日経エンタテインメント!「2025年エンタメベスト10」を発表、「7大ジャンル年間ヒットランキング」「注目4ジャンルデータ分析2025」を公開

2026年1月号の特集は「2025年メガヒットエンタメ総力研究」。25年のエンタメシーンを総まくり!

株式会社 日経BPのプレスリリース

 株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口 哲也)は2025年12月4日、エンタテインメント総合メディア『日経エンタテインメント!』2026年1月号で、「2025年エンタメベスト10」などを発表しました。メイン記事は「2025年メガヒットエンタメ総力研究」で、「7大ジャンル年間ヒットランキング」「注目4ジャンルデータ分析2025」も含め総力49ページの大特集で、25年のエンタテインメントを振り返ります。

「2025年エンタメベスト10」

 2025年に発表された作品や、活躍が目立った人物の中から、(1)セールス(2)社会影響度(3)新規性(4)グローバル進出度の4つの視点で、本年を代表するエンタテインメントと考えられる以下の10組を「2025年エンタメベスト10」として編集部で選出しました。特集記事では、関係者への取材、データ分析などを通じて、ヒットの背景や理由を詳細に解説しています。

「2025年エンタメベスト10」(順不同)

  • timelesz

  • Snow Man

  • 『国宝』

  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』

  • HANA

  • KAWAII LAB.

  • AiScReam

  • Mrs. GREEN APPLE

  • 『じゃあ、あんたが作ってみろよ』

  • 大阪・関西万博

 「timelesz」の新メンバーオーディション「timelesz project」は、24年秋の配信開始後、日を追うごとに盛り上がりを見せていき、25年2月15日に発表された新体制は多くの新規ファンを獲得し、音楽・テレビ・CMなど各分野で目を見張る成果を出しました。

 「Snow Man」は、ベスト盤が自己最高セールスの161.3万枚を売り上げる一方、初のスタジアムライブ開催、ライブビューイング1公演で25万人動員など、日本国内で高いセールスパワーを示しました。加えて、グローバルな活躍も目立ちました。

 映画『国宝』は、25年6月6日の公開初週こそ興収3億4600万円で週間ランキング3位だったものの、週を追うごとに前週を上回る成績をあげ、25年11月24日時点で、興行収入173.7億円を突破し、邦画実写作品の歴代興行収入第1位となりました。

 映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』は、25年7月18日の日本公開後、公開122日間で、興行収入約379億円を記録しました。また海外展開も目覚ましく、25年11月16日時点で全世界累計総興行収入は約1063億円を超え、日本映画歴代興収1位を更新しています。

 BMSGとちゃんみなによるオーディション「No No Girls」から生まれた「HANA」のデビュー曲『ROSE』はビルボードジャパン Hot 100で初登場1位、25年10月には2億回再生を突破しました。メッセージ性、音楽性、 共感性の3要素がかみ合い、25年を象徴する音楽ムーブメントの1つとなりました。

 

 アソビシステムが展開する「KAWAII LAB.」は、26年2月に東京ドーム公演を控えるFRUITS ZIPPERに加え、『倍倍FIGHT!』が大ヒットしたCANDY TUNEの2組が『第76回NHK紅白歌合戦』に出演決定。SWEET STEADYとCUTIE STREETもアリーナクラスに育ち、アイドルプロジェクトとての存在感が高まりました。

 『ラブライブ!』シリーズから生まれたユニット「AiScReam」は、デビュー曲『愛♡スクリ~ム!』が、TikTokでのUGC投稿数1100万件、YouTube関連動画 総再生数は175億回を記録(25年9月1日現在)と大ヒット。世界各地でもチャートインし、米ビルボードのGlobal Japan Songs excl. Japanでは2位を記録しました。

 Mrs. GREEN APPLEは25年もヒットソングを連発し、ビルボードの年間ランキングでトップ3を独占。国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」では「最優秀アーティスト賞」も受賞しました。またライブでは、初の韓国ライブや初の5大ドームツアーに加え、“前例破り”の挑戦も続々展開しました。

 ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、放送開始直後から第1話のTVerでの再生回数が3週間弱で600万回を超え、25年12月に入りお気に入り登録者数は170万人に達するなど大ヒットしました。“自分らしさ”と“他者からの期待”の間で揺れる若い世代の葛藤を、夏帆と竹内涼真のW主演が繊細かつリアルに体現しています。

 「大阪・関西万博」は、最終的に総来場者数は2900万人を超えるヒットイベントとなりました。開幕の日にはAdoによるスペシャルライブが開催され、毎晩開催された吉本興業のイベントがSNSで大きな話題を呼び、来場者の満足度第一位にガンダムをテーマにしたパビリオンが選ばれるなど、エンタテインメントの力を内外に広く発信する機会となりました。

「7大ジャンル年間ヒットランキング」

 「映画」「定額制動画配信」「ドラマ 」「バラエティ」「ゲーム」「音楽」「マンガ・本」のエンタテインメント7大ジャンルから、年間ランキングをいち早く掲載しています。加えて各ジャンルの識者にも取材し、25年のエンタテインメントをデータから俯瞰します。

【掲載年間チャート】

  • 映画興行収入ランキングTOP10(編集部調べ)

  • 映画満足度ランキングTOP10(データ提供:Filmarks)

  • SVOD総合ランキングTOP20(データ提供:GEM Partners)

  • SVODオリジナル作品視聴ランキングTOP10(データ提供:GEM Partners)

