公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団のプレスリリース
横浜市磯子区民文化センター杉田劇場では、開館20周年記念企画の一環として、杉劇☆歌劇団 本公演2025『たまさんのはなし~渡辺多満と生きた日々~』を開催します。
杉劇☆歌劇団は、2012年に杉田劇場で生まれた地域密着型エンターテインメント集団として、現在まで活動しております。こどもから大人まで、舞台経験の有無を問わず団員を募り、歌・演技・ダンスの各分野で活躍するプロの講師の指導で約半年間稽古を行います。その成果は例年2月、本公演にて磯子もしくは横浜の歴史や文化をテーマにしたミュージカルにて上演しております。
今回のテーマは、明治の終わりから昭和初期にかけて、横浜連合婦人会、横浜孤児院、横浜女子商業補習学校など、横浜において女性の社会進出のために大きく貢献した渡辺多満(わたなべ たま:1858~1938)の半生を取り上げます。
関東大震災という激動の時代を生き抜いた横浜の女性やこどもたちの群像を、大人からこどもまで分かりやすい台本と演出で描きました。地域と共に歩んできた杉劇☆歌劇団の集大成として、是非ともご覧いただけますと幸いです。
◆企画概要
杉劇☆歌劇団 本公演2025『たまさんのはなし~渡辺多満と生きた日々~』
【日時】2025年2月22日(土)
①開演13:00(開場12:30)
②開演16:00(開場15:30)
【会場】横浜市磯子区民文化センター杉田劇場 5階 ホール
【出演】杉劇☆歌劇団2024 団員
【チケット】一般:1,600円
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方:500円
ペアチケット:2,000円
【主催】横浜市磯子区民文化センター杉田劇場
【助成】公益財団法人 三菱UFJ信託地域文化財団
【協賛】三丸興業株式会社
【あらすじ】
時は大正12年夏、横浜女子商業補習学校の生徒たちが、学芸会で発表する出し物の相談をしている。と、そこへ同級生のヨネがやってくる。家の都合で学校を辞めなければならないというのだ。仲間たちはヨネを励まし、大人たちを説得し、復学に向けて力を尽くすのだが…