姿をパッケージにデザインしたカネ十農園「本を読むときのお茶 蔦重デザイン」は、「白ぶどう茶」、「白桃緑茶」、そして期間限定フレーバーの「抹茶玄米茶」の3種を用意しました。
hibi 10分アロマ「Hitomesenbon」税込990円
淡路島のお香と播磨のマッチ。兵庫県のふたつのものづくりの伝統が出会って生まれたお香ブランド「hibi」。「日常に10分、自然のアロマを。」をコンセプトにしたお香スティックで、マッチを擦るように火をつけ、手軽に香りを楽しめます。人々の心を花々の美しさで魅了した、蔦屋重三郎の初版『一目千本』。桜、百合、芍薬などを中心に、吉原の夜を彩った華やかで儚い物語を香りで表現しました。
日本香堂 御香「蔦屋重三郎 文読み香 沈香」税込1,500円
450年の調香技術と現代の調香師の感性が結びつき、独自の芳香を生み出す「日本香堂」。宮中御用達の香司であった高井十右衛門の薫物書を受け継ぎ、日本屈指の調香師が、その伝統を紐解き進化させ、珠玉の香りをつくりだしています。蔦屋重三郎が活躍した江戸時代に「香」が広まり、その中で最も憧れの香りだったと言われる香木「沈香」の洗練された香りです。読書のお供におすすめ。喜多川歌麿の『文読む女』を、現代的にデザインし商品4つを並べると1枚の作品になる仕様です。
J-Scent 香水「ツタジュウ」税込5,500円
世界に誇れる日本の美意識、独特な伝統、文化、そして今を生きる私たち日本人の暮らしに溶け込んできた香りを「和(あ)える」ことにより生み出したメイド・イン・ジャパン・フレグランス「J-Scent」。蔦屋重三郎をモチーフにした「蔦のからまる、粋でいなせな緑墨の香り」。山東京伝『小紋雅話』の江戸小紋が彩られた、数量限定のブック型パッケージ付き香水です。
ANDIZUMO ネイル「EDOシリーズ」税込1,980円~※商品により価格が異なります
“サスティナブル”、“地域と生きる”をテーマに、日本の精神が宿る国「出雲」で作られたコスメブランド「ANDIZUMO」(いずもと、一緒に)。こだわりのナチュラル成分で作られる商品は体に優しいだけでなく環境への負担に配慮した商品です。華やかな江戸時代や江戸の街をイメージした「EDOシリーズ」は、蔦屋重三郎版元の作品からイメージされたパッケージデザインです。
jiwajiwa入浴料「お江戸の湯 -和の植物ブレンド」税込990円
自然素材の色や香り、手ざわりを活かした薬草・ハーブのセルフケアブランド。「暮らしのなかに、植物のちからを。」をコンセプトの「jiwajiwa」。⾃然の恵みがじわじわと⼼とからだに染み⼊り、整える「わたしにやさしいひととき」をお届けします。江戸の暮らしをイメージした入浴料。ゆず、びわ葉・番茶など江戸時代から人々を癒してきた植物(無農薬・無化学肥料の自然素材を使用)を選びました。喜多川歌麿「百千鳥狂歌合」からゆずや枇杷などの果物を好む、めじろが描かれた作品をモチーフに、自然が感じられるデザインです。
かまわぬ てぬぐい「新美人合自筆鏡」他 税込1,500円
江戸時代より生活用品として庶民に欠かせないものになったてぬぐい。1987年東京の代官山に、てぬぐいの専門店をオープンされた「かまわぬ」。てぬぐいの制作から販売、そして無限に広がるてぬぐいの使い方、柄に込められたメッセージを未来に伝えることで、みなさまの暮らしを豊かにするお手伝いをされています。北尾重政『吉原傾城新美人合自筆鏡』に出てくる花魁の装飾品や動物をモチーフにカラフルな色彩でポップなデザインです。
白雪ふきん「白雪友禅ふきん」他 税込660円
蚊帳織物の産地 奈良で生まれた万能ふきん。1965年に蚊帳の端切れの布でふきんを作ったのが、「白雪ふきん」のはじまり。蚊帳生地ふきんならではの吸水性の良さや、使い込む程に手に馴染む使い心地と丈夫さがあり、長く愛用していただけます。北尾重政『青楼美人合姿鏡』をイメージした「四季の花」や、喜多川歌麿『潮干のつと』をイメージした「貝みやげ」2種をご用意しています。
なお、オリジナル商品以外にも、以下の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』ライセンス商品も一部店舗およびECで販売も行います。
きものやまと×Ito Sacicoのフード羽織「蝙蝠」などの服飾雑貨
きものさんちと共に文化と伝統を受け継ぎ、新しい暮らしに寄り添うきものを提案してきた創業100年以上のきもの専門店「きものやまと」。衣装デザイナー伊藤佐智子さんと、「洒落者」をテーマに、ものづくりをしました。 「装うことはエンターテインメント!」がコンセプトです。鮮やかな青みと緑の配色で、色彩感豊かに着姿を彩る羽織や草履、その他手拭いや風呂敷など雑貨小物をご用意しています。
銀座三河屋「煎酒」などの食雑貨
創業元禄の時代から江戸とともに歴史を歩んだ「銀座三河屋」は、日本の伝統食の原点として江戸の食に注目しました。主食の白飯を旨く食するための逸品を吟味して揃え、江戸四季食風情の食生活文化を今日に伝える江戸食のセレクトショップです。「煎酒」は、日本酒に梅干と花がつおを入れ煮詰めた江戸時代の食卓には欠かせなかった調味料。銀座三河屋では紀州南高梅の梅酢を使用、塩分控えめに仕立てました。蔦屋重三郎の依頼を受けて山東京伝により生み出されたキャラクター「艶二郎」がパッケージデザインです。
■オリジナル商品などの販売概要
・販売時期:2025年1月17日(金)~2025年末まで販売予定
・EC販売:「https://store.tsite.jp/portal/tsutaju-items/」で販売
・販売店舗数:119店舗
※販売店舗の詳細は「https://tsutaya.tsite.jp/tsutaju/」を参照
・販売商品数: 12ブランド全45商品
※商品ラインナップおよび商品詳細は、「https://store.tsite.jp/portal/tsutaju-items/」を参照
・その他:本商品は数量限定のため、売り切れ次第販売終了となります。ご了承願います。