2025年1月25日(土)に開催された、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.福島ファイヤーボンズ】の結果は、 “福岡81-51福島”となりました。
ライジングゼファーフクオカ株式会社のプレスリリース
【試合結果】
【福岡】81-51【福島】
1Q 26-9
2Q 19-7
3Q 16-21
4Q 20-14
【戦評】
2025年照葉開催での初勝利を目指す福岡は、#7西川の3Pシュートで先制すると、その後も#1中村がドライブを決めて序盤から流れを掴む。福岡のオフェンスに押される福島は途中で4人の選手を交代させ立て直しを図ろうとするものの、GAME1からディフェンスを修正した福岡を前にターンオーバーが続く。福岡は第1クォーター残り2分まで福島を無失点に抑え、26-9の大量リードを奪う。第2クォーターに入っても、#8スミスや#25バーレルがペイントエリアを制圧、福岡の激しいディフェンスに福島は前半だけで15個のターンオーバーをおかしてしまう。福島#15ワン選手がバスケットカウントを取り奮闘するものの、福岡が45-16とリードして折り返す。
後半も福岡はボールがよく回り、インサイドとアウトサイドでバランスよくオフェンスを展開する。前半の勢いを維持したい福岡だったが、徐々に福島の前線からのディフェンスに押される場面が増えてしまう。福島は#5ホプキンス選手を起点にインサイドプレーと3Pシュートで加点。しかし、福岡はガード陣がゲームをコントロールし、スミス、バーレルが着実に得点を重ね、福島にペースを渡さずに第4クォーターに突入する。福島は#78田渡選手の3Pシュートを決め反撃の機会を伺うが、ランダルが意表を突くバックビハインドのパスで観客を沸かせ、#23村上が3Pシュートをきっちりと決めその糸口を与えない。
試合終了後のインタビューで浜口HCが話したように、GAME1から攻守を立て直してプライドを見せた福岡は、出場した5選手が二桁得点を記録し、福島を51点に抑え2025年照葉開催で初勝利をあげた。第4クォーター終盤にはユース育成特別枠で登録された#15栗本が出場し、Bリーグ最年少出場記録を樹立。得点こそなかったものの、シュートを放ち会場を大いに盛り上げ、新たな歴史が生まれた。
コメント
【浜口炎 HC】
昨日とは全く違った展開の試合になって、今日は選手たちの気持ちが入ったプレーをしていました。前半の3Pシュートは昨日と同じように絶好調ではなかったですが、ディフェンスの部分を改善できたと思います。昨日の前半ではターンオーバーを2個しか奪えなかったところが、今日は前半から15個も誘発することができて、選手達はアクティブに手も動かしていたので、チームとして非常にいいゲームになったと思います。
ディフェンス面では特に大きく変えたことはなく、1歩前に出るという微調整のみでしたが気持ちが強く出たマンツーマンディフェンスがよくできました。
昨日もファイトオーバーしながらディフェンスしていましたが、簡単に3Pシュートを打たせないようにしたことに加えて、よくディフェンスで手を出せていたので、その点は非常に素晴らしかったと思います。
今日は栗本選手が出場できる試合展開になったので出場しましたが、栗本選手はサイズが中学生の中でもかなり体が大きいですし、厚みもあってとてもいいものを持っていると思います。中学生、高校生でも、彼ぐらいの身長の子はたくさんいると思いますが、線が細かったりするものです。今の栗本選手の体格だと、プロレベルの2番ぐらいのサイズと同等の体の厚みがあるのでポテンシャルは高いと思います。
当たりの強さはまだまだですが、そこは経験しないと成長しません。単純な強さや大きさというのはすごくいいものがあるのでプロ向きだと思いますし、インサイドでは上手にポストムーブができて3Pシュートも打てる、ハンドリングもできるといった、オールラウンダーとしてプレーできる点が彼の良さだと思います。
このまま順調に成長すれば、すごく楽しみな面白い選手になると思っています。
【栗本富美也選手】
まずは、このような環境でプレーできることにとても感謝しています。
第1クォーターから大きな差が開いたので、もしかしたら出場機会があるかもという嬉しい気持ちと同時に、試合が進むにつれて緊張しました。
最年少で出場した結果については、鶴我ヘッドコーチをはじめ、たくさんの方々のおかげなので、これで終わるのではなくずっと頑張っていきます。
出場したら絶対にシュートを打つということを決めていたのですが、プロの選手相手では簡単には抜けなかったです。でも最初に打ったあの形のシュートはユースの試合でも多いので、もっと磨いていけるよう頑張ります。
こういったたくさんのお客さまが見ている環境の中で、今までに感じたことのない緊張感でプレーをすることはなかなかないと思います。この緊張感を味わってコートに立てたことは次に繋がると思いますし、次はこの気持ちも自分のものにしてプレーしたいです。
僕の目標はオールラウンダーなBリーガーになることで、その先は日本代表を目指して今頑張っています。これからももっと高みを目指して頑張っていきます。
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