甘美なワルツにフレンチ・カンカンなど 名曲揃いの大人気オペレッタ レハール作曲『メリー・ウィドー』 若き新鋭の指揮者と演出家を迎えて贈る 新制作上演!

公益財団法人東京二期会のプレスリリース

公益財団法人東京二期会は、ヨハン・シュトラウスII世『こうもり』と並んで大人気のオペレッタ、レハール作曲の『メリー・ウィドー』を新制作上演いたします。

指揮は沖澤のどかが東京二期会オペラ劇場に初登場。すでにベルリン・ドイツ・オペラで新作オペラを指揮するなど海外での実績を重ねている沖澤。昨年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を果たし、今もっともその名を時めかせている若手指揮者のひとりです。今月は、7月11日(土)東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ!」に登場し、11月にいよいよ当公演の指揮台へ上ります。
演出は俳優座気鋭の眞鍋卓嗣。19世紀ロシア文学作品や別役実の不条理演劇など、多数の名作を手掛けているほか、中島みゆきのコンサート「夜会」のステージングに参加するなど幅広く活躍。オペラ演出デビューとなった『遠野物語』(こんにゃく座)で絶賛された才能が、今回満を持して東京二期会に初登場を果たします。
指揮・演出ともに二人の若きリーダーを迎える東京二期会のキャストには、ベテランから若手まで、演技、歌唱ともに実力派のメンバーが揃いました。ハンナ腰越満美&ダニロ宮本益光、嘉目真木子&与那城敬の主役カップルをはじめ、オペレッタの舞台となるパリを彩るにふさわしい名優、実力派歌手が出演します。
東京二期会オペラ劇場では、2010年以来10年ぶりの公演となる『メリー・ウィドー』。今回は、フレッシュな才能を迎えてお送りする令和版・新制作です。どうぞご期待ください。
 

  • 初心者の方も楽しめる!名曲ぞろいのオペレッタ、大人の恋の物語を日本語上演で!

オペレッタ『メリー・ウィドー』は、貴族や文化人たちがカフェに行き交う古き良きパリを舞台に、架空の国ポンテヴェドロ国からの外交官ダニロ・ダニロヴィッチと、その元恋人で大富豪の未亡人ハンナ・グラヴァリが繰り広げる恋愛ストーリーです。レハールの音楽は、派手で軽快なフレンチ・カンカンや、主人公ハンナとダニロによる最高に甘美なワルツのデュエットなど、絶品ぞろい。きっとどこかで聞いたことのあるメロディが登場することでしょう。
さらに、今回の東京二期会公演は、初めてオペレッタを鑑賞される方にもお楽しみいただけるよう、日本語訳詞上演(歌唱部分のみ歌詞の字幕付き)でお送りします。上質で親しみやすい大人の恋の物語で、あなたも劇場デビューをしてみませんか?
 

  • プロフィール Profile

指揮 沖澤のどか(Nodoka Okisawa)
青森県出身。東京藝術大学音楽学部指揮科首席卒業。同大学院修了。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程オーケストラ指揮専攻修了。
第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉第1位及び特別賞、齋藤秀雄賞を受賞。第56回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。同時に聴衆賞及びオーケストラ賞を受賞。2012年東京都交響楽団定期演奏会にてジョン・ケージ作曲「エトセトラ2」を4人の指揮者の1人として指揮し、デビュー。これまでに、コンツェルトハウス・ベルリン、ライプツィヒ交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢など多くの楽団で指揮。オペラの分野でも活躍の場を広げ、2017年ベルリン・ドイツ・オペラにて新作オペラ『Neue Szenen』を指揮。国内では18年神奈川県民ホール『ヘンゼルとグレーテル』にて急遽代役で指揮を務めた。東京二期会では2020年7月11日(土)東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ!」にて初登場する。
 

演出 眞鍋卓嗣 (Manabe Takashi)

演出家。1975年生まれ。東京都出身。
1998年に自身のバンドでメジャーデビュー、2001年まで活動。
その後、劇団俳優座に入団。同文藝演出部所属。同付属演劇研究所講師。東京工学院専門学校、総合学園ヒューマンアカデミー横浜校非常勤講師。

最近の演出作品は、俳優座『雉はじめて鳴く』(作:横山拓也)、オペラシアターこんにゃく座『遠野物語』(作:長田育恵)、別役 実の最後の書き下ろしとなった名取事務所『ああ、それなのに、それなのに』など。
また、ステージングとして中島みゆき『夜会』シリーズに参加している。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。