突然ですが、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という映画をご存じでしょうか?
ガチガチの投資家でなくても、一度は株で儲けたい!心の奥底でそんな風にちょっとでも思ったことはありませんか?
誰しも欲望ならぬ願望はあるものです。ことにお金に関しては如実に生活に密着することもあり、ひそかに「いつの日か…」と思うこともあるかもしれません。
ここでは、実話に基づいて制作された「ウルフ・オブ・ストリート」をもとに、投資のメリットとデメリットを含めながら、投資の世界をのぞいていきます。
まずはウルフ・オブ・ストリートのあらすじから
ウルフ・オブ・ストリートのモデルは、若干20代で証券会社を設立し、億単位を荒稼ぎした男性の物語です。
たとえば、日本ではPlus500証券といった優良証券会社がありますが、ここでは、キレッキレの頭脳を持つ主人公ジョーダン・ベルフォードが証券会社を創設します。しかし、その成功劇とは裏腹に、証券詐欺の疑いとマネーロンダリング容疑で起訴されてしまいます。
この映画タイトルからもお分かりの通り、彼はまさにウオール街の狼(ウルフ)と呼ばれ、ある一定の投資家からは「成功の法則」を学ぶ人物として崇められています。年間5000万ドルを稼ぐ男・ジョーダン。世界一の金融街でアンリアルな成功劇を見せました。夢のような大儲けは、ある一線を越えなければ、罪に問われることなく実現できるのです。
投資初心者の方に夢と希望を与える
さて、ウルフのように投資の世界で勝ち進んでいったジョーダンですが、投資ビギナーの方には、やや衝撃的なストーリーであるかもしれません。しかし、ここで学ぶべき点は、投資で必要不可欠なメンタルと情報量の重要性です。
最近、仮想通貨とかNISA(少額投資非課税制度)とか、もともと投資家ではなかった人が、日常の仕事とは別に投資にチャレンジする傾向が出てきているように見えます。株というと、素人が手を出してはいけないようなイメージがありますが、Youtubeやインスタのリールなどでは、初心者が簡単にスタートできるように、手取り足取り初心者向けの動画を配信していたりします。
やはり、人間の心理を分析すれば、願わくば今よりも楽な生活がしたい。ウォール街での成功劇までは行かなくとも、プチ儲けくらいなら行けるんじゃない?そんな気さえしてきます。
金融界のウルフに学ぶ:少額投資の実現と目標の明確化
投資の心構えとプロセスをおさらいするなら、まず少額投資の実現、そして目標額を設定することは欠かせません。この部分は投資で忘れてはならない「リスク回避」の部分ですが、積立投資枠(投資信託)を無理のない範囲でスタートさせ、少しずつ経験と知識を蓄積していくことが重要です。
また、投資を始める前に大切なのは、投資におけるメリットとデメリットをしっかりと理解することです。たとえ、投資する金額が1万円でも、投資を通じてあなたに降りかかる影響を知っておきましょう。
投資の主なメリット
複雑だと思われた金融・経済の動向を高い視座で見ることができるようになる
複利効果を活用すれば、効率よく将来の資産形成が可能
優待制度や配当金などを受給できることがある
ステーキングなど、パッシブインカムが期待できるシステムがある
投資の主なデメリット
常に情報のアップデートが必要(怠ると損失を招きやすい環境に陥る)
レバレッジなど、元本割れが発生するリスクがある
投資特有のメンタルを鍛えないと、きつくなることがある
まとめ
投資のやり方はデイトレード、スワッピング、中長期など、その形と手法はさまざまです。しかし、ランチを2,3回飛ばして、浮いた分を株に回したり、不必要な日常の経費を見直せば、意外と簡単にプチ投資の準備金は捻出できるかもしれません。あとは、やるか、やらないか?純粋に、この2択です。