警察庁特別防犯支援官 伍代夏子氏 和歌山県橋本市にて特殊詐欺被害防止の広報啓発を実施 「家族を守るためにもぜひ詐欺対策を」

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチームのプレスリリース

この度、警察庁特別防犯支援官の伍代夏子氏が、和歌山県橋本市市制20周年に伴う記念イベント「みんなでとめよう!!国際電話~みんとめ大作戦in橋本~」に登壇し、特殊詐欺に関する広報啓発を実施しました。

■伍代支援官「本物の警察官はSNSで逮捕状や警察手帳を見せてくることはありません!」

 伍代支援官は、イベント冒頭、和歌山県内の特殊詐欺被害が拡大しているという警察官からの説明を受け、「オレオレ詐欺での被害が広がっているようですが、オレオレ詐欺はもう防げる手口となってきていますので、皆さん注意していきましょう。」と呼び掛けました。さらに昨今、被害が拡大してきているニセ警察詐欺については「最近では海外からの国際電話番号を利用して、警察官を騙ってお金を騙し取ってくるニセ警察詐欺が広がっています。国際電話の利用休止を申し込めば、無料で発着信を止めることができ、被害防止に効果的です。」等と被害防止対策を説明しました。また、ニセ警察詐欺ではSNSやビデオ通話でニセの逮捕状やニセの警察手帳を見せて不安を煽ってきますが、本物の警察官はSNSなどで逮捕状や警察手帳を見せることはありません!」と注意喚起を行いました。

■伍代支援官「皆さんの家族を守るためにもぜひ詐欺対策を行ってほしい」

イベントでは参加者とのふれあいトークも実施され、参加者から寄せられた「詐欺被害を自分事としてとらえ、行動を起こすためにはどうすればよいか?」という質問に対して「大切なのは詐欺の電話はいつかかってくるかわからないということをしっかり認識すること。『自分はそういった詐欺に騙されない』と思うことが一番危険です」と詐欺被害に対する心構えを語りました。さらに続けて「自分の取る対策を自分だけのものと捉えず、例えば遠く離れて住んでいる親戚とか、おじいちゃんおばあちゃんとか、そういった家族の財産を守るという意識をもってほしいと思います。」と呼び掛けました。

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐ特殊詐欺等に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。

【開催概要】
■催事名:和歌山県橋本市市制20周年に伴う記念イベント「みんなでとめよう!!国際電話~みんとめ大作戦in橋本~」

■実施日:2025年12月11日(木)

■実施会場:橋本市サカイキャニング産業文化会館(アザレア)
■出席者:警察庁 特別防犯支援官 伍代夏子氏

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