『華Doll*』4thシーズンAnthos*の1stアルバム「Q」収録後インタビュー収録後インタビュー
株式会社アニメイトホールディングスのプレスリリース
2019年6月21日発売の『華Doll*1st season〜Flowering〜1巻「Birth」』を皮切りに、数々の謎や複雑に絡み合う思惑がSFディストピアな世界観のなかで展開されている、知的興奮型音楽ドラマCDコンテンツ『華Doll*』。
人体に特殊な花の種を埋め込み、高い才能を持った「完璧」に近いアイドルを人工的に生み出すプロジェクトを軸に、アイドルグループ「Anthos*(アントス)」「Loulou*di(ルルディ)」のメンバーたちが、それぞれの苦悩や葛藤、そして成長する姿が描かれています。
そんな本作ですが、4thシーズン第1巻となる華Doll* 4th season 1stアルバム「Human or Doll:Q」が2025年1月17日に発売されました。少しずつ暴かれる「華人形プロジェクト」の真相、収録楽曲の「Q.E.D.」というタイトルが示す意味とは……?
本稿では収録を終えたばかりの「Anthos*」キャスト陣である濱野大輝さん、堀江瞬さん、伊東健人さん、駒田航さん、土岐隼一さん、山下誠一郎さん、増田俊樹さんへのインタビューをお届けします。
華Doll* 4th season 1stアルバム「Human or Doll:Q」収録後インタビュー
[キャスト]
影河凌駕:濱野大輝
八代刹那:堀江瞬
灯堂理人:伊東健人
チセ:駒田航
如月薫:土岐隼一
結城眞紘:山下誠一郎
清瀬陽汰:増田俊樹
※以下、敬称を省略させていただいております。
──今回から4thシーズンに突入です。ストーリー、もしくはご自身の演じるキャラクターにまつわる注目ポイントを、収録の感想などと合わせてお聞かせください。
影河凌駕/濱野大輝さん(以下、濱野): 1枚目からだいぶ核心に迫ってきたんじゃないか、と思うような会話やシーンが多々出てきます。ある意味モヤモヤしていたところへのアンサーのようなところもありながら、だからこそより謎が深まるみたいな。
見どころは、凌駕が【華人形プロジェクト】に参加した目的みたいなところにどんどん迫っていっているので、ある意味すごく生き生きしているというか。
本当に自分の意思で、今100%動けているんだろうなというのを感じるセリフが多かったので、そこは見どころになるのかなと思います。もっと幸せなことで、生き生きとして欲しいけれど(笑)。
八代刹那/堀江瞬さん(以下、堀江):何と言っても今回は最後の、天霧さんと灯堂さんの会話に全てが詰まっているような感じがしています。あと、天霧さんが気になる言葉をつぶやいていたり。「やはり同じものは作れないか」など気になりすぎるワードが今回は結構グサッときました。
僕たちが刹那だと思っているものって一体何っていう。今後がまたさらに楽しくなる展開が、今回刹那に訪れたなと思いました。
灯堂理人/伊東健人さん(以下、伊東):理人的には今回穏やかな内容で、彼としては人間関係的には一歩進んだ。そんな穏やかな印象を僕は受けました。チセもそうですけれど、二人ともごめんなさいが言えて、行ってきますが言えてという。
「いってきます」は優しく言いすぎたかもしれない、と思ったんですけれど、それが通って。僕も素直に出したものではあるんですけれど、今の理人の心の穏やかさを最後、感じてもらえればいいかなと思います。次回以降はわかりません!
