ショートドラマ・ショートアニメを”量産できる工程”へ。AI動画生成「genas.ai」提供開始

素材作成→動画生成→音声→口パク→高画質化を1つの環境で完結。日本語入力をプロ品質に変換する独自エンジン搭載

株式会社ニュウジアのプレスリリース

株式会社ニュウジア（本社：東京都中央区、代表取締役：柏口之宏）は、ショートドラマ・ショートアニメ制作を”量産できる工程”へ変えるAI動画生成プラットフォーム「genas.ai（ジェナス）」の提供を開始いたしました。

genas.ai（ジェナス）ページ：https://genas.ai

■ 世界のIP業界に激震：ディズニー×OpenAI（Sora 2）の歴史的提携

2025年12月、世界最大のエンターテインメント企業ウォルト・ディズニー・カンパニーが、OpenAI（Sora 2）との3年間の包括的ライセンス契約と10億ドル（約1,500億円）の出資を発表しました。

この提携により、Sora上でミッキーマウス、アイアンマン、ダース・ベイダーなど200以上のディズニー、マーベル、ピクサー、スター・ウォーズのキャラクターを使った短編動画の生成が可能になります。生成されたファン作品の一部はDisney+でも配信される予定です。

これまでIP（知的財産）業界は、生成AIに対して著作権侵害への懸念から慎重な姿勢、あるいは批判的な対応をとってきました。

しかし、この歴史的提携は「AIと共創する」という新たなトレンドの始まりを意味します。

世界のエンターテインメント業界が大きく舵を切る中、日本企業もAI動画生成に対する姿勢を再検討する時期に来ています。「AIを敵視する」から「AIと共創する」へ—この転換を支援する日本発のプラットフォームとして、当社は「genas.ai」を開発しました。

■ ショートドラマ・ショートアニメ制作の課題

縦型ショート動画の需要拡大により、マーケティング、IP活用、採用・広報領域で短尺コンテンツの継続的な制作・運用ニーズが急速に高まっています。

一方で、「生成AIで動画を”作れる”」こと自体は一般化しつつあるものの、制作現場では以下の課題が残り続けています。

工程が分断しており、ツールの行き来・手戻りが多い
入力が難しく、狙った世界観や演出に寄せるのが安定しない
一部の詳しい担当者に依存し、属人化して量産できない
結果として「結局、従来通り撮影した方が早い」となり、継続利用が止まる

当社はこれらを「生成モデル単体の性能」ではなく、制作工程そのものが成立していない問題として捉え直し、genas.aiを開発しました。

■ genas.aiの特長

1. 分断された制作工程を、1つの環境で完結

これまでのショートドラマ・ショートアニメ制作では、素材作成、動画生成、音声生成、口パク同期、高画質化など、制作工程ごとに別々のサービスやツールを使い分ける必要がありました。genas.aiでは、これらの主要機能を1つのプラットフォームに統合。素材作成→動画生成→音声生成→口パク同期→高画質化という一連の制作工程を、1つの環境で完結できます。