観る者に白昼夢の中をたゆたうような映画体験をもたらすロードトリップ・ムービーの注目作。映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』Blu-rayが2026年4月8日(水)に発売決定!

オランダからボスニアへ、少女でも大人でもないアルマの”自分探し”の旅が始まる。映画『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』のBlu-rayが2026年4月8日(水)に発売いたします。

株式会社ハピネットのプレスリリース

誰か連れ出して…この退屈な世界から

■この物語は、アルマ同様にボスニア生まれオランダ育ちのエナ・センディヤレヴィッチ監督による長編デビュー作。監督が心酔するジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に影響を受けて描かれた作品だ。男女3人の主要キャラクター、静的でミニマルな演出、ゆったりと流れる時間、そして余白に満ちた空間。さらにアイデンティティが不確かな主人公の”自分探し”という普遍的なテーマを追求した本作は、世界中から優れたインディペンデント映画が集うロッテルダム国際映画祭コンペティション部門でタイガーアワードを受賞し、国際的にも高く評価された。

■アルマが無造作にまとう、ぺらりとしたベロアのワンピース。パステルトーンが印象的な美術。美しくもどこか荒涼とした風景を、撮影監督エモ・ウィームホフが独自の構図で切り取る。ローファイで夢のような空気感を醸し出すエラ・ファン・デル・ワウデの音楽。そして、ソニック・ユースによる疾走感あふれる挿入曲「Kool Thing」の使い方も絶妙だ。

■第48回ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード/2019サラエボ映画祭ハートオブサラエボ賞/第21回ソウル国際女性映画祭最優秀映画賞                                               

■マスコミ・レビュー:

・ソフィア·コッポラの初期作を想起させながら、シャンタル·アケルマンの知性、ヴィム·ヴェンダースの距離感、ジム·ジャームッシュの諧謔、そしてデイビット·ホックニーの光を現代に融合したような一作––––– Irish FilmCritic

・オフビートな旅路、たどり着くのは風の音しか聞こえない贅沢––––– Hollywood Reporter

・荷物は少なめ、戸惑いは多め。”私”を置いてきた場所を探す、ちょっと不機嫌な夏休み––––– Zawieszony


▼『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』作品情報

【キャスト】

サラ・ルナ・ゾリッチ(アルマ役)

エルナド・プルニャヴォラツ(エミール役)

ラザ・ドラゴイェヴィッチ(デニス役)

【スタッフ】

監督・脚本:エナ・センディヤレヴィッチ

撮影:エモ・ウィームホフ

編集:ロット・ロスマーク

衣装:ネダ・ナゲル

音響:ヴィンセント・シンセレッティ

音楽: エラ・ファン・デル・ワウデ

【ストーリー】

大人への入り口に立つ少女アルマは、オランダ育ちのボスニア人。母と自分を置いて母国に帰った父が入院し、死にかけているという知らせを受け、父に会うため一人ボスニアへ向かう。冷たい態度で彼女を迎える従兄弟のエミールと、下心いっぱいで近づくその親友デニス。エミールのアパートに着いたものの、キャリーケースの鍵が壊れ、母に買ってもらったペラペラのベロアのワンピース一枚の着たきり雀となったアルマ。ひとり夜の街をさまよい、まるで大人ぶるように髪をブロンドに染める。父の病院に車で送ってほしいと頼むが、忙しいからとエミールたちに相手にされず、仕方なく長距離バスに乗り込むアルマだったが…。

▼『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』Blu-ray 商品情報

【発売日】

2026年4月8日(水)

【価格】

5,500円(税込)

【映像特典】

・予告編(2分)

【封入特典】

・特製リーフレット&ポストカード

※商品の仕様は変更になる場合がございます。

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