  • ドラマ最高個人視聴率ランキング TOP20(データ提供:ビデオリサーチ、関東地区)

  • ドラマTVerお気に入り登録者数最高値ランキングTOP5(編集部調べ)

  • バラエティ最高個人視聴率ランキング TOP20(データ提供:ビデオリサーチ、関東地区)

  • ゲームソフト販売本数ランキング TOP10(データ提供:ファミ通)

  • ゲームアプリ消費支出ランキング TOP10(データ提供:Sensor Tower)

  • ビルボードジャパン HOT100 TOP20(データ提供:ビルボードジャパン)

  • アルバムセールスTOP10 (データ提供:サウンドスキャン)

  • コミックランキングTOP10(データ提供:オリコン(oricon.co.jp)

  • 書籍ランキング総合TOP10(データ提供:オリコン(oricon.co.jp)

 映画興行収入ランキングでは、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』『国宝』『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』の3作品が100億円を突破しました。映画満足度ランキングでは、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』がトップとなりました。

 定額制動画配信(SVOD)総合ランキングでは、首位の『薬屋のひとりごと』をはじめ、上位6位までがマンガ・アニメコンテンツとなりました。SVODオリジナル作品視聴ランキングでは、Netflixのイカゲームが1位となる一方、Prime Videoの『私の夫と結婚して』が2位に入り、Netflixの一角を崩しました。

 ドラマ最高個人視聴率ランキングでは『あんぱん』がトップに。同じくNHK朝の連続テレビ小説からは『ばけばけ』が2位に、『おむすび』が4位に入りました。一方、TVerお気に入り登録者数最高値ランキングでは、1位『じゃあ、あんたが作ってみろよ』、2位『放送局占拠』、3位『続・続・最後から二番目の恋』という結果となりました。またバラエティ最高個人視聴率ランキングでは25年も『芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャル』が首位となりました。

 ゲームソフト販売本数ランキングでは、『マリオカート ワールド』『Pokémon LEGENDS Z-A』の2本が100万本超えを記録。ゲームアプリ消費支出ランキングでも『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』がトップとなりました。

 音楽チャートのビルボードジャパン HOT100では、Mrs. GREEN APPLEがトップ3を独占する一方、新人アーティストのHANAが4位に食い込みました。アルバムセールスではSnow Manの『THE BEST 2020-2025』が唯一の100万枚超え作品となりました。

 コミックランキングの1位は、『ONE PIECE』の111巻が唯一100万部を超えトップに。書籍総合ランキング首位は50万部を超えた『大ピンチずかん3』でした。

「注目4ジャンルデータ分析2025」

 特に注目すべきジャンルを「4つの切り口とデータ」で、さらに25年のエンタメヒットを深堀りします。

【1】「推しファン人数&支出金額”月額”推移」(データ提供:GEM Partners)

 人気の推し活MAPからtimeleszやHANAなど“オーディション番組発のグループ”や、阪神タイガースが優勝した“プロ野球12球団”&大谷翔平ら日本人選手の活躍が日本を沸かせた”ロサンゼルス・ドジャース”などに焦点を当て、推しファン人数に加え、支出金額の推移も示します。

【2】「J-POP全世界年間ランキング」(データ提供:ビルボードジャパン)

 韓国や台湾、インドネシアなどアジア、米国、フランス・ドイツといった欧州、ブラジル、南アフリカなど13の国と地域で聴かれたJ-POPのTOP20を掲載しています。25年もアニメタイアップ曲が強く、「Global Japan Songs Excl. Japan」のトップ2曲はCreepy Nutsの『オトノケ』『Bling-Bang-Bang-Born』となりました。

【3】「ライブ動員力ランキングTOP40」(編集部調査)

 ライブ本数と会場収容人数から「年間ライブ動員力」を編集部で算出。Snow Manが初の1位、BE:FIRSTが初のTOP10入りという結果となりました。また25年にジャンルとして伸びたのがソロアーティストで、トップ40に7組と、24年の4組から約2倍に。米津玄師が最上位の11位に入りました。

【4】「テレビアニメ視聴動向TOP100作品」(データ提供:TVS REGZA社)

 クールごとに見た人の総数を図る「シーズン接触率 総合ランキングTOP25」と、「性・年代別バランス比較」で視聴傾向を調査しました。『薬屋のひとりごと』が圧倒的な強さを見せました。

 このほか表紙・巻頭インタビューは、橋本将生・猪俣周杜・篠塚大輝(timelesz)。特装版表紙はFRUITS ZIPPERで巻末特集は「KAWAII LAB.研究」、「今年の顔」のインタビューには、吉沢亮夏帆AdoAiScReam朝井リョウが登場します。

日経エンタテインメント! 2026年1月号
発売日 2025年12月4日(木)
通常版特別定価 890円
特装版特別定価   960円
【表紙】
通常版/橋本将生・猪俣周杜・篠塚大輝(timelesz)

nkbp.lnky.jp/Vsj3jRW
特装版/FRUITS ZIPPER

nkbp.lnky.jp/QE82s0c

「日経エンタテインメント!」について

 「日経エンタテインメント!」(https://xtrend.nikkei.com/sp/ent/ )は、1997年創刊のエンタテインメント総合メディア。月刊の雑誌およびWebにて、映画・音楽・テレビ・アニメ・本・マンガ・ゲーム…とオールジャンルのエンタテインメント情報を発信。制作やプロモーションの舞台裏、マーケットデータ解説、タレントやクリエーターインタビューなど、ヒット&注目作品の最新事情をお届けしている。

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