ローランド株式会社のプレスリリース
~4種類の独立したサウンド・エンジンを搭載し、
各音源専用の操作子で直感的なコントロールが可能。
「Roland Cloud」経由で音色追加も~
左から『V-STAGE 88』『V-STAGE 76』
『V-STAGE』演奏イメージ
■ここがポイント
・ハイクラスのキーボード・プレイヤー向けに設計されたプレミアムなキーボード、88鍵と76鍵の2モデル
・ローランド最先端のモデリング/サウンド技術による4種類の独立したサウンド・エンジンを搭載。Roland Cloudにも対応し音色拡張が可能
・ステージ演奏に最適なパネルレイアウト・デザインにより、サウンド・エンジンごとにサウンドとエフェクトのコントロールが可能
製品の詳細はこちら: https://www.roland.com/jp/promos/v-stage_series/
製品の動画はこちら: https://youtu.be/xD36GSqd0L8
演奏動画はこちら : https://youtu.be/l0tgElpKa10
品名 :ステージ・キーボード『V-STAGE 88』『V-STAGE 76』
価格 :オープン価格
発売日:2025年2月15日(土)
ローランドはこれまで、革新的な技術を投入した製品に「V」の名称を付けてきました。「V」は、Virtual、Variable、Vintage、Vanguardなどの頭文字であり、イノベイティブなパフォーマンスを存分に楽しんでいただきたいという願いも込められています。
『V-STAGE』は、ローランドが長年にわたり培ってきた技術を惜しみなく投入しており、演奏技術や表現力を磨き、ステージで究極のパフォーマンスを披露したいキーボード・プレイヤーのために設計されています。キーボード・プレイヤーが求める、上質なサウンド、特別な知識がなくてもステージでも直感的に操作、音を調整できるインターフェース、演奏性の高い優れた鍵盤、スマートフォンなどを直接つないでライブ配信を行える接続性、ステージ映えするデザイン、堅牢性、可搬性を備えた『V-STAGE』は、まさに次世代のステージ・キーボードです。
『V-STAGE』は、当社がこれまで研究開発してきたモデリングを含むサウンド・テクノロジーによる最新のサウンド・エンジンを搭載。アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザーの4種類の独立したサウンド・エンジンにより、表現力豊かなパフォーマンスを実現します。また、それら専用の操作子を兼ね備えていることで、サウンドやエフェクトを素早く調整でき、暗いステージでも直感的な操作が可能。充実のステージ・パフォーマンスを実現できます。
『V-STAGE』のラインアップは、『V-STAGE 88』と『V-STAGE 76』の2モデル。『V-STAGE 88』には88鍵のウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤を搭載しており、エスケープメント対応のアイボリー・フィール鍵盤で本格的なピアノ演奏を堪能できます。また『V-STAGE 76』には、新規開発の76鍵セミウェイト・ウォーターフォール鍵盤を搭載。より洗練されたベロシティ検出機能によりレスポンスが向上し、グリッサンドやトリルなどオルガンならではの奏法を用いる際、豊かな演奏感を味わえます。
■さらに詳しく
●4種類の独立したサウンド・エンジンを搭載
『V-STAGE』の最大の特徴は、アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、シンセサイザーという、キーボード・プレイヤーにとって欠かせない4つの独立したサウンド・エンジンを搭載していることです。4つの独立したサウンド・エンジンを搭載し、それら専用の操作子を兼ね備えていることで、各楽器独特の繊細な表現が可能となり、ステージ上で至高のサウンドを実現できます。
・アコースティック・ピアノ:2種類のグランド・ピアノ、アップライト・ピアノ、ビロードのような独特のサウンドを持つ新規のフェルト・ピアノの4種類のピアノ・モデルを搭載。当社のV-Pianoテクノロジーにより、リアルな音響特性や豊かで繊細な表現を実現しています。
・エレクトリック・ピアノ:さまざまな往年のエレクトリック・ピアノのサウンドや、多彩なジャンルや雰囲気にマッチする鮮やかなエレクトリック・ピアノ・サウンドを味わうことができます。今回、ステージで使いやすいエレクトリック・ピアノ・サウンドを徹底的に研究。波形レベルから見直し、当社のエフェクターに関するノウハウを惜しみなく注ぎ込むことで、極上のサウンドに仕上げました。