チセ/駒田航さん(以下、駒田):チセはメンバーの中でも大きいトラウマを比較的公開していて。その上で理人と関係を再構築してきている印象があったので、もう一度何か話すものがあるという伏線は結構大きいのかなと思います。
今回のストーリーでは、陽汰とかの方に少し寄り添うような立ち回りだったので、まぁ次は多分彼(チセ)が餌食になるタイミングなのかなと思うけど(笑)。
そういう意味でもチセくんの今の明るさからの転落劇がたぶん待っている、という心の準備をこのドラマでしておいてほしいなと。
如月薫/土岐隼一さん(以下、土岐):何がやばいのかが見えない不安をより明確に……明らかになっていく始まりというのを感じました。今までふわふわとあったちょっと怖い雰囲気、物語の核心みたいなものがワッ!と霧が晴れて見え出した一巻だったなと思います。
今まではなんかもう「薫くんどうなっちゃうの、どうなっちゃうの」と不安な気持ちだけがすごく募っていたんですけれど、それプラス「わ!先どうなるんだろう。怖いけど楽しみ!」って思えるようになったきっかけのストーリーだったので、楽しみにしていただけたらな、なんて思いますね。
結城眞紘/山下誠一郎さん(以下、山下):そろそろお父さんと直接対峙するのかな、と今回は気が引き締まりました。今までははぐらかしたり逃げたりしていて。言葉では負けない!と思っていても、どこかまだ向き合う勇気はなかったんだろうなって。ところが、凌駕たちに支えられていよいよ準備や覚悟ができたのかなと。
この先いよいよ根源と言ってもいい、お父さんと向き合う時が来るのかなっていうところで。そういう心根の覚悟が決まったという部分が眞紘の注目ポイントかなと思います。
清瀬陽汰/増田俊樹さん(以下、増田):陽汰は……そうですね、保育園で子どもたちと楽しく、ライオンさんとか、あれ?クマさんでしたっけ。ほのぼのとした子どもたちとのコミュニケーションが取れて楽しかったです。
それ以外はちょっとよく覚えてないです。何か、何かあったような気がするんですけど……。でもこれから休暇なんで、楽しみにしています。
──今回のCDに収録される楽曲「Q.E.D.」「No Drama」の聴きどころ、注目してほしい点など教えてください。
濱野:今見てると歌詞も、あやふやなところも多いというか。投げかけて迷って、なんかもがいている感じもありつつ。ただね、タイトルの通り、何かにもう確実に解が出るんじゃないかっていうことを予感させる、そんな1曲目になるんじゃないかなと。
2曲目は、メッセージ性とプラスですごく仕掛けが多いな、と個人的には感じています。みんながどう思っているか分かんないですけど(笑)。なので、その仕掛けを楽しんでいただけるような楽曲ですね。
堀江:明るさと裏腹な印象があって。Aメロの始まりとかサビは、割と低いところから入ってるところが、なんかすごくミステリアスでダークで。Q.E.D.っていう言葉の意味との対比みたいなものがすごく感じられて。
メロディーラインから抱く印象みたいなものも、すごく緻密に構成されてるような気がして聞き応えのある曲だなと思いました。
「No Drama」は我々アイドル側のすごい強い意思表示みたいなふうにも取れるし、なんかすごくいろんな広がりのある曲だなっていうふうにも思いますし、ライブで歌えたらいいなぁ……と思いました。
伊東:『華Doll*』の音楽における見所の1つだと思うんですけれど、こんなにちゃんとパート分けされて、コーラスも考えられながら重なって、という楽曲を歌えることは貴重で。今回は特にその面白さみたいなものを僕は感じたかもしれないです。
あと、レコーディングしているときに話もしていたんですけれど、スクラッチがね、いいんですよね「No Drama」は。スタイリングが絶妙なんですよ。リズム外して入っていて。リズムの作り方とか、スクラッチが僕は好きですね。
駒田:アップテンポな、ノれる曲だと思いますし、「Q.E.D.」は表題曲としてすごく締まってかっこいい1曲になったなと思います。
「No Drama」はTHE『華Doll*』みたいな曲。攻め曲というか。照明も暗そうだけれど、艶やかで怪しくて。でもなんか色っぽい感じの、個人的には歴代の曲の中でもめっちゃ好きな曲ですね。
土岐:この「Q.E.D.」は……。曲自体は最初ローから始まるけれど、すごく盛り上がる楽曲。俺たちもそうですけれど、ここまで追いかけてきてくれているAntholicの皆様も、多分この「Q.E.D.」という言葉に今とても、心をわしづかみにされていることでしょう!
