「ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-」新春1月3日より開催!
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティのプレスリリース
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区、代表理事:志村季世恵)は、2025年12月24日(水)公開の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』とのタイアップ企画として、暗闇で視覚以外の感覚を使って楽しむ特別プログラム「ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-」を2026年1月3日(土)〜31日(土)の期間限定で開催いたします。
完全な暗闇を舞台にした体験型エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と『映画ラストマン -FIRST LOVE-』がコラボレーション。映画の主人公である全盲の捜査官・皆実広見が物語の中で頼りにする声や気配、距離感など、視覚以外の情報だけを手がかりに捜査を進める能力を、純度100%の暗闇の中で追体験いただけます。
「ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-」WEBサイト https://lastman-did.studio.site
皆実さんの能力を解き明かそう!
そして、私たちの能力を呼び覚まそう!
皆実さんのように。
丁寧に歩いてみよう。丁寧に聴いてみよう。
丁寧に相手の気持ちを感じてみよう。
皆実さんの感覚を追体験しながらLOVEを深めてみよう。
もしかしたら新たな発見や気づきが生まれて、
私たちの生き方や暮らし方に変化が起きるかもしれないから。
体験の始まりは、アテンド(視覚障害者)による「クロックポジション(*)」の説明から。
そこに、スマートフォンへ突然の連絡が届く。音声が3倍速で流れる。どうやら移動の指示!
さぁ、いよいよ真っ暗闇の世界へ。
(*)クロックポジション:視覚障害者に方向を伝える方法の1つ。方向をアナログ時計の文字盤に見立て、その人の正面・奥を12時、手前が6時、右手が3時、左手が9時となる。
◾️開催背景
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は、全盲の捜査官・皆実が、声や気配、距離感といった視覚以外の情報を手がかりに事件解決へと挑む姿を描いています。ただ、一人で解決するわけではなく、必要なときには周囲の力を受け取りながら前進する— その独特のスタイルが、皆実というキャラクターの魅力をより際立たせています。この皆実の役作りのための全盲所作指導を、ダイアログ・イン・ザ・ダークの視覚障害者スタッフたちが担当しています。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚を使わない暗闇の中で人と人がフラットにつながり、助け合い、互いに声をかけ合いながら楽しむエンターテイメントです。視覚以外の感覚を研ぎ澄ませ、人と人との関わりについても、日常とは異なる世界の捉え方が生まれます。
今回のコラボレーションは、作品の世界観を深く感じられるだけでなく、捜査官・皆実というキャラクターの本質に、参加者それぞれが実体験として迫る企画です。映画ファンの方にも、初めてダイアログ・イン・ザ・ダークを訪れる方にも、物語の余白を自分の感覚で掘り下げる新しい視点を楽しんでいただけることを目指しています。
◾️開催概要
日程:2026年1月3日(土)〜31日(土) ※1日6回開催(予定)
体験時間:約90分間
体験費用(税込):大人 4,950円/学生 2,750円/小学生 550円
会場:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(東京都港区海岸1丁目10−45
アトレ竹芝 シアター棟 1F)
体験者数:約1,000名(予定)
ご予約:WEBより事前予約制
チケットページ:https://lastman-did.studio.site
◾️映画ビジュアルの特設展示
東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」フロント壁面にて、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の大型ビジュアルを掲示します。来場者が映画の世界観に触れながら体験へ向かえるよう、視覚的な導線を整えます。
掲出期間:2025年12月15日(月)〜2026年1月31日(土)
◾️『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
タイトル:『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
脚本:黒岩勉
企画プロデュース:東仲恵吾
監督:平野俊一
配給:松竹
公開:2025年12月24日(水)全国ロードショー
クレジット:(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
公式HP:https://www.lastman2025.jp
公式X:@LASTMAN_tbs 公式Instagram:lastman_tbs 公式TikTok:@lastman_tbstv
【ダイアログ・イン・ザ・ダークとは】
視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した“純度100%の暗闇”の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメントです。
1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで約50カ国で開催され、900万人を超える人々が体験しました。日本では、1999年11月の初開催以降、これまで30万人以上が体験しています。 体験者からは、「近くの人への信頼が増していくのがわかりました。見える世界でも、そんな助け合いができるといい」(40代・女性)、「しょうがいがある人も、ない人も、しゃべったりきいたりするとなかよくなれる」(小学生)などの声が寄せられています。現在、常設会場としては、東京・竹芝のダイアログ・ダイバーティミュージアム「対話の森」で開催中。
【一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティについて】
たがいを認め、助けあう社会を実現するためのフラッグシッププロジェクトを開催。1999年以降、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」「ダイアログ・ウィズ・タイム」のソーシャルエンターテイメントプログラムを開催し、これまで延べ約33万人が体験しました。
2020年8月には、東京・竹芝に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をはじめとしたプログラムを体験できるダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」をオープン。誰もが対等に対話することで協力し信頼し安心して社会参加ができるようにし、もっとより豊かで多様性のある社会の形成及び発展に寄与することを目的としています。
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ :https://djs.dialogue.or.jp/
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/