・オルガン:ローランドのVirtual Tone Wheel音源を搭載。オリジナルのトーンホイール機構の微妙な動作を忠実にモデリングしているだけでなく、キークリックやリーケージ・ノイズの調整も可能。リアルなトーンホイール・オルガン※の演奏を実現します。
※トーンホイール・オルガン:異なる高さの音が出るトーンホイールと呼ばれる91個の歯車や、ハーモニック・バーの組み合わせなどで幅広い音作りが可能。ジャズやロックで古くから使用される伝統的な鍵盤楽器
・シンセサイザー:400種類以上のZEN-Coreサウンドを搭載し、ソロパートだけでなく他のサウンドとレイヤーして効果的に演出できます。2種類のサウンドを同時に使用でき、アタックやリリース、フィルターなどのシェイピングを直感的に行えるコントローラーを搭載。また、『V-STAGE』は、当社のクラウドサービス「Roland Cloud」※のメンバーシップに加入すれば、音色を拡張することも可能です。ZEN-Coreの「SDZ Sound Pack」や、『V-STAGE』専用の「Scene Pack」にも対応し、インスピレーションを広げ新たな演奏を生み出す楽しさを体感いただけます。さらにJUPITER-8やJUNO-106をはじめとしたローランドのビンテージ・アナログ・シンセサイザーをベースにした「Model Expansion」を無償でダウンロード可能です。
※「Roland Cloud」:2017年にスタートした、音楽制作用の高品位なプラグイン音源やサービスを提供するクラウドベースのプラットフォーム
「Roland Cloud」詳細: https://www.roland.com/jp/promos/about_roland_cloud/
●ステージ演奏に最適なパネルレイアウト・デザインにより直感的な操作が可能
『V-STAGE』では、4種類のサウンド・エンジンごとに備えられた専用のノブ、ボタン、スライダーにより、サウンドやエフェクトを瞬時にコントロールできます。ピアノ音色の明るさの調整、エレクトリック・ピアノのエフェクト・パラメーターの調整、ハーモニック・バーの組み合わせによるオルガン音色作成、スプリットのオン/オフなど、ステージで即対応が求められる項目がパネル上に配置されており、瞬時に操作できます。パネル中央には、ステータスが一目で分かる視認性の高い4.3インチのカラー・ディスプレイを搭載しており、音色の詳細なエディットやセッティングも簡単に行えます。
サウンド・エンジンごとに操作子があり直感的な操作が可能なパネルレイアウト
●プロのステージ・パフォーマンスを支えるさまざまなツール
『V-STAGE』では、各サウンド・エンジンのオン/オフや音色の組み合わせ、エフェクト、エディットの設定をまとめて記憶できる「シーン」を、最大512個呼び出すことができ、楽曲に応じた調整が可能です。「シーン」の切り替え順を登録した「シーン・チェイン」では、「シーン」を最大128個管理でき、さまざまなステージのセットリストをすばやく選択できます。
また、「シーン・リメイン」機能により、「シーン」切り替え時に、ディレイやリバーブを自然に保ちながら音が切れることなく次のサウンドへ移行可能。『V-STAGE』では、最新技術により、すべてのサウンドにおいて音切れなく演奏することができ、自然で没入感のあるステージ・パフォーマンスを叶えます。
●主な仕様
『V-STAGE 88』:外形寸法1,331(幅)×353(奥行)×143(高さ)mm、質量21.8kg
『V-STAGE 76』:外形寸法1,181(幅)×342(奥行)×109(高さ)mm、質量15.2kg
●製品画像
『V-STAGE 88』トップ・パネル
『V-STAGE 88』リア・パネル
『V-STAGE 76』トップ・パネル
『V-STAGE 76』リア・パネル
※ 画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/1129/ よりダウンロードいただけます。
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※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
■製品に関するお客様のお問い合わせ先
ローランド製品サポート: https://roland.cm/contact