ユニバーサル ミュージック合同会社のプレスリリース
ユニバーサル ミュージック合同会社(本社:東京都港区、 社長兼最高経営責任者(CEO):藤倉尚 / 以下、 ユニバーサル ミュージック)は、デッカ・クラシックスがヴァイオリニスト、Himariとの独占契約を発表したことをお知らせします。デビューEPのリリースに先駆けて、フランツ・ワックスマンの「カルメン幻想曲」とエイミー・ビーチの「ロマンス」の先行配信を3月18日(火)より開始します。

デッカ・クラシックスは、世界のクラシック⾳楽界にセンセーショナル・ティーンと紹介されてきた日本人ヴァイオリニスト、Himariとの独占契約を発表しました。13歳にして名門英国レーベル史上最年少の女性アーティストとなったHimariは、5月23日(金)にデビューEPをリリース予定です。それに先駆けて、フランツ・ワックスマンの「カルメン幻想曲」とエイミー・ビーチの「ロマンス」の2曲の先行配信を開始しました。
このたびの契約についてHimariは「デッカ・クラシックスと契約できて、とても嬉しいです。録音を通じて、私の演奏を楽しんでいただけることを願っています!」とコメントを寄せています。また、デッカ・クラシックスのレーベル・ディレクター、ドミニク・ファイフは「デビュー・アーティストとの契約はいつも心躍る瞬間ですが、Himariにはまさに時代を越える才能があると言えましょう。技術的に恐れを知らず、純粋さ、音楽性、そしてどの世代にも響く気質を持ち備えています。Himariには彼女にしかない「声」があります。デッカ・クラシックスは彼女を一員として迎え入れたことを歓迎し、世界中のオーディエンスに彼女の音楽を届けられることを大変嬉しく思っております」、デッカ・レコードの共同社長であるローラ・モンクスとトム・ルイスは「世界中のコンサートホールが驚きに包まれています。Himariの卓越した技術と音楽的才能、そして何より彼女の若さを考えると、その才能はまさに驚異的と言うほかありません」と語っています。
幼い頃からベルリン・フィルやウィーン・フィルの演奏に触れ、日本来日時やザルツブルク音楽祭で出会ったオケメンバーを通して、彼らと共演する日を夢見てきたHimariは、3月20日~22日に開催されるベルリン・フィルの定期公演で、ヴィエニヤフスキの「ヴァイオリン協奏曲第1番」を披露予定です。全3公演はすでに完売しており、22日の公演はデジタル・コンサートホールにてライブ配信されます。
Himariは3歳よりヴァイオリンを始め、6歳でプロオーケストラと共演。2022年にはアメリカの名門、フィラデルフィアのカーティス音楽院に入学し、現在は著名なヴァイオリニスト、アイダ・カヴァフィアンに師事しています。若きアーティストならではの独特で新鮮な視点から、卓越した技巧と遊び心に満ちた解釈、そして深い感情を表現する想像力で、世界のクラシック音楽界を魅了してきました。彼女の才能はすでに世界に認められ、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクールやアルトゥール・グリュミオー国際コンクールなど、数々のコンクールで最高位を獲得。2024年12月にはマリン・オールソップ指揮のフィラデルフィア管弦楽団と「ニューイヤーズ・イブ・セレブレーション」に出演。同じプログラムで、オールソップ指揮のシカゴ交響楽団とラヴィニア音楽祭にも出演する予定です。

Himari『フランツ・ワックスマン:カルメン幻想曲』
2025年3月18日(火)配信
ヴァイオリン: Himari / ピアノ: チェルシー・ワン
録音: 2025年1月 ニューヨーク、ディメンナ・センター、キャリー・ホール
https://himari.lnk.to/Carmen_Fantasy
■Himari(ヴァイオリニスト)プロフィール
2011年、⽇本⽣まれ13歳。
「⼀世代に⼀⼈の才能」と称され、その傑出した技巧、想像⼒豊かな解釈から⽣まれる深い表現⼒で、世界のクラシック⾳楽界にセンセーショナル・ティーンと紹介されてきたHIMARI。
2025年3⽉、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演にアジア⼈最年少ソリストとしてデビュー。
3歳よりヴァイオリンを始め、原⽥幸⼀郎、⼩栗まち絵に師事。6歳でプロオーケストラと共演し、2022年には最年少でフィラデルフィアの名⾨カーティス⾳楽院に⼊学。
現在、世界的なソリストを育成してきた名教師アイダ・カヴァフィアンのもとで研鑽を積み、⾳楽的表現をさらに深めている。
過去にはリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール(特賞グランプリ)、アルトゥール・グリュミオー国際コンクール、ポスタッキーニ国際コンクール、シェルクンチク国際コンクールなど数々のコンクールで最⾼位を獲得。
2019年にはザルツブルク⾳楽祭に最年少で出演し、2023年にはモントリオール「ミニ・ヴィオリーニ2023」で「Public Award」を受賞。若くして国内外の主要舞台で演奏を重ね、各地で⾼い評価を受けている。
これまでにフィラデルフィア管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、キエフ国⽴フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売⽇本交響楽団、新⽇本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、⽇本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、⽇本センチュリー交響楽団、神奈川フィルハーモニーオーケストラ、群⾺交響楽団などと共演。
指揮者にはマリン・アルソップ、ケリー=リン・ウィルソン、ウラディーミル・スピヴァコフ、ニコライ・ジャジューラ、ジャン=クリストフ・スピノジ、秋⼭和慶、広上淳⼀、下野⻯也、原⽥慶太楼、梅⽥俊明、⼩林研⼀郎、⼤友直⼈、⾓⽥鋼亮、横⼭奏、⼩林資典らと共演している。
2024年より、ドイツの⾳楽事務所「KD SCHMID」に所属し、国際的な活動を本格化。12⽉には13歳にして全国リサイタルツアー「HIMARI Violin Recital Tour 2024」を開催(東京・⼤阪・名古屋・福岡)。
また、国内の主要オーケストラとも共演を重ねながら、2025年にはラヴィニア⾳楽祭、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれ、2026年2⽉にはシカゴ交響楽団の定期公演に出演予定。
2025年3⽉、名⾨Decca Classicsと契約し、同⽇、初の楽曲リリースを発表。これにより、演奏活動の幅をさらに広げ、新たな表現の可能性に挑む。
江副記念リクルート財団第52回奨学⽣。使⽤楽器は1717年製ストラディヴァリウス「Hamma」(前澤友作⽒より貸与)、⼸は宗次コレクションより貸与。
■リンク
Himari
オフィシャルウェブサイト https://himari-info.com
オフィシャルインスタグラム https://www.instagram.com/himariviolin.official/
オフィシャルYouTube https://www.youtube.com/channel/UCnXYQy7XqRgmD5orp7_nD7g
ユニバーサル ミュージック公式ページ https://www.universal-music.co.jp/himari/