「No Drama」につきましては、ダークで妖艶な雰囲気がとっても好きです。歌詞ひとつひとつの意味や、誰がどのパートを歌っているか、とても読み解きがいのある一曲になってると思います!(とか言ってる我々も全然正解は知りません)
山下:「Q.E.D.」ってそういうこと? みたいな。何を証明完了しただろう、と。このドラマで明かされたことが多いという意味では、すごくシリアスな、かっこいい……2期オープニング感みたいな。(話が)進んだなって感じが曲にありますよね。
2曲目は「No Drama」とか言いながら、“All you need is love”とか綺麗なこと言っていて。「全て僕のストーリー」って誰視点なの?と。きっと思惑があるはずなんですけれど、誰の思いなのか? それって。全て僕のストーリーっていうのは誰が言ってんだとか。
増田:僕は「Q.E.D.」の構成に、これまでとの変化を感じました。我々7人が組織的なところに対して、オフェンスに回ったという。こちら側から向こうに対する姿勢みたいな曲の印象があります。
あと、人の感情が動くからドラマって言うんですよね。だから、2曲目の「No Drama」っていうのは予定調和なんだと思っていて。「Q.E.D.」はAnthos*側の心情を描いていて、「No Drama」は、プロダクションサイドのメッセージみたいな捉え方もできる曲なんじゃないかなと思います。
──CDを聴くファンへのメッセージをお願いします。
濱野:今回で4thシーズンということで。ここまで5年ぐらいかけてやってきたわけですけれど、イベントとかも経て、もう本当にAntholicとAnthos*は一心同体になっているなって。
そんな中で、彼らの悩みだったりとか、彼らの感情や情動だったりを、セリフの端々により感じていただけるような、4thシーズンの1stアルバムになるんじゃないかな、と思います。
そしてドラマはもちろん、楽曲もどんどん華が咲いて進化しているAnthos*ですので、Anthos*の世界観だったりが、『華Doll*』プロジェクトの世界観にこれからなっていくんだろうな、と。そういう予感も楽しみながら、皆様には聞いていただきたいなと思います。
4thシーズン、まだ1stですから。4thシーズンもちゃんと最初から最後まで見届けていただきたいなと思います。これからも応援よろしくお願いします。
堀江:刹那を演じているんですけれど、段々と僕は誰を演じているのか、分からなくなってくるというか。ちゃんと刹那の意思で、刹那の気持ちで演じてはいるんですけれど……その気持ちって本当に刹那が刹那として考えてることなのかなとか。
僕はもう本当に、最後まで刹那を演じられればいいなって思っているんですけれど。それはつまり幸せなエンディングを迎えるっていうことなんです。
大人の思惑に打ち勝って、幸せな未来をつかみ取るつもりです。最後まで応援してください。よろしくお願いします。
伊東:いよいよ謎を明かしに来たな、という印象を録りながら受けました。皆さんはどうでしょうか。理人的にも肉親が体制側というか、会社側の人間なので僕的にも思うところはあるんですけれども、一体何を父は考えているのかみたいな。
これから回を重ねるごとに、そういうことを重ねていくのが4thシーズンなんだろうなと思いますので、ぜひこれから先も楽曲含め楽しんでほしいと思います。
楽曲の方はどんどんかっこいい曲が出てきますし、Antholicの皆さんに想像の余地を委ねている部分が多い楽曲が多いな、と僕は思っていて。
ダンスではどんな動きをして、どんな照明で、どんなフォーメーションで、というのをみんなで考えてもらうのも面白い曲がたくさんあると思うので。そんなところでも皆さんの頭をフル回転させてもらいながら、シーズンの続きを待っていてほしいなと思います。よろしくお願いします。
駒田:2024年から25年にかけて、アニメ化とか『華Doll*』にとって激動感の強い2年間になるのかなと。
4thシーズンがいよいよ始まり、言ってしまえば最終章らしいところではあるんですけれど、この1枚ってまだまだプロローグなんだろうな、っていうのをひしひしと感じる1枚になっていると思います。
まだ謎と、そして未来への不安を感じる『華Doll*』らしい1枚になっていると思いますし、いつまでたっても我々をドキドキさせてくれる1枚だと思います。ぜひお楽しみください。
土岐:新しいシーズンがスタートします。
ストーリーも楽曲も色々な意味で、とっても新章にふさわしい内容になっていると思いますので、是非たくさん聞いて、考えながら、この先のストーリーを楽しみに待っていてください!
