視聴者をくぎづけにした最新テレビCMはこれだ!12月のテレビCMアテンションランキングを公開

REVISIO株式会社のプレスリリース

ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「アテンション(注視)」を測るREVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS株式会社、所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)は、 2024年12月に放送されたテレビCMを独自の「アテンション(注視)データ」で分析し、視聴者の視線をくぎづけにしたテレビCMのランキングを公開しました。

テレビCMアテンションランキングイメージ画像


テレビCM「アテンション」ランキングとは

地上波関東キー局で放送されたテレビCMを対象に、クリエイティブの評価指標「Cスコア(クリエイティブスコア)」を基に作成。Cスコアが高いほど、アテンション(=注視)を獲得していた(視聴者の目線を画面にくぎづけにしていた)CMであることがわかります。

Cスコア(クリエイティブスコア)説明画像


12月トップはアイフル「鮨屋の大将女将」篇のCM

2024年12月 テレビCMアテンションランキング【月間】画像

1位を獲得したのは アイフル 「鮨屋の大将女将」篇でした。アイフルの女将シリーズのCMは過去にも度々ランクインしており、シリーズを通して高いアテンションを獲得しています。第25弾の今回は、大地 真央さん扮する女将さんが男装で角刈りの寿司職人役を演じており、話題となりました。こちらは今月のピックアップCMで詳しく取り上げています。


4位のアップル AirPods Pro 2「ヒアリング補助機能・心に響く音」篇にも注目です。誕生日にギターをプレゼントされた娘と、耳が遠くなった父親の物語です。娘の小さい頃の思い出が映り娘の声を思い出します。補聴器を付けると今の娘の声がはっきりと聞こえるという、心温まるCMとなっています。このような親子関係の描写に加え、アップルから出た新しい機能ということもあり、視聴者は「くぎづけ」になったのではないでしょうか。

(動画引用元:Apple Japan公式YouTubeチャンネル/心に響く音|Apple|AirPods Pro 2のヒアリング補助機能 https://youtu.be/oidlTHwuc6E 60秒CM)


5位のKDDI auマネ活プラン+「たくさんのたぬき」篇はお馴染みの「三太郎シリーズ」最新作です。ポンタポイントが溜まるという訴求のCMですが、ポンタポイントを狸の焼き物に置き換えて、買い物で貯まった狸の焼き物を台車で運ぶというコミカルな設定が視聴者を惹きつけたと思われます。シ

リーズを通して高いスコアを獲得しており、視聴者の注目の高さが伺えます。

(動画引用元:au YouTube公式チャンネル/TVCM│auマネ活プラン+「たくさんのたぬき」篇

https://www.youtube.com/watch?v=ObeAWjeCuDQ

こちらの資料では、12月の週間ランキングも公開しています。

ぜひご覧ください。

今月のピックアップCM:アイフル「鮨屋の大将女将」篇

女将シリーズの新CMです。今回女将さんは高級鮨店で寿司職人役を演じていますが、その姿は男性でなんと角刈りです。女将さんはマナーの悪い女性客を窘めるも、その女性に「むかつくんだけど」と言い返されます。それに対し、「魚の命に申し訳ないわ」と力強く言い切る女将さん。その瞬間、女性客と板前姿の今野浩喜さんがハッとした表情をしてCMは締めくくられます。大地真央さんの男前な姿や、ストーリーの展開に視聴者が「くぎづけ」になったのではないでしょうか。

(動画引用元:アイフル公式YouTubeチャンネル/アイフル「鮨屋の大将女将」篇 https://www.youtube.com/watch?v=1p87bevr4DU


では、同CMを毎秒Cスコアの波形データで確認してみましょう。

アイフル「鮨屋の大将女将」篇 Cスコアグラフ画像

【アテンションポイント】

  • 【冒頭】CM感のない冒頭のセリフ⇒「あ、このアングル良いかも~」というセリフから始まることで、視聴者の興味を引き寄せることに成功している。カメラのシャッター音をサウンドエフェクトとして挿入することで、聴覚にも刺激を与えさらなる注視の獲得に成功した。

  • 【7秒目~】女将のセリフ⇒大地真央さんがゆったりと、毅然とした口調で注意することでCMのテンポに緩急が生まれて注視が増加。

  • 【12秒目~】アングルを変更しカットを細かく変える⇒視覚情報を小まめに変更することで視聴者を飽きさせず、注視を集めやすいような構成となっていた。

  • 【21秒目~】アイフルのサウンドロゴ⇒注視が最も高まった場面でお馴染みのサウンドロゴを挿入。アイフルのCMであることを視聴者にしっかり認識させた。

CM全体を通して注視を集めるポイントがいくつもありました。セリフに緩急をつけたり、視覚的にも聴覚的にもうまく視聴者の興味を引くことに成功し、高いアテンション(注視)を獲得したと考えられます。

最後に注視が下がる山形の波形ではありましたが、最も注視の高いタイミングでサウンドロゴを挿入できているため、社名の訴求はしっかりできていました。15秒を通してCスコアは高く推移しており、「よく視られるCM」の好事例として挙げられる結果となりました。

テレビCMの効果を最大化する「しっかり視られるCM」とは

Cスコアグラフ波形説明画像

テレビCMを制作する際、多くの人が直観と経験を頼りにしているのではないでしょうか。このような制作方法では、パフォーマンスの再現性や確実性に不安が残ります。

REVISOでは、14万本以上のCMのアテンションデータを蓄積しているため、「CMの視られる要素」と「視聴者に視られるためのCMづくり」のノウハウを持っています。

詳細はこちらの資料からご確認いただけます。

 


<本件に関する問い合わせ先>

REVISIO株式会社 広報担当 安武

東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル

E-mail info@revisio.com

Tel(担当直通) 050-5897-4931

【REVISIO株式会社について】

REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。

現在、国内では関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。

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