南海トラフ地震や富士山噴火は、私たちの暮らしに深刻な影響を及ぼす可能性が指摘されています。
最新のリスク情報や実効性のある対策に注目して家族や地域の安全のため、今こそ正しい備えが必要です。
その中でも「ポータブル電源」は災害時のライフライン確保に役立つアイテムであるため、本記事では南海トラフ地震と富士山噴火の動向と、ポータブル電源を紹介します。
南海トラフ地震と富士山噴火の最新動向
南海トラフ地震と富士山噴火の最新動向は防災の観点で気にしておく必要のあるテーマです。以下でここ最近の動向について紹介します。
- 政府は「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」を2025年7月に大幅見直し。死者や被害の大幅減を目指し、これまで以上に対策を強化。
- 今後30年以内の南海トラフ地震発生確率は約80%とされ、被害想定も見直されている。震度7や10mを超える津波が想定範囲。
- 富士山の火山活動は2025年4月現在「噴火警戒レベル1」と最も低いレベル。ただし、将来の警戒レベル引き上げに備え、社会全体で初動や降灰対策が進められている。
- 富士山噴火時の降灰30cm未満なら在宅避難、30cm以上で避難が原則とされ対策が判断されている。
南海トラフ地震と富士山噴火の対策を紹介
南海トラフ地震も富士山噴火のどちらも大きな被害が想定される災害です。最大限に被害を抑えるために必要な備えが必要です。以下のポイントを備えの参考にしてください。
- 家庭内の安全確保対策(家具固定、耐震強化、避難経路の確保)
- 飲料水・食料・簡易トイレ・防塵マスクなど1週間以上の備蓄
- ポータブル電源ソーラーパネルの導入で停電への備え強化
- 情報収集ツール(ラジオ、モバイルバッテリー、複数回線通信手段)
- 防災リュックへの必要物資の準備
- 家族や地域での避難訓練やコミュニケーション体制の確認
- 首都圏では広域降灰を想定し、交通遮断・生活インフラ断絶リスクに備える
南海トラフ地震や富士山噴火の大災害にポータブル電源で備えよう
大規模な災害につきまとうのが停電の不安です。ポータブル電源はどなたでも取り入れられる防災対策です。ここではおすすめ機種を紹介します。
Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

- 製品の特徴
2000Wh超えの容量を要するポータブル電源とポータブルソーラーのセットになるので、4人程度の家族の非常用電源としてであれば十分に活躍してくれます。また、長期停電の際にはソーラー充電で停電時の充電も可能です。
- 容量と家電の稼働時間
容量2042Wh:コーヒーメーカー(450W)であれば4時間以上にわたり使用が可能です。
- 定格出力と稼働できる家電
出力2200W:コーヒーメーカーはもちろん、家庭用コンセントの1500W以上の出力を備えるので多くの家電が使用可能です。
- 出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル

- 製品の特徴
1000Whクラスのスタンダードモデルにポータブルソーラーをセットにした製品です。使用上は1500Wの出力を持つので、自宅で使用する家電に困ることはほとんどありません。
- 容量と家電の稼働時間
容量1070Wh:コーヒーメーカー(450W)で2時間程度の連続使用を行うことができます。
- 定格出力と稼働できる家電
出力1500W:家庭用コンセントクラスの出力なので、アイロンといった消費の大きな家電も問題ありません。
- 出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
まとめ
南海トラフ地震や富士山噴火は、想像を超えるような被害をもたらす恐れがあります。日ごろから備蓄や安全対策を進めてポータブル電源などを賢く活用すれば、非常時だけでなく日常の節電にも役立てられます。後回しにせずに、今から家族とともに万全の準備を進めましょう。