よろしくお願い致します!!
山下:4thシーズン1巻ということで、いつも応援ありがとうございます。本当に毎年ライブとか、ドラマとか歌とか、自分たちが頑張ってきたものが形になって皆様に届いて愛していただいて、
そうして作品が長く続くというのは、やっぱり皆様の応援あってのことなので、本当にありがたいなと日々感じています。
アニメ化という1つの目標まで走り切れたことが本当に嬉しくて、より一層『華Doll*』を応援してもらえたら、愛してくれたらいいなと思います。
いよいよ物語が核心に進んできているので、寂しい気持ちもどこかあります。『華Doll*』は本当に日々の収録が楽しくて、ライブや収録をするたびに絆が深まっていっているので、本当に良い作品に出会えたと思っています。
眞紘を演じるのは本当に楽しいので、このままどうか社長に、パパに負けずに、眞紘と一緒に頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
増田:4thシーズンまでたどり着けたこと自体とても嬉しく思いますし、ドラマもいたるところに蒔いてきた不穏な種が、ついに一つ一つ回収されて、目に見えるような形になってきていて。それにAnthos*達がどう立ち向かっていくのか。
それに付随して、今回の収録曲の2曲もすごく聞きごたえがありますし、これまでAnthos*は本当に色々なバリエーションの曲を歌ってきましたが、まだ新しく感じられるものに挑戦できたなと思います。
イベントやアニメ含めて、新しく『華Doll*』を知ってもらった人たちにも、ここまで奥深いコンテンツがあるんだ、と感じさせられるような1枚になったと思います。
なので、たくさん聞いていただいて、いっぱい想像して裏切られてほしいと思います。ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします。
本CDをご購入いただいた方には、トレーディングカード(14種中ランダムで2枚)を
封入特典としてご用意しております!
※新ビジュアルを使用したノーマル・複製サイン入りの計14種となります。
▼トレーディングカード(14種ランダムで2枚)
▼アニメイトオリジナル特典
ポスタービジュアルカード 1種
▼ステラワースオリジナル特典
ジャケットビジュアルスクエア缶バッジ 1種
▼ムービック通販オリジナル特典
ジャケットビジュアルカード 1種
※丸角カードサイズ
【作品情報】
華Doll* 4th season Human or Doll: Q
華Doll* 4thシーズンスタート!
アルバム1巻のタイトルは「Q」。
少しずつ暴かれる「華人形プロジェクト」の真相。それぞれが願う”本能からの望み”。
体内で咲く華は彼らに何を与えるのだろうか?
真実を知りたい者だけ、先に進め。
架空次元に存在する芸能事務所、天霧プロダクションが主催するアーティストプロジェクト。
アイドル業界に突如発表された「華人形プロジェクト」(Hana-Doll Project)。
特殊技術により体内に『華』の種を埋め込まれた少年達が、
“完璧なアイドル”を目指す先に待ち受ける物語とは?
発売日:2024年1月17日(金)
価格:3,300円(税込)
品番記号:HNDL-0047
JANコード:4550621200601
<出演>
影河凌駕:濱野大輝、八代刹那:堀江瞬、灯堂理人:伊東健人、チセ:駒田航、如月薫:土岐隼一、結城眞紘:山下誠一郎、清瀬陽汰:増田俊樹
<内容>
ドラマパート5トラック+ユニット楽曲2曲
【アニメイト通販】
https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/2944537/
【ステラワース通販】
https://www.stellaworth.co.jp/shop/item.php?item_id=YdhTXV8Xddd
【ムービック通販】
https://www.movic.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=4550621200601-ol
■天霧プロダクション公式サイト
■天霧プロダクション公式X
@Amagiri_Prod
■Anthos*メンバー公式X
@Anthos_twt
■TVアニメ「華Doll*」公式X
@hanadoll_anime
■コピーライト
©2019HANA-Doll